【お知らせ】 休筆について

2008年8月から開始しました「宗教的古典から究極的人生態度を学ぶ」は2012年12月31日で休筆することになります。このところ多くの皆様にご覧頂き感謝しております。「近いうち」何らかの形で復帰できるものと考えております。

 ⇒冬眠(充電期間)してます。2013年4月から再開の予定。更新頻度は随時とします。

このブログの趣旨は、究極的な人生態度を涵養するために、古今東西の宗教的な考えに共通するものを汲み取り、優れた先人による遺産の紹介をしつつ、私たちがともに生きている現在を語ることで時代の雰囲気を共有しました。

それを本質と現象という側面において考察できたことは嬉しいことです。現象である個々の事件・事故に登場する人たちへの悪い感情は一切なく、それは全ての人間の抱えている問題の一面を映し出したものに過ぎません。一方、藤木正三 牧師、アントニー・デ・メロ 神父、ジョーゼフ・キャンベル 教授という極めて優れた方々との出会いは、人間の本質的理解において明確なビジョンを与えてくれました。

自己について知れば知るほどに他人が分かり、他人が分かれば自己も分かる。この社会は地続きであり地球の裏側で起きていることも自己の生き方と密接に関連している。そして過去の人たちとも繋がりつつ人間は生存の本能のままに、これからも進んでいくことでしょう。たとえ強力兵器で絶滅しようともイノチの働きは続くことでしょう。大宇宙もいつか終わりが来るとしても時間を超越した何かは永遠というものに昇華されていく。すべては有難くありがたい。(たれプーさん♪)

Make today the best day of your life.

「人間として最高の喜びは、終生の師にめぐりあうことである。
危機というものは、いつの世も人間がつくり出すものである。それは人間の業(ごう)かも知れない。そしてそういう業のなかに生まれ、生きねばならぬわれわれにとって、師とのめぐりあいのふしぎは、星のように光り輝き、虹のように美しい。それにしても、そのようなただ一人の師にめぐりあうということは、いかに至難なことであろうか。」(坂村真民)

「人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早過ぎず一瞬遅すぎない時に。」(森信三)


衆院解散、首相「近いうち」約束から100日後
2012年11月17日 読売新聞から抜粋

衆院は16日午後、解散された。政府は臨時閣議で「12月4日公示―16日投開票」の衆院選日程を決め、事実上の選挙戦に突入した。
野田首相(民主党代表)は解散後、首相官邸で記者会見し、「解散の理由は、『近いうちに国民に信を問う』との約束を果たすためだ」と語った。「近いうち」の約束をした8月8日の自公両党との党首会談から、ちょうど100日後の解散となった。



―追加記事―

「甦る話芸 節談説教」(東海ラジオ放送制作)
平成24年度文化庁芸術祭・ラジオ部門大賞

僧侶が言葉に抑揚をつけ身振り手振りを交えながら信仰の啓蒙のために行う「節談説教」。名古屋の住職・祖父江省念がこれを講じた30年前のテープが自社の番組保存用ロッカーから見つかった。その歴史を伝え、後継者として活動する人や説教を聴く人を取材し、魅力や現代における意義を探る。ともすれば地味になりそうなテーマであるが、講談師の神田京子が面白おかしく伝えていて聴きやすい。あまり馴染みのない「説教」だが、話芸の源流といわれる「節談説教」について理解を深めることができ、知識を豊かにする番組である。

プロデューサー:秋田和典
ディレクター:松波宏治
構成:高橋真裕美
技術:杉浦 実

2012年5月27日14時~(本放送)45分
2012年10月12日20時~(再放送)45分
2013年1月26日19時~(再々放送)60分 追加取材付き再編集版



〈番組で取り上げられた関連情報〉

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関山 和夫(せきやま かずお) 話芸研究者、佛教大学名誉教授

・安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)和尚 落語等の祖
 岐阜県図書館 岐阜県ゆかりの先駆者たち 安楽庵策伝(外部リンク)

・講談師 神田京子のブログ
 京子喫茶室  http://blog.kandakyoko.com/

・椙山女学園大学 文化情報学部教授  飯塚 恵理人(いいづか えりと)
 恵理人の小屋  http://zeami.ci.sugiyama-u.ac.jp/~izuka/erito1/

  ⇒⇒節談説教ー祖父江省念の世界 (外部リンク)

 「節談説教」は、浄土真宗の法話の形態で、落語や講談、浪花節の源流ともなったものです。
近年では名古屋市北区の有隣寺住職の祖父江省念師がそれを継承されていましたが、平成8年に亡くなりました。祖父江師の節談説教はレコードやDVDも発売されておりますが、芸能史の研究者や愛好家にはまだ一般的になっておりません。省念師の孫で現在の有隣寺住職祖父江佳乃先生の許可をいただいて、有隣寺所蔵の省念先生の説教テープ78本をデジタル化し、mp3ファイルに変換して私のホームページより配信させて頂くことに致しました。

