安倍首相「尊厳死の仕組み考えたい」=参院予算委

安倍首相「尊厳死の仕組み考えたい」=参院予算委
2013年2月20日 時事通信社

 20日午前の参院予算委員会で終末期医療での「尊厳死」が取り上げられ、安倍晋三首相は「尊厳をもって人生を終えることができ、医師も安心して対応できる仕組みを考えていきたい。大切なのは医療費との関連で考えないことだ」と語った。

 終末期医療をめぐっては、麻生太郎副総理・財務相が1月に「政府のお金でやってもらうのは寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしないと」と発言。批判を受けて撤回した経緯がある。

 医師でもある民主党の梅村聡氏が「麻生氏の言葉遣いは乱暴で、金と絡めたのは不適切だったが、国民的な議論は大事だ」と指摘。麻生氏は「尊厳をもって静かに死なせてほしいという率直な気持ち、私の人生観(を言いたかった)」と改めて釈明した。


・このところ日本人の最期に関する議論が盛んである。書籍の売れ行きなどを見ても、医療の不信を背景とした治療法に疑問を呈する書籍がベストセラーとなっている。

この記事は具体的な政策を論じたものではなく死生観を問うたものに過ぎない。なぜなら安楽死も尊厳死も、なかなか議論にのらないのが現状である。

特に尊厳死推進団体と神経難病や重度身体障がい児・者らの対立は激しく、医療中断に追い込まれる危惧を持つ人も多い。ただ基本的には本人の意志、家族の意志を尊重して専門家のサポート受けながら決めるしかないだろう。

その上で、議論となっている社会保障制度や治療費・介護費などの金の問題は避けて通れないところだ。お金があれば選択の幅が拡がるような社会では不公平感が増すことになる。
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