テレメンタリ―2015「トイレで世界を救え」

テレメンタリ―2015「トイレで世界を救え」
2015年3月9日放送 テレビ朝日(2015年3月14日放送 名古屋テレビ)

電気も水も通っていない南米・ペルーの砂漠に、日本の町工場が手掛けたトイレが設置された。富士山の環境問題の解決に一役買ったと言われる技術が、途上国の衛生環境の改善を担い海を渡る。日本のトイレはペルーに受け入れられるのか。一大プロジェクトに挑むのは、大分市のトイレメーカーの2代目社長。慣れない土地でのトラブルや、言葉の壁を乗り越え、現地で奮闘する姿を追う。

制作:OAB大分朝日放送
ナレーション:佐脇佳子
ディレクター:河崎元成
プロデューサー:家長宗久


・国際協力ODA援助で、日本のトイレ技術製品がペルーに供与された。そのバイオトイレを製造した大分県の企業社長の活動を通して、環境・衛生問題や日本の地方の技術力を示すドキュメントとなる。

その画期的なトイレは、以下にあるように富士山でも採用され環境負荷の少ない工夫がされており、それが今回、ODA事業として採用されペルーに16基運ばれて社長が現地で設置・使用法の指導をしている風景を撮影した。

トイレ問題は、例えば観光地に行って不便を感じることは日本では稀であろう。日本では登山とか設置が難しいところで感じられる問題になった。ただ世界的にはトイレの普及率は低いところも依然として多く、例えばインドのように衛生状態悪化のための感染症で命を失うことが大きな問題となっている上に、夜中に外でようをたすためにレイプ事件のようなことも起きている。

私も以前は家の外に設置されているトイレが普通であったし当たり前のことだった。海外ではトイレすらない、また汚くて使えないために道端、草陰ですることは今でも当たり前のことである。

ペルー取材は大使館が協力とクレジットされており、取材クルーも慣れない外国で苦労したかもしれない。ペルーと聞いて、フジモリ元大統領と大使館人質事件を鮮明に思い出した。日本とのつながりの深い国だけに、今のペルーの話も知りたいところだが話が拡がり過ぎる。

この話だが日本人としてより地方の一企業の努力という捉え方がいいだろうし、日本の物作りの伝統が活かされた例としても数多ある成功例の一つとなるのだろう。

構成は至極シンプルであり青年社長の活動を描いている。これがNHKプロフェッショナルやTBS情熱大陸のようなカラーに構成するとどうなるか考えてみると面白い。

個人的には世界のトイレ問題について詳しく掘り下げてほしいところであるが、私も過去に調べた時に有用な調査データがないことが分かり実証することはなかなか困難であることは理解している。それほどトイレ問題は当たり前のことであり日本は稀にみる状態なのだ。

こうしたODA援助が、日本の印象を良いものにし平和貢献になることが、立派な軍隊を整備するよりも効果があることを知らせてもらいたい。


株式会社ミカサ  http://mikalet.jp/


20150314.jpg
2014年8月5日 日刊工業新聞


参考 こちらは九州・沖縄のTBS系列局制作番組

世界一の九州が始まる「世界を射程!トイレ革命」
2014年8月17日放送分
http://www.e-jnn.com/sekakyu/home/contents/2014/20140817

昨年、世界遺産に登録された富士山。実は10数年前まで、山小屋などのトイレでは「し尿」を溜めておき登山シーズン終了後に「垂れ流す」という方法がとられており、環境面で大きな課題となっていた。その状況を一変させたのが、し尿を燃焼して処理をするトイレ「ミカレット」である。1000回使用しても出る灰は、わずか数100グラムという、処理能力に優れた「ミカレット」が年間約30万人の登山客が利用する富士山の「トイレ問題」を解決して、世界遺産登録への大きな後押しとなったのだ。製作するのは、大分県大分市にある「株式会社ミカサ」という従業員8人の小さな会社だが、社長の三笠大志さん(35)は、「やるからには日本の美しい自然を守るために」という志でトイレの開発に取り組んでいる。そして、燃焼式トイレの次に手掛けたのが、微生物の力でし尿を分解して処理をする、「バイオトイレ」だ。さらにソーラーパネルを組合わせることで、燃料や電気、水道のない場所にも設置可能な「完全独立型トイレ」の開発にも成功した。
発展途上国をはじめ、トイレは世界中に需要があると考える三笠さん。大分から富士山、そして世界へ。歩みを止めないミカサのトイレ革命に迫る!


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