墓地祈願所に遺骨置き去り 白山市、落とし物で届け出へ

墓地祈願所に遺骨置き去り 白山市、落とし物で届け出へ
2014年8月30日 北國新聞

 8月中旬、白山市鶴来清沢町の墓地祈願所で、遺骨の入った骨つぼが置き去りにされて いるのが見つかった。骨つぼは6月ごろから放置されているとみられ、身元を示すものはなかった。市と祈願所を管理する寺院は遺失物法に基づき、県警に「落とし物」として届けることを検討しているが、持ち主が現れない可能性が大きく、関係者は「むやみに廃棄 できない。誰が何のために置いていったのか」と困惑気味だ。

 8月17日夕、墓参に訪れた男性が、墓地内にある真宗大谷派鶴来別院(白山市)の祈願所の入り口付近で、骨つぼ三つが放置されているのを見つけた。三つのうち、茶色の骨つぼには遺骨が入っており、残りの二つは空だった。ほかに骨つぼを納める袋一つも見つかった。

 連絡を受けた白山署員と市職員が骨つぼを確認したが、法名が記されておらず、身元は分からなかった。遺骨は火葬されており、同署は事件性はないとみている。墓地の近くにすむ50代女性の証言などから、骨つぼは遅くとも6月下旬からあるという。市は今後、 鶴来別院と協議し、白山署に拾得物として届けることも視野に入れる。

 県警によると、遺失物法では拾得物の保管期間は3カ月間で、県警ホームページで落と し物情報を公表している。期間を過ぎた後は拾った人に所有権が移るが、遺骨は拾得者が権利を放棄する可能性が大きく、その場合は石川県の所有となる。保管期間を過ぎた現金や貴重品以外は廃棄されることが多いという。

 県警によると、2008年6月、金沢市営野田山墓地の墓前で遺骨入りの骨つぼが見つかり、金沢中署に落とし物として届けられたが、引き取り手は現れなかった。


・落し物も拾ったことも最近はないが、今回は捨てられていた!?遺骨の問題である。

このような事案は多いと思われる。よく電車の落し物として遺骨などもあったと記憶している。むろん忘れ物ではなくて故意に放置したのだろうが、遺骨だけは扱いが難しい。

放置する気持ちも分からないわけではないが、現代ではお墓に埋葬しなくとも済むような方法も検討できる時代にある。

斎場における様々な事件が報道されているが、一方でこのような現実もあるということだ。

関連記事
スポンサーサイト

コメント


トラックバック

↑