人生いろいろ:スタートレックと現代社会

† 俳優レナード・ニモイ氏が亡くなった。個性的なバルカン人を演じて多くの人を魅了した。誰もが自分の人生に大きな影響を与えたものがある。私にとっては長大なスタートレックというSFテレビドラマシリーズがそれである。彼は、元祖スタートレックのみでなく、続くテレビシリーズにゲスト出演するとともに映画版スタートレックにも監督・ゲスト俳優として携わっており、人生はスタートレックにより大きく花開いたわけだ。異星人役をした俳優たちは、最初にかなりのプレッシャーを感じると日本人俳優も語っており難しい役柄であろう。感情的なカーク艦長に対しし冷静沈着・合理的な思考を持つという人間の二面性を見事に演じたと感じる。

‡ スタートレックシリーズは、共同脚本であり練りに練られたシナリオが売りであると思う。現代問題を宇宙を舞台にし異星人との交流・戦争、宇宙船内での人間模様を絡めて表徴的に描いた。それは私たちが抱えるタブーとされる問題だからSFを通して考える機会を宇宙的な視点という一歩引いた視点で考える。例えば、ある星の掟で決まった年齢になると安楽死を選ぶことが義務付けられており、それに疑問を抱くテーマ設定であった。普通のドラマであれば、それが何らかの解決策を与えられて万事OKなのだろうが、あえてそれをしないのがスタトレ流の結末なのだ。いろいろな考え方あり合理的な思考であっても、それが長年続く意味の深さを思うと簡単に割り切ることはできないだろう。

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