NHK 幻解!超常ファイル ネッシーの真実

幻解!超常ファイル ダークサイト・ミステリー
UFO、ネッシー、雪男、予言&占い、心霊現象、超古代文明、妖怪、吸血鬼、魔女…。
闇の魅力がもつ妖しげな幻に対して、「今、何がどこまでわかっているのか?」を徹底検証

幻解!超常ファイル「ネッシーの真実 Part1」
2014年5月3日 NHK総合

未知の巨大生物ネッシーの謎を2週シリーズで徹底追究!第1回は、首長竜の生き残り説を科学と歴史の視点でガチンコ検証。真実は80年前の連続目撃事件に隠されていた!?

「あれは何だ!?恐竜の生き残りか?」長い首を水面から出す姿が世界に衝撃を与えた、未知の巨大生物ネッシー。有名な一枚の写真はねつ造と発表されたが、では現在も続く無数の目撃情報は何なのか?2週連続でネッシーの真実に迫る第1回は「首長竜の生き残り説」を科学と歴史の視点でガチンコ検証!鍵を握るのは、80年前に起きた連続目撃事件。なぜネス湖?なぜこの時代?そしてなぜ首長竜?あらゆる疑問の答えが今明らかに!?

幻解!超常ファイル「ネッシーの真実 Part2」
2014年5月10日 NHK総合

ネッシーの正体の核心に迫る!巨大生物は生きられるのか?湖面を動くコブ状物体の謎。近年解明されたネス湖の神秘現象との関わりは?調査を究めた伝説の男の最終結論は?

撮影成功!取材班の目前に現れた、湖面を動く巨大コブ状物体の正体は?ネッシーの真実をさぐるシリーズ第2弾は、いよいよ核心へ!ネス湖に巨大生物は生きられるのか?科学的シミュレーションの結果は、意外にも…?近年撮影された映像の数々を徹底分析!巨大生物か?錯覚か?それとも…?単身、潜水艇で潜り、大船団でソナー調査を実施するなど、ネッシー捜索に人生をかけた伝説の男が明らかにする、衝撃と神秘の最終結論とは?

【ゲスト】台湾・南台科技大学教員…伊藤龍平
【司会】栗山千明
【語り】中田譲治

制作:NHKエンタープライズ、制作協力:ジーズ・コーポレーション http://gs4.co.jp/

再放送 2014年7月6日


・19分30秒の番組だが、ネッシーの回は前後編に分けて制作されていた。

NHKが最近取り組むの超常現象の謎解きだが、民放のように無責任に「嘘か本当か、判断するのは視聴者です!」といった結論でなく、懐疑的な見方をとるというスタンスを保っている。

こうした話題だが局内でも今まで議論があったのだろう。NHKが取り上げると、それをいいことに売名する人たちが大勢と出てくるのは目に見えていたからだ。民放でのテレビ出演を口実にして、講演会・個人悩み相談や著作を売って一儲けする輩は多く、それに騙されても民放局は一切責任をとらないということが続いてきている。

さてネッシーの真偽だが、実は有名なネッシー写真がやらせ写真であることは既に知っていた。それも含めてネッシー現象とは何かをいろいろな角度から見ていくことは大変に良いことだ。それが科学的な目を養うという態度であり、NHKで報道されたことも一つの考え方ということであろう。

今回、従来の首長竜は骨格的に垂直に首をもたげられないことから排除され、それに代わってネス湖の地形から偶然生じる海流によるコブ上の波、または漁船・遊覧船の航跡による波などがあげられていた。NHKが撮影成功!としたのは、後者の航跡後の模様を写したものであり、誤報というよりも宣伝文句である。

人間は見たいものを見るし、見たい記憶を作るという脳の作用が近年はっきりと裏付けられるような研究が盛んになり物理現象というよりも脳内現象であることの真実が強いことが示唆されている。