 関山和夫先生は節談説教は「宗教のもの」で単純に芸能ととしてはとらえられないとおっしゃっていますし、祖父江先生も寺の「説教」としてなさっているのですが、節談説教には非常に質の高い「芸能性」が認められます。このテープから民衆がそれを聴くことを娯楽とし、楽しんだ、中世の「語り芸」としての「説教」の姿が伺えるのではないかと思います。録音日時等は寺にも記録がないということで、残念ですが、平成初年の、省念先生の最晩年のテープではないかと思われます。貴重なテープを提供いただきました、有隣寺住職祖父江佳乃先生に心より感謝致します。

 《補記》 79番まで配信させて頂いておりましたが、2009年秋、祖父江先生からあらたに800本以上のテープを提供頂きました。アルバイトの方にお願いして順次デジタル化し、配信してゆきたいと思います。祖父江先生とアルバイトの方に心より感謝致しております。今後ともご支援のほどよろしくお願い致します。


節談説教研究会  http://fushidan.cocolog-wbs.com/

節談説教の世界  http://fushidansekkyou.com/index.html


祖父江省念 節談説教「報恩の行」ダイジェスト


平成24年度(第67回)文化庁芸術祭賞の決定について
平成24年12月21日 文化庁
20130123

「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2012年06月05日 東海ラジオ

2012年6月「甦る話芸 節談説教」

東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。
6月の番組審議会がこのほど開かれ、「甦る話芸 節談(ふしだん)説教」について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。大西信之、中西英夫、山﨑隆治、以上の皆さんです。今回は熊倉浩高、宮﨑眞知、村瀬大一郎、以上3名の委員の方は書面出席となりました。東海ラジオ放送側からは、志村富士夫代表取締役社長、小畑耕一常務取締役制作局・開発担当、加藤康雄取締役業務局長、角田功治取締役制作局長、田中康之業務局次長兼編成業務部長、松波宏治番組ディレクターが出席しました。「甦る話芸 節談説教」は、日本民間放送連盟賞番組部門教養番組参加作品で、5月27日(日)午後2時から45分間放送しました。日本の話芸の源流といわれ、独特な語り口で知られる節談説教はお坊さんが仏教の教えを説いた、つまり説教がその始まりといわれています。戦後は衰退の一途をたどる一方でしたが、話芸の研究で知られる関山和夫佛教大学名誉教授らの尽力により「節談説教研究会」が設立され、継承の活動が始まりました。番組では、「節談説教」の歴史を伝えるとともに、この地方で後継者として活動している方々や説教を聞く中高年の人々を取材し、「節談説教」の魅力や現代における意義を探りました。

各委員の意見です。
「日本の文化のルーツを探り当てた学研的価値のある素晴らしい番組である」 
「講談師神田京子さんの語り口調はおなじみ神田一門の名調子で、難しいテーマを分かり易く伝える上で大変効果的だった」
「説教の解説を後から挿入する部分が多く、一般の人には理解しづらい構成になっている」
「テーマが分散しているため分かりづらい。節談説教を演じる祖父江省念さんと孫娘の佳乃さんに絞った方がリスナーも聞きやすいのではないか」
「細かいところで親切さがないため、全体的に分かりにくさにつながっている」
といった意見が出されました。

東海ラジオからは
「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、5月は154件で、デーゲーム中継に関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。尚、5月の番組審議会の意見を受け「原光隆ニュースファイル」において、生の現場の音・女子アナによるニュースのリード読み・番組終了時にクレジット(中日新聞の協力で・・・)以上の3点を5月21日分より新たに取り入れたことを報告しました。
以上が6月の番組審議会の概要です。(事務局 佐枝一史)



合格祈願代行、御利益は 護摩たき依頼、ネットに動画・遠方神社へ参拝
2013年1月4日 朝日新聞夕刊

 受験シーズンがやってきた。試験直前、一刻でも惜しい受験生らを相手に、神頼みを代行するサービスがある。御利益のほどは――。

 東京都台東区の業者は「オンデマンド祈願」と銘打った代行サービスをしている。奈良県の寺などで修行を積んだという「修験者」が、依頼者の願いを書いた護摩をたいて祈願。その様子の動画をネットで流す。

 1回の依頼で3千円。動画の冒頭には「心を集中し、軽く合掌してください」のテロップ。依頼者が自宅で手を合わせる。最後に「無事円満成就されました」と流れて祈願終了だ。代表の男性(63)は「時代に即した祈願の形です」と胸を張る。

