イスラエル・エルサレムの聖墳墓教会 水道料金未納で銀行口座凍結

イスラエル・エルサレムの聖墳墓教会 水道料金未納で銀行口座凍結
2012.11.5 産経ニュース国際

 イスラエル・エルサレムの旧市街にある聖墳墓教会が900万シェケル(約1億8600万円)の水道料金未納のため銀行口座を凍結され、聖職者らへの報酬が払えず、閉鎖の危機に直面している。

 4日までに、英BBCが伝えた。キリストの処刑場跡に建てられたとされる教会は、「エルサレム当局が水道料金の免除を認めた」としているが、水道会社は「法律上、免除はありえない」と15年分の料金の支払いを求めている。



・この聖墳墓教会は、ずっと水道使用料を免除されていると主張している。人間にとって必要なものは、パンよりも水かもしれない。中東地域の水の価値は想像以上だろう。

日本でも水を巡るトラブル(水利権)は過去から多い。それは稲作のために必要な水の確保を巡って争ってきた歴史があるからだ。

観光のメッカだけに、この争いはどうなるのだろうか。

記事を総合すると、すでに銀行口座を凍結されており、そのために閉鎖の危機にあるということだ。それは支払いができなくなること、そして抗議の意味もあるというが・・・、過去は水に流して欲しいね。


「キリストの墓」閉鎖危機?=水道料金請求に反発―エルサレム
2012年11月5日 時事通信社

 「イエス・キリストの墓」があるエルサレム旧市街の聖墳墓教会がこのほど、イスラエルの水道会社から長年未払いだった水道料金として約900万シェケル(約1億8500万円)を請求されたことに反発。抗議のために教会の閉鎖も辞さない構えを示し、物議を醸している。

 聖墳墓教会のある旧市街は、イスラエルが1967年の第3次中東戦争で占領した。当時のイスラエル市長と同教会の間で水道料金免除の約束があったとされる。教会関係者は「イスラエル統治以前から水道料金はずっと免除されてきた」と主張している。

 ところが、イスラエルの水道会社が最近になって、過去の未払いの水道料金に利子を加えた約900万シェケルの支払いを聖墳墓教会の代表としてギリシャ正教会に請求。これを拒否したギリシャ正教会の銀行口座が凍結された。ギリシャ正教会のスポークスマンは「請求に抗議するために聖墳墓教会の閉鎖も検討している」と猛反発している。【エルサレム時事】



聖墳墓教会 債務により閉鎖の危機
3.11.2012 VOR ロシアの声‎

エルサレム総主教であるセオフィロス3世は、ロシアと米国を含む世界各国の首脳に対して、聖墳墓教会を取り巻く状況について説明した書簡を送った。それによれば、約250万ドルにおよぶ水道代の支払いを求めるイスラエルの会社との争いにより、教会の口座が差し押さえられているという。ギリシャ正教会のイシヒオス大主教が明らかにした。会社側は、水道代として約240万ドルの債権を回収しようとしている。

イシヒオス大主教によれば、口座差し押さえによって、世界中からの巡礼者や観光客が教会に入れなくなる可能性もあるという。

イシヒオス大主教によれば、教会は何世紀にもわたって税が免除されており、公共料金の支払いも免除されてきたという。しかし数年前になってイスラエルはそのような特権付与を拒んだ。ギリシャ正教会、カトリック・フランチェスコ会およびアルメニア教会はいま使っている分の料金については払う準備があるものの、いままでに蓄積された債務は取り消すよう求めている。

大主教は「私たちは、オスマン、ヨルダンの支配においてさえ水道料金を払ったことはない。イスラエルの支配下ならなおさらだ。」と語っており、過去に蓄積された債務を取り消し、現在使用した分から計算を始めるよう提案している。しかし会社側からの反応はない。

聖墳墓教会は、キリスト教の言い伝えによれば、キリストが埋められ、その後復活した場所に建立されたとされている。

リアノーヴォスチ、イタルタス通信


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