人生いろいろ:デジタル多チャンネル化のウソ

† デジタル化でテレビ受像機の買い替えが行われて一時潤った業界であったが、需要が一巡したことと韓国や中国などの価格の安い製品に追われて、日本のメーカは軒並み減益し撤退するメーカーも出てきている。振り返ってデジタル化とは何だったのかと検証する必要もあるのではないだろうか。

‡ デジタル化の理由の一つに電波の有効利用というものがあり、激増するスマホなどに割り当てる周波数をめぐって裏では画策があるという。電波利権と言われているものの一端だ。一つデジタル化の題目と言われたのが、ラジオのデジタル化であった。ところが以下にあるように民放ラジオについでNHKも断念という記事が出た。表向きの理由は設備投資なのだが、もともと本気度がないのは明白だろう。AMラジオをクリアな音質のデジタルに変える試みはなくなったが、一方で民放局はPCやスマホでのラジオ視聴を目指している。大震災の時にもはっきりとしたことだが、災害時のAMラジオの有効性は証明されている。誰のための電波行政なのか、それを伝えるマスコミは数少ない。


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NHKもラジオデジタル化断念
2013/4/13 中日新聞 夕刊

 NHKはテレビの地上デジタル放送への完全移行で空いた周波数帯(V-Low帯)を使うラジオのデジタル化を見送る方針を明らかにした。

 民放連が三月、民放ラジオ全局での取り組みを断念したためで、NHKの久保田啓一技師長は定例記者会見で「オールジャパンで取り組む前提が崩れ、現時点では参入することにはならない」と述べた。

 ラジオ放送をめぐっては、都市部でAM放送の難聴取が深刻化しており、NHKはFM放送を活用した対策の検討を進める。


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