こころの時代 ”究極の悲しみ”に寄り添う 高木慶子

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こころの時代 ”究極の悲しみ”に寄り添う 高木慶子
2009年11月8日 NHK教育テレビ

日本グリーフケア研究所 所長 高木慶子(たかきよしこ) ききて:西橋正泰

災害や事件・事故で、突然、大切な人を失った時、襲ってくる埋めようのない悲しみや罪悪感。そうした「グリーフ」と呼ばれる心の状態を、どのようにやわらげるか。カトリックのシスター、高木さんは、阪神大震災で自分自身も被災した体験などから、心のケアに深く携わってきた。残された人々に寄り添い、「心の闇」に向き合ってきた体験を聞く。



・喪失体験の結果として残るものがグリーフ。それは、肉親を亡くするだけではなく、いろいろな現象にある。その背景には時代の変化があるという。過去には家族形態や近隣関係が癒しの場となっていた。現在は家族数が減り密度の濃い人間関係を構築していており、その喪失は大きな影響を与えるという。関係性のない人が励まし・慰めても効果は受け止めることができない。

13代目のクリスチャンだという。曾祖父も著名な方であったようだ。上智大アルフォンス・デーケン教授との出会いが重要だった。「兵庫・生と死を考える会」では、生と死の教育(死に支度)、悲嘆教育、ターミナルケアを中心にしているという。

高木氏の話では、専門でグリーフケアのできる人材を育てたいということを望んでいる。自然死、自然災害での死、事故での死では違うという。彼女は、福知山線脱線事故のケアをJR西日本から援助を受けて実施てきた。グリーフケアワーカーはカウンセラーとは違うという。最近は自殺未遂・遺族にも目を向けているという。

彼女は「20年間の経験によって…」という言葉を何度も使って話をした。その点には違和感を感じた。デーケン教授の講演や著作にはユーモアの精神があり、それが死という現実に対しても有効であると感じていた。高木さんには、余裕というものを残念ながら感じなかった。それから、いろいろな心理系資格が乱立する時代にあり、どれもが有効範囲を定めているが本当に有効なのだろうかということが疑問となってしまう。


・聖心女子大学文学部卒業。上智大学神学部博士課程前期修了。博士(宗教文化)。
現在 聖トマス大学名誉教授、上智大学教授・同大学グリーフケア研究所所長、「生と死を考える会全国協議会」会長、「兵庫・生と死を考える会」会長、「日本スピリチュアルケア学会」副理事長

 ⇒ 髙木慶子 グリーフケア研究所特任所長へ


上智大学 公式サイト   http://www.sophia.ac.jp/jpn/admissions/griefcare

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グリーフケアワーカー養成講座、4日募集開始
2009年11月03日 読売新聞

 学生募集の停止に伴い、来年4月から聖トマス大(兵庫県尼崎市若王寺)から上智大に運営主体が移管する「日本グリーフケア研究所」は、4日から「グリーフケアワーカー」養成講座の来年度の募集を始める。発足初年度から運営主体の変更を余儀なくされた同研究所だが、講座は今年度と同じ場所、内容で行う。

 講座は、グリーフ(悲嘆)ケアを専門的に研究し、事故や災害などで近しい人を亡くした遺族らに寄り添う専門職や市民ボランティアを養成するのを目指しており、合格者はまず基礎コース(1年制)を受講する。講座の期間は2010年4月2日から11年2月26日まで(予定)で、水曜(午後6時~8時50分)はJR大阪駅前のキャンパスポート大阪(予定)で、金曜(午後6時~7時半)と土曜(午前9時半~午後4時10分)は聖トマス大で開講する。

 定員は40人で、書類選考、面接で選抜する。出願には「大学卒業か、同等の学力があると認められる者」などの条件がある。申し込みは12月17日までで、検定料2万円が必要。

養成講座は3年。臨床心理学や死生学、ボランティア論などを学び、2年次からは病院実習なども行う。修了すれば、専門資格「グリーフケアワーカー」の認定を申請できる。



〈追加記事〉

急接近:高木慶子さん 悲嘆にくれる震災被害者へのケアとは?
2011年3月28日 毎日新聞 <KEY PERSON INTERVIEW>

 東日本大震災では、多くの人が肉親や親しい人を亡くし、助かった人も住み慣れた家や思い出の品々を失った。悲嘆の底に沈む人たちにどう接すればよいのだろうか。阪神大震災やJR福知山線脱線事故の犠牲者遺族のグリーフ(悲嘆)ケアを続ける上智大グリーフケア研究所所長に聞く。【聞き手・鈴木敬吾】

