「第三の性」認める=教育、雇用で優遇措置適用-印最高裁

「第三の性」認める=教育、雇用で優遇措置適用-印最高裁
2014/04/16 時事通信社

 インド最高裁判所は15日、身体的な性と自身の性認識が異なるトランスジェンダーについて、「第三の性」として認めるとの判決を下した。インドで法的にトランスジェンダーが認められたのは初めて。

 最高裁は「自らの性を選ぶのは全ての人間に与えられた権利だ」と強調。「トランスジェンダーも同じインド国民であり、憲法は身分や宗教、性別に関係なく、全国民に平等な機会を与えると約束している」と述べた。

 また、トランスジェンダーを「後進諸階級」に位置付け、古来の身分制度カースト制で差別の対象となっている不可触民らと同様に、教育や雇用面での優遇措置が受けられるよう政府に要求。さらに、差別撤廃に向けた啓発活動を展開するよう求めた。【アーメダバード(インド西部)時事】


・このインド最高裁判断は、以下の記事あるように、同性愛を認めない代わりに、トランスジェンダーの雇用・教育等の対応を政府に求めたものだ。

15日の判決では、「性の識別は個人の尊厳の一部であり、『個人の自律』『自己決定』の中核をなす」と指摘。ヒジュラについて、男性か女性かという分類に加え、憲法と法律に基づく第3の性として認定しなければならないと判断した。(CNN)

男性、女性に次ぐ、新たな性別というわけだ。

なお、今回の最高裁による決定は、トランスジェンダーを第三の性として認める一方で、同性間の性行為を認めるものではないと明示されている。

デリー高等裁判所は2009年、同性間の性行為を無罪とする画期的な判決を下したが、最高裁判所は2013年12月、これを覆し、イギリス植民地時代以来の「同性間の性行為を禁止する法律」を復活させた。今回の最高裁の決定は、その決定に続くものだ。

153年前の植民地時代に制定された法律によると、インド刑法第377項には、同性愛は「自然に逆らう罪」であり、懲役10年の刑に処せられると規定されている。
(ハフィントンポスト日本版)

日本では、まだ治療の対象として考えているので、そこまでの配慮はないだろう。

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