金閣寺・銀閣寺、国税と対立 写真掲載で寄付金は収益?

金閣寺・銀閣寺、国税と対立 写真掲載で寄付金は収益?
2013年7月29日 朝日新聞

 世界遺産の金閣寺と銀閣寺が、あるお金をめぐって国税当局と対立している。寺の写真を出版物に載せる際、発行元は「志納金(しのうきん)」を寺側に渡しているが、当局は「収益事業にあたる」として課税対象と主張。一方、寺側は「信仰対象をみだりにさらされないための自衛策」とし、課税されれば提訴も辞さない構えだ。

 関係者によると、京都市にある金閣寺と銀閣寺は外観や宝物(ほうもつ)の写真の撮影を認めたり、出版物への掲載を許可したりした際、寄付金にあたる志納金を受け取っている。写真を貸し出した時も同様で、年間で計約2千万円に上るという。

 公益性が認められる宗教法人は、不動産販売や金銭貸し付けといった34の収益事業を展開すれば課税対象となるが、宗教活動で得た収入は税金がかからない。

 志納金も本来は非課税だが、大阪国税局は昨年6月の税務調査で「撮影を許可した建築物や貸し出した写真には著作権がある」と指摘。こうした権利に基づく金銭の受領は34収益事業のうちの一つ「無体財産(知的財産)権の提供業」にあたるとみて、過去5年分について課税対象になると判断したという。


・雑誌の編集に携わっている方が、上記にあるような寺社写真について不満を漏らしていた。つまり写真は勝手に掲載するわけでなく、それなりの使用料を要求されるということだ。

それを寺社側は課税対象の事業ではないと主張する。これは金閣寺・銀閣寺だけの話ではない。宗教活動と名前がつけば何でもOKでないことは明らかで、今後とも議論を呼ぶことになる。

なお一般参拝者にも撮影を禁止している寺社が多い。三脚が通行人や車に迷惑だと禁止しているところもある。基本的には境内は禁止されているようなので立て看板などに注意してほしい。

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