 ◇一人にせず抱きしめて-上智大グリーフケア研究所所長・高木慶子さん(74)

 -被災者の心理は今どんな状態でしょうか。

 ◆ 一瞬にして家族を失い、住む家を流され、着の身着のままで避難所に来て、食べ物も十分に無く、凍えている。不安と恐怖でいっぱいのパニック状態でしょう。

 悲嘆とは喪失体験の結果もたらされる感情です。今回の大震災では多くの方がたくさんの喪失を重ねている。悲嘆も深く複雑になります。安否が確認できない家族がいれば、別の不安要因として重なります。心と体がバラバラの状態で、突然泣き出したり、走り出す人もいるでしょう。

 -そうした状態はどのくらい続きますか。

 ◆ 個人差はありますが、阪神大震災の経験では1カ月から1カ月半は続きます。でも、その間はまだいい。よく時の経過が癒やしてくれると言いますが、逆です。

 1カ月ほどして避難所生活に慣れてくると、周囲の人との比較などから喪失の大きさを実感するようになり、悲しみ苦しみはかえって深まります。手をつないでいた家族が津波で流されてしまったという体験もたくさんあったようです。なぜ助けられなかったのか。なぜ自分だけ生き残ったのか。自責の念や罪悪感にとらわれる人が多いでしょう。また今回は地震、津波の自然災害に、人災の側面も否定しがたい原発事故が絡んでいます。「加害者への怒り」も加わり、悲嘆はさらに複雑になります。

 -そうした人にどう対応すればよいでしょうか。

 ◆ 決して一人きりにしてはいけません。阪神でも、避難所や海岸でポツンと一人でいる人には必ず声をかけ、男女関係なしに抱き締めました。抱き締められることで、生きている事実を、一人ではないことを確信できるのです。

 被災地にボランティアが入っていけない現状では、被災者同士が声をかけ合い、ケアし合うしかありません。阪神の経験では、それは十分可能です。

 ◇阪神教訓に地域と結べ

 -悲嘆を癒やす専門家、グリーフケアワーカーの必要性を訴えてきました。

 ◆ かつての日本社会は大家族で生活が営まれ、地域社会に濃厚な人間関係がありました。その中で悲嘆は自然と癒やされましたが、核家族化が進み、地域の人間関係が希薄になった今、悲嘆者はより孤独になり、意識的に第三者からのケアを受ける必要性が生じてきたのです。私たちの研究所はその専門職を養成する講座を開いており、今回、ボランティアのための短期研修も実施する予定です。

 でも、素人でもグリーフケアワーカーになれます。中年以上の人の多くが肉親の死を体験しています。その悲嘆体験を思い出し、被災者に接してください。悲しみを受け止めるのにはエネルギーが必要ですが、時間と空間を共にすることがケアの基本です。一緒に過ごすだけでもケアになります。

 -行政に必要な視点は。

 ◆ 阪神の反省は、避難所から仮設住宅、復興住宅へと被災者の生活再建が進む過程で、地域社会のつながりを絶ってしまったことです。被災地は都市部に比べ人間関係が濃密なようです。大変でしょうが、仮設住宅はなるべく元の住所の近くに建設し、抽選で決めるようなことはせず、地区ごとで入居できるようにすべきです。

 もう一つはご遺体の保存です。行政は急いで対応しようとしていますが、一時的に遠隔地に運んででもしっかりと保存し、遺族がちゃんとお別れできるようにしてほしい。ご遺体がどんな状態でも、対面し、お別れすることで、悲嘆は間違いなく軽減されます。

 -被災地から遠く離れた人にできることはありますか。

 ◆ お祈りができるじゃないですか。神さま、仏さま、ご先祖さま、どなたでもいい。被災者の不安と恐怖が少しでも和らぐよう、離れ離れになった家族が再会できるよう祈ってください。被災者に寄り添う気持ちから行動の第一歩が始まります。

 -カトリックのシスターです。宗教者に何を望みますか。

 ◆ 悲嘆者には感情を表出する過程が必要です。宗教施設は悲嘆者が安心して泣き叫べる場であってほしい。宗教者は苦しむ人の悲嘆を受け止めるのが務めです。私もスタンバイしています。


 ◇グリーフケア
 配偶者や子ども、親、友人など大切な人を亡くし、大きな悲嘆(グリーフ)に襲われている人に対するサポートのこと。精神的、身体的な反応や生活行動の変化に着目することで悲嘆の軽減を図る。グリーフケア研究所は、グリーフケアを専門とした日本初の教育研究機関として09年4月に兵庫県尼崎市の聖トマス大学に設立。同大学が学生募集を停止した10年4月、同じカトリック系の上智大学に移管された。

