聖母マリアの排便人形製作=カトリック教会が激怒-スペイン

聖母マリアの排便人形製作=カトリック教会が激怒-スペイン
2013/12/01 時事通信社

 クリスマスの季節には、著名人が尻を出しトイレに入っている姿をかたどった小さな陶器の人形「カガネル(排便人形)」を飾る風習があるスペイン北東部カタルーニャ自治州で今年、聖母マリアのカガネルが制作された。カトリック教会は激怒している。

 福を呼ぶカガネルは18世紀に商品化された歴史を持つ冬の風物詩。ただ、今回人形化された聖母マリアは、バルセロナ近郊の山地モンセラの修道院にあるカタルーニャの守護聖母像「黒いマリア(モレネタ)」を模している。修道院は「このグロテスクな人形にモンセラの聖母を使ったのは、信者をばかにしているからに違いない」と非難。カトリック教会は訴訟を検討中と表明した。

 制作会社は「悪気はない。家族3人でやっている会社だ。提訴されたらつぶれてしまう」と許しを請うている。この会社は今年、聖母マリアのほか、フランシスコ・ローマ法王のカガネルも発表。過去にはオバマ米大統領の人形も作っている。【バルセロナAFP=時事】

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「黒いマリア」の排便人形=11月15日撮影(AFP=時事)


・以下の参考記事にあるように、「多産と平等を象徴する「Caganer(排便する人)」を片隅に隠し、子どもたちに見つけさせる伝統が」あるとするので、これも伝統的な意味を持つものだろう。

私がこの人形を知っていたのは以下の記事を以前に見ていたからで、当時は世界のトップリーダーの姿を模した造形で印象深かった。

人間にとって忌むべきことに、本来は嬉しいことなのだが、女性の初潮や妊娠というものも人間の歴史にはある。加えて排便行為もタブーとされるものの一つだろう。

排便は誰もが死ぬまで関わることで、例えば日本の温水便座のように、その時間を快適にという発想は世界的になかった。それは隠しても隠し切れないことだし、下世話に言えば美人だってしていることなのだ。

以前にも法王のカガネルがあったが、今回は神聖な!?マリア像ということで反発もある。ただ、この多産と平等というコンセプトを考えるとまんざらでもないだろう。


参考1
キリスト降誕のジオラマにひっそりと紛れこんで排便する世界のリーダーたち
2009年12月17日 Gigazine

参考2
黒いマリア像(ラ・モレネータ) La Moreneta

モンセラット見学のもう1つの見所は、山の中腹に建っているベネディクト会のサンタ・マリア・モンセラート修道院。この修道院にある大聖堂内にラ・モレネータ(La Moreneta)と呼ばれる「黒いマリア像」が置かれています。不思議な伝説を持つ「黒いマリア像」を拝観するために世界中の人々がこの神秘的な聖地を訪れます。触れさせていただけば願いが叶うという。


スペイン旅行 バルセロナ ~モンセラート修道院~

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