 中国・上海市内に本社を置く業者は「遠距離などで合格祈願ができない方々のために」と、サイトで代行祈願を受け付けている。代金を振り込むと、東京にいるスタッフが最も近い「吉日」を選んで明治神宮(東京都渋谷区)か湯島天神(同文京区)に参拝する。4100円と、絵馬の奉納付きの8100円の2コースがある。

 ●お守り高値転売も

 学問の神様、菅原道真を祭る太宰府天満宮(福岡県太宰府市)は「代行サービスなどの商売行為は一切禁止」を掲げているが、祈願代行業者や、お守りを高く転売する業者が後を絶たないという。

 こうした業者への対抗の意味も込めて、太宰府天満宮自体がファクスでの合格祈願を受け付けている。1件5千円から。自筆ファクスか現金書留による申し込みを条件としている。

 同天満宮の職員は「ネット通販での手軽な買い物とは違う。神社の尊厳を保つために、これ以上は譲れません」と言う。

 神頼みを他人に任せてよいのか。全国約7万9千の神社を統括する神社本庁(東京都渋谷区)は「昔から、病気の人に代わっての回復祈願や、遠方の孫のために祖父母が合格祈願に出向くことなどは一般的だった」と言いつつも「神域にある社塔に自ら参拝することが基本である」との立場だ。自らネットで祈願を募集する神社も増えたため、2010年7月に全国の神社に自粛を求める通知を出した。

 ●「そもそも他者頼み」

 国学院大の井上順孝教授(宗教社会学)は「合格祈願は、そもそもが他力本願の行動。今はネットの世界が一般的になり、代行業者への依頼が増えるのは自然な流れではないか」。ただ、「ネットには悪徳業者もいるので、各自が気を付けて」と話している。(古田真梨子)




追記

関山和夫氏(佛教大名誉教授、元京都西山短大学長)が死去
2013年05月10日 読売新聞

 関山和夫氏 83歳(せきやま・かずお=佛教大名誉教授、元京都西山短大学長)9日、肺がんで死去。告別式は12日午後1時、愛知県一宮市新生1の6の20クレストホール一宮。自宅は同市神山2の14の23。喪主は妻、道子さん。

 伝統話芸の研究家で、1964年、「説教と話芸」で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。67年3月から名古屋市で会員制落語会「含笑(がんしょう)長屋・落語を聴く会」を主宰し、今年4月までに452回を数え、柳家小さんさんや桂米朝さんも高座に上がるなど全国各地の「落語を聴く会」の先駆けとなった。



訃報:関山和夫さん 83歳=話芸研究家、佛教大学名誉教授、元京都西山短大学長、仏教文学専攻
2013年05月10日 毎日新聞 中部朝刊

 ◇「話芸」研究に尽力

 関山和夫さん 83歳(せきやま・かずお=話芸研究家、佛教大学名誉教授、元京都西山短大学長、仏教文学専攻)9日、肺がんのため死去。通夜は11日午後7時、葬儀は12日午後1時、愛知県一宮市新生1の6の20のクレストホール一宮。自宅は同市神山2の14の23。喪主は妻道子(みちこ)さん。

 落語や講談など話術で楽しむ芸を「話芸」と命名したとされる。1964年に著書「説教と話芸」(青蛙房刊)で第12回日本エッセイストクラブ賞。77年に芸術選奨文部大臣新人賞。

 名古屋市で「含笑(がんしょう)長屋・落語を聴く会」を主宰するなど、東海地方で多くの地域落語会の発展に尽力した。



「リーガル・ハイ」など受賞 放送文化基金賞
2013年5月31日 スポ

 放送分野の優れた番組を表彰する第39回放送文化基金賞(主催・公益財団法人放送文化基金)が31日発表され、テレビドキュメンタリー番組部門でNHKスペシャル「メルトダウン File03 原子炉“冷却”の死角」、テレビドラマ番組部門でフジテレビ・共同テレ制作の「リーガル・ハイ」が本賞に決まった。

 テレビエンターテインメント番組部門はNHKスペシャル「釜石の“奇跡” いのちを守る特別授業」、ラジオ番組部門は東海ラジオ(名古屋市)の「よみがえる話芸 節談説教」が、それぞれ本賞に決まった。

 またドキュメンタリー部門で番組賞を受賞したETV特集「原田正純 水俣 未来への遺産」(NHK福岡、熊本放送局)で取り上げられ、昨年亡くなった水俣病研究の第一人者原田正純さんに特別賞が贈られる。

 贈呈式は6月21日、東京・紀尾井町の千代田放送会館ホールで。



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