 ◇高木慶子(たかき・よしこ)
 1936年生まれ。聖心女子大で心理学を学び、上智大大学院神学研究科修士課程修了。博士(宗教文化)。上智大学特任教授。生と死を考える会全国協議会会長。近著に「大切な人をなくすということ」。



心のケア、阪神の専門家が乗り出す ボランティアらに「謙虚な姿勢」求める
2011.3.22 産経新聞

上智大グリーフケア研究所の高木慶子所長

 東日本大震災の被災者に対し、阪神大震災被災者への精神的支援「グリーフ(悲嘆)・ケア」を行ってきた上智大グリーフケア研究所(兵庫県尼崎市)の高木慶子所長(74)らが近く、現地などでケアに乗り出すことを決めた。街が流された喪失感は阪神大震災以上とみられ、高木所長は「細やかな配慮が必要」と指摘。被災地や避難先で支援するボランティアらに対しても「被災者を傷つけないよう、謙虚な姿勢を忘れないで」と訴えている。

 高木所長は、ガン患者のターミナルケアや遺族のカウンセリングを通して悲嘆を研究。平成7年の阪神大震災でも被災者支援を行い、子供を亡くした母親34人の声を集めた本を出版するなど、災害特有の喪失体験の調査を重ねてきた。

 高木所長によると、災害による悲嘆は、家族を亡くすと同時に家や仕事を失うなど喪失体験が重複し、重圧が非常に大きいのが特徴。今回は、津波で住んでいた街がのみ込まれるという阪神大震災にはなかった喪失も加わるため、専門的ケアが不可欠と判断した。

 来週にも研究所のグリーフ・ケア専門家が被災地へ行くほか、高木所長らは関西に避難してきた被災者のケアに当たるという。

 また、心のケアの専門家以外の支援者やボランティアが被災者に接する際の注意も呼びかけ、高木所長は「『私はあなたの苦しみを理解することはできません。許してください』という謙虚な気持ちで被災者の言葉に耳を傾けてほしい」と訴えている。

 津波の様子など自分が気になることを質問したり、被災者の心情を理解しているかのように接すれば、さらに被災者を傷つけてしまう可能性があるといい、「被災者の世界に入って話を聞き、『一緒に生きていきましょう』と声をかけて」と強調する。

 その上で、被災者は悲しみを一人で背負わず、周りの人たちに支えられることが重要と指摘。「つらさや不安を抱え込まず、表に出してほしい。書いたり、歌ったり、絵を描いたり、手段は何でもかまわない」と呼びかけている。



<この一冊> 高木慶子、柳田邦男編著『<悲嘆>と向き合い、ケアする社会をめざして』 
2013/5/21 中日新聞夕刊

 突然、愛する人を喪(うしな)うという人生の不条理に、人はどう立ち向かえばよいのか? 作家の柳田邦男さんが専門の精神科医やカウンセラーとともに、“グリーフケア”と呼ばれるこの困難なテーマに向き合った本が2冊、相次いで出版された。表題本は、JR西日本福知山線事故遺族の手記をもとに、上智大学グリーフケア研究所による遺族へのケアと、その症例分析を7年がかりでまとめたもの。

 もう一冊の『災害と子どものこころ』(集英社新書)は、児童精神科医・清水将之さんのチームが、東日本大震災の大津波と原発事故で、肉親や故郷を喪った子どもたちに行ったケアの内容を検証、法制化や組織づくりなど今後の取り組みへの指針を示す。柳田さんは「災厄」と呼ぶべきこれら大災害や事件事故でこそ、必要性が痛感される「被害者の視点」を訴える。平凡社・1575円。(茶)



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<自著を語る> 島薗進さん(上智大神学部教授、グリーフケア研究所長)
2013/11/5 中日新聞 夕刊

 日本人の心には仏教的な思想やものの感じ方がしみ込んでいる。東日本大震災や福島原発災害ではいく度もそう感じた。

 お寺が被災者に解放された。また、僧侶が被災者に寄り添い、ともに苦難を担おうとし、人々の信頼を集める場面に出会うことも多かった。全日本仏教会の宣言文「原子力発電によらない生き方を求めて」(二〇一一年十二月)は大いに共感をよんだ。

 だが、これは古代以来の日本仏教のあり方から見て変則的なものではない。むしろ古来のあり方に即したものなのだ。近代的な仏教観が、それをおし隠していた。個人中心の宗教観や鎌倉仏教こそ大乗仏教の究極の展開形態だといった見方がじゃまをして、「社会倫理」の側面が見えにくくなっていたのだ。

