浄霊代など650万円、TV人気霊媒師らを提訴

浄霊代など650万円、TV人気霊媒師らを提訴
2010年1月21日 読売新聞

 「浄霊代」名目で多額の現金をだまし取られたとして、名古屋市在住の主婦(49)が21日、熊本市の宗教法人「肥後修験遍照(へんしょう)院(通称・六水(ろくすい)院)」と、下ヨシ子主宰者ら幹部5人を相手取り、約950万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。

 下主宰者は、フジテレビ系列の「ほんとにあった怖い話」「奇跡体験!アンビリバボー」など多数のテレビ番組に、霊媒師として出演している。

 訴状などによると、女性は2002年、ヘルニアなどの体調不良や家族間の問題などの悩みをテレビ番組で紹介されていた同院に電話で相談。08年11月にかけて約50回にわたり、「浄霊代」「守護神代」などとして計約652万円を支払ったという。

 一方、同院は「女性の依頼に応えたもの」などとして、債務がないことの確認を求める訴訟を同地裁に起こしている。



・こうした悩みをタネにして民事裁判が繰り返される。マスコミに登場すれば、実力者とされて相談が急増する。彼らの仕事は疑似カウンセリングだから、それで気持ちが楽になる人も多いだろう。苦しみに対する原因を霊のせいにすることは分かりやすいから、繰り返して問題になる。霊媒という仕事は古典的なもので決して目新しさはないが、別の世界からのお告げは神秘的でもある。彼らの話は常識的なところに落ち着く。先祖を敬って供養を続けてくださいということに尽きると思う。こうした訴訟を起こすのは、クライアントの気持ちを汲み取る術に問題があるためだろう。バカバカしいと思うが、人間心理を考えるにはよい材料となる。


<以下追加引用>

「霊能力者」に賠償命令=テレビにも出演-名古屋地裁
2012/04/14 時事通信社

 霊感商法で多額の支払いを強いられたとして、名古屋市の50代女性が、霊能力者としてテレビ番組にも出演していた下ヨシ子氏らを相手に約960万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、名古屋地裁(堀内照美裁判長)は13日、下氏ら4人と宗教法人肥後修験遍照院(熊本市)に約610万円の支払いを命じた。

 堀内裁判長は、下氏らの行為について「女性を不安に陥れたり、畏怖させたりする行為で違法」と判断した。

 判決によると、下氏らは「守護霊を体内に入れないと不幸になる」などと女性の不安をあおり、儀式費用などの名目で2002~08年に計約530万円を支払わせた。


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