「処女検査提案」で物議=市教育長が否定し収束―インドネシア

「処女検査提案」で物議=市教育長が否定し収束―インドネシア
2013年8月25日 時事通信社

 インドネシアで最近、スマトラ島プラブムリ市の教育長が「高校入試に処女検査を導入すべきだと提案した」と各メディアが報じ、物議を醸した。ただ、教育長はその後、メディアに「そうした計画はない」と否定し、騒ぎは収まった。

 地元メディアは、教育長が「来年度から処女検査を導入したい」と語ったなどと報道。これを受けてインドネシアのヌー教育相も「子供を守りたいなら別のやり方がある」と懸念を表明する騒ぎとなった。その後、教育長は地元有力紙に「メディアは誤解している」との声明を送り、こうした提案を否定した。【ジャカルタ時事】


・イスラム教と関連があるのかは触れられていないが、恐らくは宗教との絡みもあるのではないだろうか。処女検査とは道徳だからね。

処女・童貞に価値を置くことは今の日本では考えられない。反対にチェリーボーイなどと揶揄される。高校入試ということはインドネシアでもローティーンの性に不安があるのだろう。

キリスト教の処女降誕についても誤解が多く、聖処女マリアから生まれたイエスだから贖罪ができるという教義となってしまった。その出産についても聖処女性は回復されたという摩訶不思議なものになっている。

実は処女降誕というモチーフは、ジョーゼフ・キャンベル教授の研究により古代からある神話にも見られてキリスト教はギリシャ文明の影響を強く受けたために導入された物語であるということだ。
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