介護主夫日記:介護で人生を諦めるのか!?

† 身に染みる記事だが、これが日本の現実だろう。それが定年以降の家族介護ならば諦めはつきやすいのだが、20~30代で介護を強要されることが人生に大きな岐路となることは事実。結婚する相手が理解しないと新しい生活を送ることもできない。

‡ 記事にあるのは認知症対応だが、余裕をもって介護が成功するには、多くの他人の援助と自分自身の切り替えが必要だろう。「親思いで偉いね~!」とか言われたら、私は黙殺したい。こうした問題は個人差・家族差が大きくて、楽な介護生活を送る人もいる一方で悲惨な生活を送る人もいる。それは気の持ち方でうんぬんできるものではない。私は、福祉専攻として把握している部分が多いのだが実際は試行錯誤の連続なのである。私なりに介護のポイントを書き連ねることもできるのだが、それが誰かの役に立つとは思いにくい。反対に言うと、これで介護は大丈夫と言い切る人たちは何も分かっていないのだと思う。


恋愛や結婚もできない 介護で人生をあきらめる若者たち
2013年4月12日 dot.  ※週刊朝日 2013年4月19日号

 一般的には、介護を担うのは50代以上の人が多い。実際に、厚生労働省の「平成22年国民生活基礎調査の概況」を見ても、40歳未満で要介護者と同居する主な介護者は、全体の約3%と低い。しかし、「もっと多く、若い人が介護をしているはず」と指摘する声がある。

 介護に関するホームページには、「仕事と夢を追いかけてきたのに、希望が閉ざされてしまった」「お金の相談をしたくても、周りに同じ境遇の人がいないからわからない」という声も見られる。周りに介護経験者が少ないため、相談やグチをこぼす相手もなかなか見つからない。仕事や夢が犠牲になる可能性が高いのも事実だ。現在の不況では仕事も安定せず、金銭的に余裕がない人も多いだろう。

 育児・介護休業法では、働きながら介護との両立をはかれるように、「介護休暇」と「介護休業」を企業に義務づけている。「介護休暇」は、通院の付き添いや買い物のために、単発で年に5日(要介護者の家族が複数いる場合は年10日まで)休める制度で、「介護休業」は、対象家族1人に対して通算93日、介護のためにまとまった休みが取れる制度だ。しかし、終わりの見えない介護を考えると、十分な日数とは言えず、制度を利用する人も少なく、実態に沿っていないとの批判がある。また、実際にこの制度を利用できるのは、一部の大手企業に勤めている人に限られるとの見方もある。

 23歳から認知症の父を介護し、『笑う介護。』(成美堂出版)の著書もあるライターの岡崎杏里さん(37)は、「若い人の介護は、仕事だけでなく、恋愛や結婚を犠牲にする可能性がある」と指摘する。介護に時間を取られ、出会いのチャンスやデートの時間を失ったり、介護が原因で恋人と別れたりするからだ。

 実は岡崎さんも、20代のころ、同じ経験をした。だから1年前に結婚した夫とつきあい始めたとき、父の介護のことをなかなか言いだせなかった。

 恋人時代、デートした後に車で送ってもらっても、自宅より手前で降ろしてもらった。その秘密めいた行動は、「バツイチで子どもがいるのかもしれない」と疑念を抱かせるほどだった。つきあって4カ月、意を決して打ち明けると、若いのに苦労して偉いなと思ってくれたようだった。その気持ちは彼の両親も同じで、結果的に結婚へと、とんとん拍子に進んでいった。

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