サイエンスZERO 「UFO!科学的に“あり”?“ナシ”?」

サイエンスZERO
UFO!科学的に「あり」?「ナシ」?(No.428)
2013年6月9日 Eテレ

UFO。その謎は多くの人の心を捉える一方、あくまでもSFやファンタジーの話であり続けてきた。ところが今、UFOの正体を「科学的に」白黒つけようという本気のチャレンジが世界中で進行中だ。結果、UFO目撃情報の8割は、自然現象などで説明がついたものの、残り2割は「科学でも説明不可」! はたしてUFOは「あり」なのか、「ナシ」なのか? 日本の宇宙物理の第一人者、佐藤勝彦さんを交えて徹底追求する!

毎年、世界中で目撃される「UFO」。実はその2割までもが、今の科学では「説明不可」!長年の水掛け論に決着をつけるべく、宇宙物理の第一人者による驚きの新事実です!

【ゲスト】佐藤勝彦(自然科学研究機構機構長)
【出演】南沢奈央, 竹内薫(科学ジャーナリスト), 中村慶子アナウンサー
【語り】土田大
【ディレクター】坂田能成


・UFO現象について滅多に取り上げないNHKの科学番組だが、今回は冷静に報道しようという意図が感じられた。民放局では、動画投稿サイトから選び出した映像を元に取材しつつも、誤解を与えやすいことは変わりない。

特に問題となるのは、物理現象や科学現象を理解できないことによる半ばオカルト的な状況に陥ってしまうことだ。理解できないから一気に精神世界や宗教っぽいものにのめり込むリスクが大きくある。ただ、まともな科学者は相手にしない現象であり社会に対する啓蒙にも活発ではないのが実情である。

番組でもUFO現象に対する解明が2割はできないということだ。反対に言えば8割は証明できることなのだ。

私は個人的にSFテレビ番組が好きで宇宙空間でのストーリーは夢があると感じている。ただ、それは他の惑星や宇宙人などという隠喩を用いて、自分自身らを見つめるという作業をしていると思っているからだ。

また将来問題視されるだろう科学と倫理問題を先取りして提示してくれている。機械やコンピュータとの共存も重大な問題だ。

番組では、過去に話題を呼んだUFO写真が実は撮影者のトリックだと明かした事例を実名で上げていた。本当に、こうしたことは多いのだ。冗談でやったが周りが大きく取り上げて引くに引けないということはよくあるだろう。

物理学者が最後に、今発見されている水が存在する地球型の惑星について話をしていたが、実はそうした普通の科学者の説明でないものを一般視聴者は求めているのだろうと思う。

上記に記したように、未知のところから救世主が現れたりヒーローが出て自分たちの問題を解決してくれるような願望があるのではないだろうか。

そして良く知られているのは心理学的なトラウマと異常現象の親和性の関係である。宇宙人にレイプされたと証言する人たちには、実は実生活上の大きな問題を抱えていたりすることは知られている。

人間の知覚とは本当に微妙なものであり、いいかげんなものだとも言える。その知覚を用いることと判断する脳機能にも限界があることで極めて個人的なものだとも言える。2割の未解明現象があることは、実は人間という存在を考えると納得できたりすると思えるのだがいかがであろう。


<番組で取り上げられた機関>
★仏国立宇宙研究センター(CNES) 未確認大気宇宙現象情報研究グループ(GEIPAN)

★全米航空異常現象研究センター(NARCAP)

 アメリカのUFO調査 (詳細不明)
   天文現象(惑星・流星など)21.8%
   航空機 21.6%
   気球 15.4%
   情報不足 10.9%
   その他(幻覚など)10.6%
   正体不明 19.7%
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