「ヒト祖先は同一種」の新説…進化過程見直しも

「ヒト祖先は同一種」の新説…進化過程見直しも
2013年10月19日 読売新聞

 これまで複数種がいたとされてきた、原人(ホモ・エレクトス)などの「初期ホモ(ヒト)属」と呼ばれる現代人の祖先が、実は同一種だったとする新説を、グルジア国立博物館や米ハーバード大の国際研究チームが18日付の米サイエンス誌に発表した。

 同国で2000年ごろから相次いで見つかった約180万年前の人骨の分析で判明した。

 初期ホモは、アフリカを出た最初の人類。種の分類の見直しは、私たち現代人の進化や拡散の考え方にも見直しを迫る。

 研究チームは、グルジアのドマニシ遺跡で見つかった5体の初期ホモの頭骨などを分析。5体と、約200万年前のアフリカにいた「ホモ・ハビリス」や「ホモ・ルドルフェンシス」は、同じホモ・エレクトスと結論した。5体の頭部や顔、歯などの個体差からみると、アフリカの2種との違いは別種と呼べるほど大きくないという。【ワシントン=中島達雄】


・原理的な宗教組織にとっては進化論は大敵である。人間は神が創造されたものであり、決して進化したものではないという固い信念がある。

進化論はあくまでも「論」であって仮説だとする。また神は一部進化の過程を利用したという見方をする人たちもいる。

DNAの解析や上記のような考古学上の遺物鑑定から、人類の起源については相当綿密に分かってきている。

最初の人間は果たして何人いたかという論争が科学界にあるが、それに対する一つの解答だろう。

人間のみを創造物のトップと位置付ける考え方が、どのように宗教に入っていたのかは興味深いところだ。

日本は自然崇拝が残っているが、それは豊かな自然に囲まれているからだという説明は納得ができる。

一方で医療技術は生命誕生の領域にまで入ろうとしている時代に、そうした科学を否定するような見方を是正できないならば、それこそ淘汰されてしまうだろう。

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