人生いろいろ:「人身事故」と報道

† 鉄道の人身事故とは、鉄道飛び込み自殺の言い換えなのだろうが特に首都圏では通勤通学に支障が出るので報道されることが多い。それにしても一昨年は自殺者が久しぶりに3万人を下回った。昨年は、年末になっても自殺者数の公表をマスコミがしなくなっている。これは、もしかすると意図的に報道しないことで誘引を減らしたいという国の意向があるとも読み取れる。

‡ 私は幸いにも通勤通学時に人身事故に遭遇したことはない。生命は尊いから死んではいけないなどと叫ぶつもりなくも最近は何も思わなくなった。ずっと精神保健分野に関心を持ってきて、人間が悩むことを見つめてきたが「あなたは死んではいけない」と断言できるのかと思う。つまり、その人自身になって生きることは不可能であり安易な慰めは本当に大事なのかと疑問を持つからだ。ただ自殺者の心理をみると明らかにウツ状態といえる思考判断停止状態に陥っており、正常に回復したならば同じ判断をすることは少ないということは言えるだろう。「自殺」を自殺と認めない報道しないことの功罪もでてくると思う。生きにくい世の中であることは間違いない。


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自殺者 2年連続3万人下回る
2014年1月16日 NHK

去年1年間に自殺した人は2万7195人で、前の年より600人以上減り、2年連続で3万人を下回ったことが分かりました。

警察庁によりますと、去年1年間に自殺した人は全国で2万7195人で、前の年よりも663人、率にして2.4%減りました。

年間の自殺者は平成10年以降3万人を超え続け、ピーク時の平成15年には3万4000人余りに上りましたが、おととしに続き2年連続で3万人を下回りました。

内訳は男性が1万8727人、女性が8468人で、都道府県別で自殺者が最も多かったのは東京都の2825人で、前の年より63人増えました。

次いで多いのが大阪府の1553人で187人の減少、神奈川県が1532人で112人の減少、埼玉県が1520人で51人の減少などとなっています。

一方、最も少なかったのは鳥取県の130人、次いで福井県が164人、徳島県が181人などとなっています。

自殺者を月別に見ると、12月を除いていずれも2000人を上回っていて、特に5月は2540人で最も多くなりました。

警察庁は、インターネットの掲示板などに自殺をほのめかす書き込みをした人を保護する取り組みなどをさらに進め、自殺者の減少につなげたいとしています。


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