香川、物乞い行為配信で書類送検 軽犯罪法違反容疑

香川、物乞い行為配信で書類送検 軽犯罪法違反容疑
2015/02/24 共同通信社

 香川県警生活環境課は24日、インターネット動画配信サイトを使って物乞い(こじき)行為をしたとして、軽犯罪法違反の疑いで高松市の無職の男性(23)を書類送検した。物乞い行為をネットに流し、立件されるケースは珍しいという。

 送検容疑は1月6日午後5時半~6時10分ごろ、高松市浜ノ町のJR高松駅周辺でパソコンを使ってサイトに接続し「僕お年玉もらってないと思う。高松駅周辺にいるのでお年玉をこのカップに入れてください」などと中継、不特定多数の閲覧者に金品を乞うた疑い。

 軽犯罪法1条は、こじきをするか、こじきをさせた者を拘留か科料に処すると規定している。


・動画配信サイトを毎日のように見ている。主にツイキャスというサービスで、パソコンはもちろんiphoneなどの携帯端末があれば誰でもどこでも動画配信ができてしまう。ツイキャスでは時間の制約はあるのだが、誰もが配信できるとともに誰もが世界中から見ることができる。

この書類送検された男性が、どのようなサービスを使ったかは書かれていないが、このようにスマホ一台あれば可能である。別の報道によれば、容疑者は以前にも同様な行為をし警察から注意を受けていたらしい。

彼は、乞食という生き方をしているわけではなく、物乞い行為を不特定多数にしたという犯罪行為にあたるらしい。それで誰かが実際に金品を渡したかどうかは問われないようだ。

昔、自宅に何かめぐんでほしいといって来た男性がいたのを覚えている。かなり前のことだ。年齢は外見では分からないが見た目よりは若いだろう。私はまだ子どもだったので対応できなかった。ああした行為も、厳密には軽犯罪法に抵触するのだろう。法律の施行は戦後すぐだから。

大都市・名古屋にはホームレスになっている人も集まっている。平成24年1月の名古屋市の調査では、名古屋市内で347人が公園・河川・繁華街周辺で確認されているという。ただ、ホームレスは物乞いするわけでない。何か換金できるものを探して生活しているのだろう。また最近ではホームレスを支援する活動もあり名古屋市の調査では、平成15年1月の1788人から大きく減っている。

人が生活するためには、住居・雇用・食糧が必要であり、これが欠けると生活が破たんする。国の支援を受けたくないという生活スタイルを選んでいる以上、それなりの覚悟を必要とするのだろうが、いろいろな生活スタイルができる世の中が結局は暮らしやすいのだろう。


参考
軽犯罪法(昭和二十三年五月一日法律第三十九号)
最終改正:昭和四八年一〇月一日法律第一〇五号

第一条  左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
 二十二  こじきをし、又はこじきをさせた者
第二条  前条の罪を犯した者に対しては、情状に因り、その刑を免除し、又は拘留及び科料を併科することができる。
第三条  第一条の罪を教唆し、又は幇助した者は、正犯に準ずる。

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