イギリスで同性婚が合法化、キャメロン首相も祝福コメント

イギリスで同性婚が合法化、キャメロン首相も祝福コメント
2014年3月30日 TBS

 イギリスで、29日、同性婚が合法化され、この日を待ちわびていた同性カップルが一斉に結婚式を挙げました。キャメロン首相も祝福のコメントを寄せています。

 イギリスのイングランド地方とウェールズ地方で、29日、同性婚がはじめて合法化されました。この瞬間を待ちわびていたカップルが、各地で午前0時にあわせて結婚式を挙げ、親族や友人などの祝福を受けました。

 「この国に生き、結婚できることを恵まれていると思うし、光栄なことだと思います。未来は明るいと思います。過去数十年の幾多の進歩の上に、この結婚があると感じています」(結婚したカップル)

 イギリスでは、2005年から同性のカップルは、法律的に「パートナー」として登録することができますが、結婚は許されておらず、同姓愛者のなかには、「二級市民」として扱われているようだとの思いを持つ人が多くいました。

 「この祝福の場に立ち会えて、素晴らしい気持ちです。21世紀らしく、イギリスでもようやく、結婚は互いを愛しあうすべての人のためのものであることが認められたんです」(同姓愛者の権利を訴える活動家)

 2000年のオランダ以来、同性婚を合法とする国は徐々に増え続けていますが、その数は世界17か国に留まっています。イギリスでも国教会などの反発は根強く残っていますが、キャメロン首相はこの日にあわせ、「同性婚の導入は、イギリスが尊敬と寛容、平等という誇り高い伝統を大切にし続ける国であることを示すものだ」とのコメントを発表しました。


・同性婚を制度として認めることで少数者の権利が確保されることは間違いない。

宗教にとっては大きな試練にある時代であるともいえる。特に生殖をめぐる様々な問題は有史以来の過渡期にあるのだろう。

歴史の流れは民族の繁栄を維持するために社会制度をどのように保守的に継続していくかという要請に応えていくことで、宗教も協力していたのだろう。子どもは男女間でしか授からないという制約から効率よく子孫を作るために掟が長く続いてきた。

今までは隠されていたことを明らかにしても摩擦が少ない時代になり、それぞれが自分自身の嗜好を公にできる時代となってきている。

そして技術的には同性間での妊娠・出産ということも視野に入っていくのだろう。その時に、新たな倫理ができるのかどうかは分からない。それは宗教の想定しているものを遥かに超えた状況にあるからだ。

ただ、そうしたものに対応できなければ宗教は見放されていくことは間違いない。保守的な考え方から少し出て、現実的な見方を取り入れることは時代の要請なのかもしれない。

自分では理解できないことを封印するべきでなく、多様性こそ人間のためと思うことが人類にとっては良いことになるのだろうと思う。

性があからさまにされて少し恥ずかしさもあろう。性の趣向は人間それぞれであり正解はない。どのような趣向であろうと否定できるものではない。それも何か遺伝的に決定されている部分もあり、脳の求める刺激なのだろう。

文明の衰頽の証として、性の横溢があげられるが、それは成熟した社会制度があって初めて可能な現象であろう。現在の日本も極めて、そのような時代にある。

ただ、日本人には秘められたものとしての文化があり、単に行為よりも、それを含む人間の深い在りようもまでも視野に入れいることは驚くべきことだ。

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