ただ、このような演出でどのように伝えるかは工夫があってしかるべきだろう。NHKにはEテレに教養科学番組もあり、ドラマ仕立てにしなくとも十分に伝えられるのだ。そして大事なことは、ネッシー現象に関しては随分前から分かっていたことを紹介するにとどまっており、どこかで取り上げられたことの後追い報道ということもいえるだろう。

なお調べて分かったことは、この番組はBSプレミアムで昨年度、先行して放送されて、それが総合テレビにまわされてきたということだ。BSでは放送時間が長く題材も複数であり、総合テレビは再編された短縮バージョンということだ。例えば、アポロ計画陰謀論やトリノ聖骸布なども既に放送されており、総合テレビでもいつか見られることになるだろう。

制作しているのは下請けの会社であることが、NHKらしさを薄めて気楽に見られる構成なのだろう。この会社は民放局番組も制作している。ただ演出として、闇と光の部分に分けて、信じている側も取材しているので気持ちはよくない。また不定期放送なので見逃すことが必至だ。

やはり出版して、再度ビジネスか・・・。


NHK幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー
NHK「幻解!超常ファイル」制作班 編著

6407201.jpg

ムック: 152ページ
出版社: NHK出版 (2014/5/30)



追記

幻解!超常ファイル「UFO映像を徹底分析 Part1」
2014年6月21日 NHK総合

「UFOが隕石を破壊!?」「大編隊がニューヨークを襲撃!?」世界各地のUFO映像から逸品を厳選。UFO捜査のプロが徹底鑑定する2週シリーズ第一弾!

「UFOが隕石を破壊した!?」「ワームホールから異星人の船!?」「ニューヨークをUFO大編隊が襲撃!?」世界各地で撮影されたUFO(未確認飛行物体)映像から、驚きの「これは何だ!?」を厳選し、映像解析と天文のプロの最強コンビが徹底鑑定、正体に迫る。解明の過程では「なるほど納得!」謎解きテクニックや、原因となる私たちの身近な不思議現象も紹介。思わず空を見上げたくなる2週シリーズ第一弾。MC:栗山千明

幻解!超常ファイル「UFO映像を徹底分析 Part2」
2014年6月28日 NHK総合

「日本の都市に光のUFO編隊?」「火山のなかに異星人の秘密基地?」「龍?一反木綿?」世界各地の最新映像から逸品を厳選し、UFO捜査のプロが鑑定、謎の正体に迫る!

「日本の都市に光のUFO編隊?」「火山の中に異星人の秘密基地?」「ロンドンを恐怖の円盤が襲撃?」「龍か?一反木綿か?」…世界各地で撮影されたUFO最新映像から、驚きの「これは何だ!?」を厳選し、映像解析と天文のプロの最強コンビが徹底鑑定、意外な正体に迫る。解明の過程では「なるほど納得!」謎解きテクニックや、原因となる私たちに身近な不思議現象も紹介。思わず空を見上げたくなるシリーズ後編。MC栗山千明

ゲスト
寺薗淳也(会津大学准教授、企画運営室(兼)先端情報科学研究センター 宇宙情報科学クラスター)  http://www.terakin.com/ja/
藤木文彦(東京工芸大学 工学部 電子機械学科非常勤講師、東京大学UFO研究会創立者(名誉会長))  http://fujiki.tv/


・とても面白く拝見したのだが、こうした謎解きで救われる人も多いのではないだろうか。

つまり映像と解釈により強引にUFOと宇宙人というストーリーにしたい人たちがいて、それらが流す情報に一喜一憂する人たちがいるということだ。

番組では映像と科学的な説明できる仮説を紹介して、それが出所不明な出来ことでないことを示した。ミサイル打ち上げ、照明弾、リモコン式ヘリ、電飾凧、アドバルーン・気球、風船などの見間違い、撮影したカメラに取り付けられている保護カバーの汚れ、定点観測映像コマ撮り問題、カメラの絞り機能など映り込みなど、そして人為的なコンピューターグラフックを用いた詐欺まがいの映像など・・・。

