シミる栞:藤山一郎「長崎の鐘」に第三番の歌詞があった

† 森繁久弥のエッセイを読んでいたら詩人・佐藤八郎(サトウハチロー)に触れたところがあった。森繁は八郎の父・佐藤公録の住居の近くに住んでいた。戦死した八郎の末子と森繁は幼稚園・小学生時代の友だちであった。戦後、放送でインタビューした八郎とはただただ号泣し合った。

‡ エッセイに付されていたのが、あまり歌われることのない「長崎の鐘」の第三番であった。歌詞は以下のようにキリスト教の宗教性が高い。そのためにカットされたわけでなくSPレコードに吹き込む制限で割愛されたのだろう。この件に関してはネット上でいくつも言及されている。古関裕而の音楽も本当に素晴らしいものである。被爆の悲惨さとともに明日に生きる勇気を与えられる。


  つぶやく雨の ミサの音
  たたえる風の 神の歌
  耀く胸の 十字架に
  ほゝえむ海の 雲の色
  なぐさめ はげまし 長崎の
  あゝ 長崎の鐘が鳴る




長崎の鐘

(上記の動画は通常歌われる音源に「新しき朝の光の さしそむる荒野にひびけ 長崎の鐘」という永井隆博士の短歌が入った藤山一郎バージョン。)

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