NHK SWITCHインタビュー 達人達(たち)「宮崎駿×半藤一利」

SWITCHインタビュー 達人達(たち)
「宮崎駿×半藤一利」
2013年8月3日 NHK総合

零戦の設計者という実在の人物を主人公に、初めてリアリズムに挑んだ映画監督・宮崎駿と、歴史探偵・半藤一利。二人が読み解く「昭和」、現代に投げかけるメッセージとは?

子ども向けファンタジーに徹してきた宮崎駿(72)が、初めて戦争のただ中に生きた人々を描いた「風立ちぬ」。この映画をどうしても見せたかったのが、近現代史の裏表を知り抜く作家・半藤一利(83)だった。半藤が独自の視点で読み解く「宮崎版昭和史」とは? 今、昭和に向きあう意味とは? 声優のプロを起用しない理由から、トトロ誕生秘話まで、宮崎を「久々に出会う天才」という半藤が、その創作の秘密に迫る1時間。

【出演】映画監督…宮崎駿、作家…半藤一利
【語り】吉田羊、六角精児
【ディレクター】李 憲彦
【撮影協力】文藝春秋


・この撮影時には宮崎監督の引退発表はまだ行われていない。この番組は対談番組であり名前を変えているものの、従来からあったNHKのものと大きく変わりがない。ただ対談そのものでない付随する情報を入れて分かりやすくしている分だけ、対談部分が大幅編集・カットされている。

その内容は一部分であっても興味深いものであった。

半藤氏は、むろんアニメに興味があるわけでもなく歴史作家としての視点である。トトロは何者なのってボケた質問もあり、ここらが難しいところだ。

個人的には、できるだけ編集せずに長時間ナマの対談を聞きたいものだ。対談の良いところは、話をしている時に急に関連事項を思い出したり、新たな発想を得ることだろう。だから編集者の視点で切り貼りすると、その発想が生まれている瞬間を失うことになるのだ。

この出演者二人の対談本が、文芸春秋2013年八月号に抜粋が掲載され、文春文庫として発売されている。このNHKと同時に収録されたものと考えられる。また別に鈴木プロデューサーのFMラジオ番組でも一部分が放送された。

文藝春秋を見ると、テレビでカットされた部分も分かり番組の編集がどのようであった分かる。対談のかなりの部分が欠落している。また反対にテレビ番組から文芸春秋編集者が書き直した部分もはっきりと分かることになる。

当たり前のことだが、対談ではかなりあやふやな情報をやり取りしていることが多く間違いもあり、後日編集担当者が資料を調べて直すことになる。このような見方もまた楽しいものだ。


半藤一利と宮崎駿の 腰ぬけ愛国談義 (文春ジブリ文庫)
半藤 一利 , 宮崎 駿

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文庫: 269ページ
出版社: 文藝春秋 (2013/8/6)


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