私も最近のテレビ番組は見ないが、たとえば乱舞する未確認物体などがどのようなものか分からなかったが、これを見て多くの現象の説明がついた。

例えば、米軍の飛行機から発射される照明弾。照明弾そのものがどんなものかも分からないし、照明弾はパラシュート付きで滞空時間が長いことから明るく光る物体がゆっくりと降下していくのだ。

そして悪質なのはCGを使った合成映像であり、これは非常に見分けが困難であるということだ。昔のUFO特集でもいわゆる専門家と称する人たちが、これは科学では解明できないと証言していたが、それは編集や偽証などであったのだろう。

まともな科学者ならば疑似科学にはタッチしないことが普通であり、それで自称科学者という人たちが勝手に妄想と結び付けて、自分たちの私利私欲のために情報を捏造してきた時代が長く続いていた。

今でも単発でUFOや疑似科学などの番組があるが、見ることもないし関心はない。ただ、若い人で興味を魅かれる人はでてくるだろうし、それがカルト宗教まがいのものになれば大変なことになろう。

よく自分が見聞きし体験したことだから間違いないと豪語する人たちがいることは承知する。ただ、記憶すら正確でなく、例えば映画の一シーンと自分の体験した一シーンが、同じ記憶情報として脳に蓄積されている時に、その見分ける機能が低下・不全したら記憶がごちゃまぜになることは分かることだろう。それくらい人間はいい加減だということだ。

そして一番恐ろしいのは、騙すことを商売にしたり愉快犯的に事件・映像を捏造する人たちが大勢存在することだろう。悪意のある人たちが巧妙に仕掛けた罠に素人が立ち向かえるはずもなく、誘導されて被害を被ることもあるだろう。

特に自分が不案内な分野に関しては、慎重にも慎重に対して時間をおいて検証していくこと。そして悪意のある一群の人たちが存在し騙すことを無上に喜んでいることを忘れてはならないだろう。

一方でマジシャンの手品のように種も仕掛けもありますと前置きされるものは、その不思議さに大いに楽しめばいいのであり、人間の五感は騙されやすいものと銘記することが身のためだ。

関連

栗山千明、"UFO神話"を紐解く番組でナビゲーター「未知なるものを体感して」
2014年7月27日 マイナビニュース

女優の栗山千明が26日、東京・渋谷区のNHK放送センターで、BSプレミアム『幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー スペシャル 徹底追究!UFO神話の核心に迫る』(8月16日 21:00~)の収録を行った。

栗山がナビゲーターを務める同番組は、超常現象を検証する特集シリーズの90分スペシャル番組。1940年代後半に目撃情報が急増した空飛ぶ円盤の真相をはじめ、1950年代に目撃されたとされる様々な宇宙人、UFO墜落騒動のロズウェル事件など、米国における"UFO神話"を紐解いていく。

番組収録後、報道陣の取材に応じた栗山は、「UFOの真相に近づける内容になりました。色んなバリエーションの宇宙人が目撃されてて面白かったです」と収録を振り返り、「"未知なるもの"を家族で共有して体感してほしい」と笑顔でアピール。番組内では、1957年のイタリアで起こった事件が印象に残ったと言い、「ストッキングとカーネーションを盗んだんですよ!宇宙人に現実的なイメージが無かったので、笑いも含めて驚きました」と楽しそうに語っていた。

そんな栗山は、UFOに遭遇したことがないそうで「こう見えて何も無くて。都会にいると空を見上げることも少ないから」と肩を落としつつ、「不思議な現象の背景には、その時の環境や人の心境が存在する。解明できない話は夢がありますよね。とてもワクワクします」とにっこり。報道陣に、もし宇宙人に会ったら? と聞かれると「ETみたいに可愛らしい友好的な宇宙人だったら良いですね。空を一緒に飛んだり、夢みたいなことを経験したい」と瞳を輝かせていた。


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