宗教人口、イスラムが最大勢力に 今世紀末、米調査機関が予測

宗教人口、イスラムが最大勢力に 今世紀末、米調査機関が予測
2015/04/04 共同通信社

 世界の宗教別人口は現在キリスト教徒が最大勢力だが、2070年にはイスラム教徒とキリスト教徒がほぼ同数になり、2100年になるとイスラム教徒が最大勢力になるとの予測を米調査機関ピュー・リサーチ・センターが3日までにまとめた。両者の勢力が伯仲するのは人類史上初めてだとしている。

 同センターは世界人口をキリスト教、イスラム教、ヒンズー教、仏教、ユダヤ教、伝統宗教、その他宗教、無信仰の八つに分類。地域別などに人口動態を調査し、10年から50年まで40年間の変動予測を作成した。【ニューヨーク共同】


・イスラム教の増加は今後とも堅調のようだ。過激主義による行動が非難されているが、イスラムそれとは違うという認識は誰にもあるようだ。

兄弟宗教としてユダヤ・キリスト・イスラムが、違いを強調するあまりに融和できないのは不幸なことだ。今後とも人口増が期待されるアジアでの覇権争いが続くのだろう。

世界的にも経済格差が進展し、貧者に対しての共感のあり方が教勢拡大のポイントなるだろう。それが経済システムを変える動機にもなればいいのだが、人間から暴力・金を取り去ることは難しい。

イースターを迎えた。教会礼拝等は、今ではネット配信が盛んになり全世界・全国の礼拝が見られる。そこで、つくづく違いと共通性を感じながら視聴する。

歴史的には、もともと礼拝の重点は説教ではなかったろう。典礼のように決まりきった形式を古典様式で行い、参加者は意味も分からずに過ごした。その反転として宗教改革となり、より聴衆に身近なあり方を考えて説教の比重も大きくなる。

感じるのは、語られる説教内容があまりに現実離れしており、心に響かなくなってしまっていることだ。現実的な問題に対応できるような聖書の答えがあろうはずもなく、要は個々人の判断に委ねられる。

その判断基準が多くある現代では、絶対的な答えも存在しない。だから宗教的な答えがあっても、それが十分な解答を与えることはできない。

日本の教会の風景を垣間見ると、高齢者ばかりの伝統ある教会と、若者ばかりの新しい教会になる。前者は勢いはないし派手さもない。後者は勢いだけで根がないので入れ替わりが激しい。

教会とは何なのだろうか。祈りの重要性が叫ばれて、全世界で平和・寛容を求める祈りがささげられているには違いない。ただ、それがどう作用し実現されていくのか。そもそも人間の祈りは、神の祈りとは違うのではないかという思いがする。

この点で、デ・メロ神父の著作、藤木正三牧師の考察から学ぶことは多かった。

宗教を考える上で、その勢力がどうこうという問題は意味をなさないだろう。与えられた縁のなかで、宗教的な生き方を達成することのみに意味があろう。

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