人生いろいろ:特攻隊と自爆テロ

† 過激派組織ISによる自爆テロの報道が続く。以下の記事は自爆テロに失敗した兵士にインタビューをしたものだ。宗教的に価値が高いと吹聴されていることは想像通りである。また報道で伝えられているように組織内も恐怖支配の対象であり一度入ると容易に抜け出せない。どうせ死ぬならば・・・という気持ちになるのだろう。このような心理を巧みに使うやり方は簡単だろう。

‡ 第2次世界大戦末期、米軍は日本軍の特攻作戦を恐れた。通常なら戦闘行為が不能となれば降参し捕虜となり、その扱いはある。ところが日本人は捕虜となることを潔しとしないことで死ぬために果敢になる。死を強く覚悟した人ほど強いものはない。ゼロ戦特攻のように片道切符しかもたずに自身を爆弾と一体化する発想を欧米人が理解できないのは当然だろう。それと同じく現代の自爆テロも、宗教的な意向を背景に捨て身攻撃してくることの恐怖は計り知れない。そのように人を追い込む大義が実は指導者らの私利私欲であることを分からないように洗脳することがさらに恐ろしいことだ。


IS戦闘員「自爆は高価値と教わった」
2015年6月10日 NHK

過激派組織IS=イスラミックステートが勢いを盛り返すなか、自爆攻撃を試みて拘束された外国人戦闘員の男がNHKの取材に答え、「『自爆攻撃は、宗教的により高い価値がある』と教えられた」などと証言しました。

NHKは、イラク北部にあるクルド自治政府の収容施設で拘束されているISの戦闘員の男2人に、情報機関の立ち会いのもとでインタビューを行いました。

このうち、爆発物を積んだトラックで自爆攻撃を仕掛けて失敗したチェチェン人の26歳の男は、自爆攻撃の方法について「アラビア語は分からなかったのでビデオで教えられた。トラックの車内にあるボタンを押すと自爆する仕組みだった」と説明しました。

そして「IS幹部からは、『戦闘で単に死亡するよりも、自爆攻撃は宗教的により高い価値がある』と教えられていた」と証言しました。

またクルド部隊との戦闘の際に拘束されたイラク人の20歳の男は、ISに加わった動機について、「イラク政府が、自分たちスンニ派を抑圧しているのを見て、銃を取って戦いたいと思った」と話しました。

戦闘員の証言からは、ISが信仰心や宗派間の対立を利用して、自爆攻撃や前線での戦いに投入する戦闘員を仕立て上げている実態が浮き彫りとなりました。


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