寂聴さんが青空法話/二戸・天台寺

寂聴さんが青空法話/二戸・天台寺
2014年5月5日 デーリー東北

 東北最古の名刹(めいさつ)として知られる二戸市浄法寺町の天台寺(菅野澄順住職)で5日、春の例大祭が開かれた。同寺名誉住職の瀬戸内寂聴さん(91)が恒例の青空法話を行い、ユーモアを交えた語り口で約2千人(主催者発表)の参拝客の心を和ませた。

 寂聴さんは「慈悲」という仏教用語を解説し、「人間は常に相手に見返りを求めて行動しがちだが、お返しを求めず、相手の幸せだけを考えて生きてほしい」と強調。「『無償の愛』こそが本当の愛だ」と説いた。

 「人口が増えすぎて仏様も施す人を間違えることがある。参拝をする時は住所と名前を忘れず、声に出して頼めるお願いごとにして」と“寂聴節”も全開で、会場は笑いに包まれていた。

 次回の法話は秋の例大祭に当たる10月5日に行われる予定。(須田山裕太)


・寂聴さんの青空法話をもとにした書籍とユーキャンから発売されているCD説教集の1枚を持っている。彼女のように何千人もの聴衆を動員させる知名度はさすがなものだ。

尼僧にもいろいろといるはずで、寂聴さんのように人の前面に出て教えを広めつつ生活していくことも悪くはない。むしろ辻説法などは宗教の原点なのだろうから。

キリスト教でも、昔は演説会とか幕屋集会とか有名な説教者が来れば興味本位で聞きにいったものだろう。

宗教家は人生相談や悩み解決がメインだという見方があり、一方で葬儀など儀式を司ることがメインだと考える見方があるだろう。何かどちらも違うように感じる。

自分自身さえ、どうにもならないのに他人をどうこうすうことはできない相談だろう。他人に生きる道を説くのが宗教なのだろうが答えがあるとは思えない。

ただ無償の愛に基づいた行動だけは結果として他人に思いの変化を起こす契機になるかもしれない。

ただ単にいい話や感動できる話ならば、毎日のテレビでやっている芸能人らのトークを聞いていればいいだけのことだ。面白いけれど何もなこらない。

名誉住職という言葉も初めて聞いたが、そう確か名誉牧師というのもいたので同じことだろう。


八葉山 天台寺
岩手県二戸市浄法寺町御山久保33-1

観光パンフレット「二戸の旅」 岩手県二戸市役所
天台寺 (PDF 2,063KB)


全国から参拝者が集まる例大祭
昭和62年に京都より瀬戸内寂聴住職を招き、以来、町ぐるみで寺の保存復興が行われています。天台寺では、5月と10月の例大祭では、境内に入りきらないほどの参拝者が全国から訪れます。

拝観料 大人300円、小人無料。(文化財保護協力金として)


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瀬戸内寂聴さんが知事表敬訪問
2014年05月07日 NHK盛岡放送局

岩手県などの補助を受けて本堂の改修工事が進められている二戸市の天台寺の名誉住職で作家の瀬戸内寂聴さんが7日、岩手県庁を訪れ、達増知事に寺の改修工事の進捗状況を報告しました。

国の重要文化財に指定されている二戸市の天台寺の本堂は、350年あまり前の江戸時代に建設されましたが、老朽化が進んでいるため、岩手県や二戸市などの補助を受けて去年から大規模な改修工事が行われています。

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7日は、およそ20年間にわたって天台寺の住職を務め、現在は名誉住職になっている、作家の瀬戸内寂聴さんが改修工事の進捗状況などを報告するため、岩手県庁を訪れました。

寂聴さんは「私が住職になったときは寺の雨漏りがひどかったので、今回の改修は本当にありがたいです」と知事に対して感謝の気持ちを伝えました。

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これに対して達増知事は、寂聴さんが震災直後に沿岸被災地をまわって法話を行ったことに触れ、「寂聴さんのお話で多くの被災者が元気づけられたと思います。今回の改修工事も無事に完了してほしいです」と述べていました。

天台寺によりますと、本堂などの改修工事はおよそ3億9400万円をかけて2年後の平成28年に終了する予定だということです。


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