ローマ法王:福島、広島、長崎などの訪問求める

ローマ法王:福島、広島、長崎などの訪問求める
2013年10月15日 毎日新聞

 日本カトリック司教協議会は15日、フランシスコ・ローマ法王に対して福島、広島、長崎などへの訪問を求める書簡をバチカン(ローマ法王庁)に送付したと発表した。書簡では、東日本大震災による東京電力福島第1原発事故で、多数の住民が避難生活を送る現状を指摘。「日本の人々に直接、福音のメッセージをいただきたい」として被災地が含まれる仙台教区と福島、被爆地である広島、長崎への訪問を求めた。

 書簡では、2015年が江戸時代末期、弾圧を受けたキリシタンが大浦天主堂(長崎市)で宣教師に名乗り出た「信徒発見」から150年、広島と長崎への原爆投下から70年にあたると指摘。15年を軸に訪日を検討するよう求めた。

 1981年、法王として初めて訪日した故ヨハネ・パウロ2世は東京、広島、長崎を訪れた。【吉永康朗】


・1981年以来の好機ということで実現する可能性もある。目下のところバチカン改革の方が優先度が高いので海外訪問は時期を考えるのだろう。

日本ではキリスト教徒の割合は増えているわけではない。ローマ法王が来日しても、カトリック信者は狂喜乱舞するにしてもそれだけのこと。それよりももう一度自らの組織の拠り所とは何かを、神学でなく信徒の視点で考えることが大事だろう。

清貧の意味を問うならば、今後すぐに世界的な問題となる人口爆発に伴う、食糧問題・水問題・エネルギー問題と生活を正さないといけない。人間の限りない欲望を押え、分かちあう生活を指導することが宗教家の役割に違いないだろう。

法王自身が、豪邸に住まず通勤しても、それを見習う聖職者は残念ながらいない。本当にキリストに倣うというならばマザー・テレサのような生き方をせずにいられないだろう。そうした目に見える行動こそが新たな宗教改革運動を産むのだが・・・。

なお、来日要請を伝えたメディアは毎日新聞のみである。


ローマ法王:来阪? 司教協、来日要請で望む声
2013年10月05日 毎日新聞 大阪朝刊

 日本カトリック司教協議会は4日に特別臨時司教総会を開き、フランシスコ・ローマ法王に来日を要請することを決めた。近く文書をバチカン(ローマ法王庁)に送る。バチカン報道官は、法王が2014年以降、アジアを訪問する可能性に言及しており、早ければ来年にも実現する見通し。1981年の故ヨハネ・パウロ2世以来、2回目の法王来日となる。来日が実現した際には、長崎のほか、キリシタン大名で知られ、高槻城主だった高山右近と縁のある大阪への訪問を希望する声が上がっている。【大場伸也、吉永康朗】


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