ETV8 世界の児童文学者に聞く ミヒャエル・エンデ

【アンコール放送】ETV8 世界の児童文学者に聞く ミヒャエル・エンデ (初回放送日 1986年8月25日)

「モモ」や「はてしない物語」など、現代社会の問題も取り入れた作品で世界的に愛読され、評価されているミヒャエル・エンデ。作品を紹介するとともに、その児童文学観を、文化人類学の山口昌男教授が聞く。

・惜しまれつつ亡くなったエンデ。晩年は貨幣の役割を考えていた。利子を生むということが大きな矛盾の始まり。当時は、地域通貨ブームになり各地で実践がされていた。現在どうなっているのか調べたことがないが、あまり聞かなくなった。利息を生むという当たり前のように考えられていることが、果たしてどうなのだろうか。利息を得る人たちは働くことなく巨万の富を得ている。それが未来永劫続くのだ。その思想の発展はいかに。
さて、この対談は1986年で西ドイツ児童文学者と紹介されていた。時代を感じる。エンデの父は画家でシュールレアリズムの先駆的な仕事をしたが、ナチス・ドイツに退廃芸術の烙印を押されて収入を閉ざされ金銭面で苦労したという。戦争末期には少年兵として友だちが死んだり空襲で一夜にして廃墟になる現実を見ていた。彼は劇作家になろうとしたが、学費がなく俳優の養成学校に行くことで勉強を実地にしたいと考えた。2年間学んだあと俳優として活躍。その後、舞台劇作家となった。対談の難しい点であるが、かなり編集されていて質問と答えがうまくかみ合っていなかった。また、インタビューした文化人類学者・山口教授が適任だろうかと感じた。エンデが語る作品の背景を知ると作品の意図がよく分かる。
関連記事
スポンサーサイト



コメント


トラックバック

↑