中国当局、教会や十字架など相次ぎ強制撤去

中国当局、教会や十字架など相次ぎ強制撤去
2014年8月29日 日本テレビ系(NNN)

 キリスト教徒が急増する中国で、当局が十字架や教会そのものを強制撤去する動きが相次ぎ、当局とキリスト教信者の間で対立が深まっている。

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 キリスト教信者が多い浙江省温州では、27日と28日だけで少なくとも3か所の教会の十字架が違法な建築との理由で当局に強制撤去された。十字架を取り外された教会は、省全体でこれまでに300か所以上にのぼる。4月下旬には完成間近だった教会の建物そのものが違法建築だとして、すべて解体、撤去されたケースもある。こうした動きに信者らは猛反発しており、当局との間で激しい衝突が起きケガ人も出ている。

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 中国では貧富の格差などを背景にキリスト教信者が急増し、すでに共産党員の数を超える1億人以上に達しているとみられる。当局は、キリスト教の影響力が増すことに神経を尖(とが)らせているものとみられる。


・国をどのように治めていくのか、歴史はいろいろな答えを出している。

世界の各地で紛争や内乱状態が見られており、経済的には緊密になっても政治的には対立を繰り返している。特に一党支配や宗教支配の国では、一部の特権階級を持つ人たちの抵抗は大きく世界的な経済格差の表面化と通信の自由化で不満を持った階層との軋轢は続くことになろう。

上記のように違法建築を名目にして、シンボルたる十字架を撤去したり教会そのものを解体するという信じられないようなことが平然と行われるところに政治の難しさを感じる。

それは政治がよいのか宗教がよいのかという単純な選択の問題ではなく、等しく自由に平等にという人間の限りない欲求によるところが大きいだろう。自分を抑えることができなければ、どのような政治体制・経済体制・宗教体制となっても自己満足することはないだろう。


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欧米思想は「騒音」と通知…中国、言論統制強化
2014年08月31日 読売新聞

 中国の習近平政権が、憲法に基づいた政治や人権など欧米の思想に反対する宣伝を展開している。

 新疆ウイグル自治区などで大規模な襲撃事件が相次ぎ社会不安が高まる中、欧米思想の浸透が共産党の一党独裁を弱体化させかねないとの危機感からだ。言論・思想統制は強まる一方だ。

 習政権は、欧米の思想に対抗する道徳スローガンとして、「愛国」「富強」など計12のキーワードからなる「社会主義核心的価値観」を掲げている。政府は8月8日、中国メディアに同価値観の宣伝を強化するよう指示。メディア側も、同価値観が「中国の伝統文化から生まれ、国情に合致している」(中国紙・光明日報)と宣伝に乗り出した。党中央組織部は7月、幹部向けに、欧米の思想に関する言論を「騒音」とし、「欧米の道徳価値観のイエスマンになるな」とも通知した。【北京=五十嵐文、竹内誠一郎】


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