 広く仏教史を見渡してみると、仏教徒は「社会に正法(しょうぼう)を具現する」という目標を掲げ続けてきたことが分かる。ゴータマ・ブッダ自身そうであったし、アショーカ王もそうだった。現代のタイの仏教やダライ・ラマの行動や言葉にもそうした考え方は顕著に見られる。

 そして日本の仏教史をつぶさにたどってみると、「正法」の理念はその根底を支えてきたことが分かる。正法(妙法)を掲げる『金光明経』『法華経』の影響力、正法流布の基礎と考えられた「戒壇」(授戒の場)への情熱、正法の後退を嘆く末法思想の力、『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』を著した道元のこだわり-「正法」理念の光に照らすとそれらの相互関係が見えやすくなる。

 正法を求めることは、社会に仏法を具現しようとすることでもある。このことを理解すると、行基や聖徳太子の時代から、戦前の日蓮主義を経て、戦後の創価学会や立正佼成会が取り組む社会・政治活動まで、一貫した社会倫理性が見えてくる。

 では、それは「慈悲」や「菩薩(ぼさつ)行」といった倫理思想とどう関わるのか。

 浄土真宗の他力思想は社会倫理としてどう位置づけられるか。仏教の社会倫理を問おうとした中村元や和辻哲郎や渡辺照宏らの学者の仕事を参考にしながら、私なりの見通しを提示している。(岩波書店・二四一五円)

 <島薗進(しまぞの・すすむ)>1948年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。専攻は近代日本宗教史、比較宗教運動論、死生学。東京外国語大助教授、東京大文学部教授などを経て現職。著書に『現代救済宗教論』など。



悲嘆ケアの経験共有、上智大研 修了生が発表
2015年3月28日 東京新聞

 深い悲しみ(グリーフ)を抱く人を精神的に支える人材を育てる上智大グリーフケア研究所の講座修了生による初めての発表会が28日、上智大(東京都千代田区)で開かれた。ケアを実践する修了生の間で経験を共有するのが狙い。

 同研究所は2005年の尼崎JR脱線事故をきっかけに、事故や災害の遺族らをケアする人材養成を目的に設立された。

 修了生には脱線事故の遺族もおり、事故で次女=当時(18)=を亡くした女性(60)は「緩和ケア病棟のボランティア活動」の題名で発表した。(共同)



遺族会広がる支援の輪 ネットワーク組織発足
2015年5月7日 神戸新聞

 事故や自死などで家族を亡くした人らでつくる兵庫県内などの「遺族会」が連携を深めるため、「関西遺族会ネットワーク」を立ち上げ、活動を発信するホームページ(HP)を開設した。悲嘆(グリーフ)ケアを学んだ尼崎JR脱線事故の遺族らによる会や、流産や死産を経験した人らの会など幅広い団体で構成。情報交換や勉強会などを通じ、支援の充実を目指す。(宮本万里子)

 遺族会は遺族本人や大学教員ら専門家、僧侶などさまざまな人が中心となり、定期的に集まりの場を開いて思いを分かち合う。一方、運営に携わる人が多忙だったり、少なかったりし、情報発信は難しいのが実情。個別にHPを設ける団体も少なく、遺族支援の輪は広がりにくかった。

 そうした背景を踏まえ、自らも遺族会を主宰する黒川雅代子・龍谷大短期大学部准教授(社会福祉学)の呼び掛けで「関西遺族会ネットワーク」が発足した。関西6府県の30団体が集い、年2回、各団体の運営者らが交流会で課題などを共有して「顔が見える」関係を維持。これから遺族会をつくる人の支援も目指すという。

 HPでは、各団体の活動内容や対象者、連絡先を紹介。亡くした人を「子ども」「配偶者」などから、亡くなった理由を「自死」「事故・天災」「犯罪被害」などから、活動地域を6府県から、それぞれ選び、自分に合った遺族会を探すことができる。

 黒川准教授は「遺族会の情報は少なく、3年前の新聞記事を手に会にやって来る人もいる。知恵を出し合う緩やかなネットワークとして、傷ついた人の支えにつなげたい」と力を込める。

 脱線事故で次女=当時(18)=を亡くした宝塚市の女性(60)は、上智大のグリーフケア研究所で学んだ仲間らと遺族会をつくり、今回のネットワークに参加。「癒やし合いの場を広く発信し、輪が広がるきっかけになれば」と話す。

 新たな参加団体も募集中。関西遺族会ネットワークのHPからメールで問い合わせできる。同ネットワーク事務局は、龍谷大短期大学部・黒川研究室(同大代表TEL075・642・1111)


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