NHK-FM 今日は一日“戦後歌謡”三昧

今日は一日“戦後歌謡”三昧
2015年4月29日 NHK-FM ~放送センターCR501スタジオからナマ放送~
午後0:15 - 6:50(395分)
午後7:20 - 10:45(205分)

▽私たちの心に寄り添う名曲の数々を10時間
▽立川志らくと市馬・夢の紅白対決
▽中村メイコ“私とラジオと歌謡曲”
▽永六輔“中村八大といずみたく”
▽弘兼憲史・北原照久“ムード歌謡オヤジ対決”

司会 : 柳亭市馬 ・ 加賀美幸子
立川志らく ・ 中村メイコ ・ 永六輔 ・ 弘兼憲史 ・ 北原照久


・恒例のNHK-FM○○三昧シリーズで、毎年「昭和の日」に放送される「戦後歌謡三昧」。

中村メイコさんの話で、『田舎のバス』の制作経緯として、中村が名古屋で一か月公演をした時に、そこはデパート中にある劇場で、客と一緒にエレベーターを利用した。その際にエレベーターガールが、知人が入ってきたときに、急に名古屋弁になって親しく話しをしていたという逸話を三木鶏郎に話したことがきっかけに作られたという。その豹変ぶりを面白くて作られたのが『田舎のバス』ということなのだ。

この曲で中村さんは秘話として、録音では谷啓がトロンボーンを演奏し、植木等が牛の声を真似ているという。優秀なトロンボーン奏者であった谷啓だが、確かに音楽的にもきちんと効果音として入れている。なお以下の動画は曲の長さが違うのだが、録音も微妙に違っており新旧録音されている!?のかもしれない。贅沢な時代だっと中村さんは振り返った。

調べたところ、「フランキー堺とシティ・スリッカーズ」というバンドのメンバーをしていた時代の方々が録音に参加しているということだ。この点については《ウィキペディア》の脚注に、向井爽也『喜劇が好きなあなたヘ』p.188にも触れられていると書かれている。

昭和人として、昭和の全てを分かっている訳ではないが、昭和を回顧すると懐かしさというよりは、戦後の混乱から復帰しつつある時代、ラジオ・映画全盛期の頃、テレビ放送初期の頃は自由に冒険できる時代であったということだ。

また家族皆で楽しめる娯楽があった時代、忙しいけれど経済成長もあって夢があった時代なのかもしれない。つくづく感じるのだが、便利になり、お金で何でもできる時代になり自由を謳歌できそうだが、かえって不自由になり可能性が減っていくように思う。いつも時間に追われて何かをしているのだが、満足感がなく充実感もない。


今回、永六輔さんのクレジットがあったので期待して聞く。ところが永六輔さんの部分は、録音でしかも過去に放送された『真冬の夜の偉人たち』(2014年1月6日)の再構成だった。約97分。

この番組については、私のブログでも感想を書いていた。 http://iamthat.blog7.fc2.com/blog-entry-2324.html

なお、今年の新春に第2弾が放送されている。これも印象的な内容であった。

『真冬の夜の偉人たち』「永六輔といずみたく」永六輔
進行:加賀美幸子
2015年1月6日 前0:00~2:00

第5夜は永六輔さんが作曲家のいずみたくさんを語ります。
ちょうど一年前の『偉人たち』でとりあげた中村八大さんとの六八コンビと同様に、永六輔&いずみたくの2人もまた、「見上げてごらん夜の星を」をはじめとする、昭和歌謡史に残る歌をたくさん生み出した名コンビ。番組では、いずみたくさんの人物像を掘り下げながら、名曲の誕生秘話、詞と曲の関係について、そして、いずみたくと中村八大“天才2人” の個性の違いについてなどなど…今回も貴重なお話をたくさんうかがいます。




【田舎のバスは おんぼろ車】


田舎のバス ⇒(短縮バージョン)

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