善通寺:修行僧に暴行、2週間のけが 香川県警に被害届

善通寺:修行僧に暴行、2週間のけが 香川県警に被害届
2013年10月29日 毎日新聞

 真言宗善通寺派の総本山善通寺(香川県善通寺市)で今月中旬、奈良県から修行に来ていた20代の男性僧侶が、監督・指導する立場の30代の男性僧侶から殴るなどの暴行を受け、けがをしていたことが28日、分かった。寺側も暴行があったことを認めて謝罪したが、被害男性は香川県警に被害届を出した。

 寺などによると、被害男性は9月上旬、寺にある僧侶養成機関の善通寺専修学院に約3カ月の予定で入った。読経方法や僧侶としての作法などを学んでいたが、今月中旬、教わる内容が変わると、監督する僧侶から「出来が悪い」などと言われ、修行していた道場で、殴られたり蹴られたりした。

 暴行は数日あり、被害男性は善通寺での修行は難しいと判断、21日に寺を離れた。指導・監督には男性僧侶2人が当たっており、もう1人の僧侶も暴行に気付いていたが止めず、寺幹部にも知らせていなかった。

 被害男性は、頭部や腹部の打撲などで2週間のけがと診断されたという。

 善通寺は被害男性の親族から暴行を知らされて調査し、暴行した僧侶は謹慎中。寺の菅智潤(ちじゅん)宗務総長は毎日新聞の取材に、「指導の一環のつもりだったようだが、暴力は行き過ぎだ。暴行した僧に対する処分も検討する」と説明している。

 総本山善通寺は空海(弘法大師)が813年、生家跡に建立したとされ、高さ45メートルに及ぶ五重塔が有名。【古川宗】



・修行の際に暴行があったとし被害を受けた僧が被害届を出したということだ。寺側が謝罪をしたが受け入れなかったということで怒りがおさまらないようだ。

スポニチの報道を読むと、他の報道と違ってさらに具体的だ。それによると全寮制の寮長もしていた指導僧は別の僧侶にも暴行をしていたとあり、こうした行為が日常だったという印象を受ける。そして処分を検討とあるが、スポニチは解雇としている。

約3ヵ月コースで、まだ始まったばかりであり、当然慣れない生活であろうが骨折までするほど殴ることが修行であったのか分からない。

なお以下のテレビ報道では、修行僧が座禅中に居眠りや予・復習をしないなどと、修行態度にも問題があったと伺えるようなことも記されている。やはり23歳の青年像なのだ。


 善通寺によると、暴行を受けたのは、奈良県の23歳の僧侶の男性で、9月から2カ月の予定で、善通寺に泊まり込み、修行していた。しかし、10月中旬以降、指導役の40歳の僧侶から、座禅中の居眠りや修行態度の悪さをたびたび指摘され、脇腹をけられたり、手や木の札で頭をたたかれたりしたという。男性の父親が、善通寺に被害を訴え、明らかになったもので、男性は、腰を打撲する2週間のけがをして、警察に被害届を出したという。(2013/10/29 岡山放送)

 善通寺によると、男性は境内の寮に寝泊まりしながら、9月8日から2か月余りの予定で修行していたが、10月中旬頃から「予習・復習をせず、お経や作法に2倍の時間がかかっている」などの理由で、指導役の僧侶(40)から腰を蹴られたり、脇腹を殴られたりするなどし、2週間のケガをしたという。男性は21日、修行を途中でやめた。(2013/10/29 日本テレビ)


脇腹蹴り後頭部たたく…修行僧に指導役が暴行 空海生誕の善通寺
2013年10月29日 スポニチ

 真言宗開祖の空海の生誕地とされる香川県善通寺市の善通寺で、修行中だった僧侶の男性(23)が約20日間にわたり、指導役の僧侶から一方的に暴力を受けてけがをしたとして、善通寺署へ被害届を提出したことが29日、男性の関係者への取材で分かった。男性はあばら骨が折れたとしている。

 別の修行僧1人も継続的に暴力を受けていたことも判明。男性側は善通寺署に傷害容疑などで、指導役だった僧侶への捜査を求める。

 関係者によると、男性は近畿地方の寺の僧侶。9月から約3カ月間の予定で、善通寺の境内にある寮で生活しながら修行をしていた。

 寮の責任者も務める指導役の僧侶は10月に入ると、男性が自ら修行中断を申し出て寺を離れるまでのほぼ毎日、行動が遅いなどの理由で脇腹を蹴ったほか木札で後頭部を何度もたたくなどして、あばら骨が折れたり、打撲したりするけがをさせた。

 指導役の僧侶は以前、別の修行僧を暴行していたが、この修行僧が寺を出た後、男性が被害を受けるようになった。

 善通寺のより年長の僧侶は、指導役の僧侶に「それ以上したら捕まるぞ」などと注意。一緒に寮生活した複数の僧侶も状況を認識していたが、止めなかったという。

 善通寺側は男性に謝罪し、指導役の僧侶はすでに解雇したとしている。

 男性の関係者は「宗教施設内で、修行中の者を殴るようなことは、宗教家としてあるまじき行為だ」と話している。



総本山善通寺で指導役僧侶が修行僧に暴行、2週間のけが
2013年10月29日 朝日新聞

 香川県善通寺市の真言宗善通寺派の総本山善通寺で、20代の男性修行僧が、指導役の40代の男性僧侶から修行中に暴行を受けて2週間のけがを負ったとして、香川県警に被害届を出した。僧侶は謹慎中という。

 同寺によると、被害者の男性は10月中旬の数日間、寺の道場で修行中、僧侶から殴られたり蹴られたりして2週間のけがをしたという。僧侶は「修行中の態度が悪かった」と説明したという。男性は9月上旬に奈良県から寺を訪れ、3カ月の予定で修行中だった。菅智潤(すがちじゅん)宗務総長(63)は「行き過ぎた指導で絶対あってはならないことだ」と話している。善通寺は807年に空海が創建したとされ、四国霊場75番札所。



香川・善通寺で修行僧に指導役の僧侶が暴行
2013年10月29日 TBS

 香川県にある、空海ゆかりの寺、善通寺で、修行に来ていた奈良県の僧侶が、指導役の僧侶から殴る蹴るの暴行を受け、骨折していたことがわかりました。

 暴行を受けていたのは、奈良県の寺から修行に来ていた20代の男性の僧侶です。この僧侶は、先月1日から修行を受けていましたが、指導役の僧侶から殴る蹴るの暴行や暴言を受け、途中で修行をあきらめたということです。

 医師からは、上半身打撲など全治2週間のけがと診断され、先週、警察に被害届けをだしました。

 「教本等で頭部を殴られたり、腹部等を足で蹴られたり。最初は行なんで、こういうこともあるんだと思って我慢をしていましたが」(暴行を受けた男性僧侶)

 その後、僧侶はろっ骨を骨折していたこともわかりました。善通寺では、「指導の一環とはいえ手を下したのは行き過ぎだった」と話しています。また、暴行を加えた僧侶に対しては、今週中にも警察が事情を聞くものとみられています。

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