人生いろいろ:高額寄付とオレオレ拾得物

† お金は人間にとって最大の関心事と言ってよいだろう。自給自足できない現代生活では無理からぬことだ。そこで起きる悲喜劇が人間を彩る。誰もが大金を手にしたいし控えめに言っても、必要ないと断言する人は稀だろう。それは交換できるという機能があるからで、サービスや愛情までも手に入れられると固く信じられているからだ。

‡ 最近、脳裏にあるニュースを以下に掲げる。①は高額寄付だが、いわゆる普通の女性なのがいい! 億万長者が義務でするものと違うことと、はっきりと使用希望まで述べている。一方、②の拾得物に関しては、17件の問い合わせがあり俺のものだと名乗り出た輩もいたという。警察は帯封から、金融機関・支払日を特定し捜査して持ち主の子どもに返還となった。お金には名前は書いていないのだが、あわよくばと考える人がいるのも人間の性だろうか。


都道府県警察における遺失物の公表ページ 警察庁
 (外部リンク) http://www.npa.go.jp/consultation/chiiki2/ishitsubutsulink.htm



①「児童福祉に役立てて」89歳女性遺言で2億7000万寄付
 2013年1月19日 スポニチ

 名古屋市が昨年末、市内に住んでいた故人の女性から「児童福祉に役立ててほしい」との遺言に基づき2億7606万8138円の寄付金を受けていたことが18日、分かった。市によると、個人による億単位の寄付は極めて異例。市は善意を生かし、名古屋市大医学部に障害者医療に従事する人材を育成するための講座設置を検討している。

 女性は昭和区在住だった恒川八重子さんで、昨年1月に89歳で亡くなった。市が遺族から受けた説明によると、恒川さんは足に障害があり、児童福祉に使ってほしいと言い残していた。寄付はすべて現金という。

 昨年6月、遺言執行者を通じて市に連絡があり、市は同12月に寄付を受け取り、遺族に感謝状を贈った。



②ゴミ処理施設の1000万円 持ち主が判明
 2013年2月22日 日テレ
 
 去年12月、広島市のゴミ処理施設で見つかった現金約1000万円の持ち主が判明した。決め手は札束についていた金融機関の帯だった。

 去年12月17日、広島市安佐南区のゴミ処理施設でゴミの中から現金約1000万円が見つかった。現金には複数の金融機関の帯がついており、06年の日付が記入されていた。

 警察が調べたところ、当時70歳代の男性が所有者であることが判明。しかし、男性は現金を引き出した直後に死亡しており、男性の50歳代の長男が去年12月、現金が入っていることを知らずにタンスなどをゴミ処理施設に持ち込んでいたという。22日、現金を返還された長男は「ありがとうございました」と話し、現金を持ち帰ったという。

 1000万円が見つかって以降、警察にはこれまで17人が、自分のものではないかと名乗り出ていた。



追加

「福祉に」と遺言で9200万円寄付 新潟市の元建具職人
2013年2月25日 産経ニュース

 昨年10月、病気により65歳で亡くなった新潟市中央区の元建具職人、小野芳春さんの代理人が25日、同市役所に篠田昭市長を訪れ、小野さんの遺言に基づき「新潟市の福祉に活用してほしい」と約9200万円を寄付した。

 小野さんは遺産の相続人などがなく、生前に遺言書を作成。弁護士が遺言に従って小野さんが福島県会津若松市に所有した土地を処分するなどした。遺言がなければ、遺産は国庫に帰属されるという。

 新潟市は「小野さんの遺志を尊重して使途を検討したい」としている。


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