ローマ法王選挙会議:投票数多いハプニング…再投票で決着

ローマ法王選挙会議:投票数多いハプニング…再投票で決着
2013年11月19日 毎日新聞

 フランシスコ・ローマ法王が選出された今年3月の法王選挙会議(コンクラーベ)で、5回に及んだ投票のうち1回で投票総数が投票者よりも多いハプニングが起き、「投票無効」となっていた内幕が明らかになった。仕切り直しの再投票で新法王が選出された。

 フランシスコ法王の出身国アルゼンチンの主要紙ナシオンのバチカン専門記者、エリザベッタ・ピケ氏の最新刊「フランシスコ 人生と革命」の内容として16日付イタリア紙スタンパが伝えた。バチカンで3月12~13日に開かれたコンクラーベは秘密会議で、選出過程の詳細は明らかになっていなかった。

 コンクラーベには選挙資格のある80歳未満の枢機卿115人が参加。3月12日夕の第1回投票でフランシスコ法王の得票は25票で、イタリアのスコラ・ミラノ大司教が30票でリードしていた。法王は翌13日の第3回投票で50票を得て首位に立ち、第4回投票で選出に必要な3分の2(77票)に肉薄したという。

 だが、大詰めの第5回投票でハプニングが起きた。枢機卿の一人が誤って2票を投じたため、投票総数が投票者の115人よりも1人多い116票となってしまった。投票用紙はただちに焼却され、やり直し投票で法王は最終的に3分の2を上回る90票を獲得し、選出されたとされる。【ローマ福島良典】


・神から選ばれる法王も、民主制度の投票というところが人間臭くていい。記事にあるように最初から多数の支持で選出されたわけではない。

関連記事
スポンサーサイト

コメント


トラックバック

↑