全身音楽体験~大野和士と子どもたち~

全身音楽体験~大野和士と子どもたち~
12月26日 NHK教育 午後3:00~4:30

 世界で活躍する指揮者・大野和士が子どもにプレゼントする、クラシック音楽特別講座。
 取り上げる曲は、「火の鳥」(ストラヴィンスキー)、「牧神の午後への前奏曲」(ドビュッシー)の2つのバレエ音楽。いずれも、天才バレエダンサー・ニジンスキーを擁し、20世紀初頭に世界を魅了したロシア・バレエ団の代表的な演目だ。
 「この曲を100年前のニジンスキーのように体で表現してください」大野さんから出されたこの難題に、都内の小学生たちが3か月かけて取り組んだ。大野さんの鮮やかな解説と、ダンスグループ・コンドルズの助けで、子どもたちは自由に想像を広げ、思いもつかないような表現を生み出していく。
 テレビを見ながら、子どもたちと一緒に音楽を体感してもらいたい。



・現在音楽監督を務めるフランス国立リヨン歌劇場管弦楽団を率いての日本公演に先立つ企画。
今年8月に単身来日した大野は、都内2小学校の学生に課題曲に合わせてダンスを創作するように指導。2曲はクラシックの名曲である。もともとバレエ団のために書かれた音楽なので踊りやすいのだろう。大野は、音楽は耳で聴くのではなく全身で感じるものだと語った。舞踊と音楽は近しい関係なので表現しやすい。最初の課題では曲を聴いてのイメージを描かせるというものだった。NHKでの顔合わせの後、3カ月をかけて作品を仕上げて、11月の来日公演に合わせて披露させた。小学校の体育館で行われた披露は、リヨン管弦楽団のメンバー有志が実演を披露して後に発表された。また、オーチャードホールでの演奏会では、聴衆に参加してもらい曲に合わせて身体を動かしてもらうという趣向で進行した。コンドルズという若手ダンスグループの人たちが、踊りのアドバイスをして一段と見ごたえあるものとなっていた。大野は多忙な中も帰国しては、身障者・高齢者の慰問、子どもたちへの音楽教育を欠かさないことで人望もある。個人的な思いとしては、音楽の裾野を広げることに対しては良いことだと感じる。後は、個人が深く音楽と触れあい魂の浄化をもってもらいたい。子どもたちが生の音楽に触れる時の顔は美しいと思う。
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