バチカン、ミリンゴ大司教を追放

バチカン、ミリンゴ大司教を追放
2009年12月19日 ウィーン発 『コンフィデンシャル』

 ローマ・カトリック教会総本山、バチカン法王庁は17日、聖職者の独身義務を破棄して結婚し、法王の許可なく聖職者を司教任命したとしてローマ法王ベネディクト16世から2006年9月26日に破門宣言を受けたザンビア出身のエマニュエル・ミリンゴ大司教に対し、「正式に聖職を完全剥奪し、還俗を強行する」と明らかにした。
 ミリンゴ大司教は今後、礼拝もサクラメントも実施できないほか、聖職者用の礼服着用も禁止される。異例の制裁処置だ。
 エクソシストとして世界的に有名な聖職者・ミリンゴ大司教(78)は2001年、世界基督教統一神霊協会(通称、統一教会)の祝福式に出席し、韓国人女性と結婚した。06年にはローマ法王の認知を受けずに4人の聖職者を司教に任命している。
 それを受け、バチカン側は同大司教の破門宣言を表明する一方、「大司教が悔い改め、カトリック教会に戻ってくるのを待つ」として、追加制裁をこれまで保留してきた。
 それに対し、大司教は破門後も「自分は依然、カトリック教会の聖職者だ」と主張し、礼拝や悪魔払いなど聖職を実施。「聖職者の結婚こそ、教会の性モラルを回復できる唯一の道だ」として、聖職者の独身制廃止運動を世界的に推し進めてきた。
 ミリンゴ大司教の結婚に衝撃を受けたベネディクト16世は06年11月、幹部会会議を緊急招集し、「聖職者の独身制」の堅持を再確認する一方、07年3月13日には世界のカトリック信者に向けて「愛のサクラメント」と呼ばれる法王文書を公表し、その中で「神父に叙階された聖職者はキリストと完全に同じでなければならない。独身制は言い表せないほどの価値ある財産だ」と主張、独身制を弁護してきた。
 ちなみに、ローマ・カトリック教会の神父が結婚などを理由に聖職を断念した数は1964年から2004年の40年間で約7万人といわれている。



・悪魔払いって、何なのか!?
映画の世界ではない。日本でも憑依霊を去らせるという霊能者という人たちがいるが…同じ類なのか。
このへんに究極的人生態度とは異なる福音の理解がありそうだ。
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