すっぴん!薬草文化を広げたい 薬剤師・チベット医師 小川康

すっぴん!インタビュー【テーマ】薬草文化を広げたい
2012年9月20日 NHKラジオ第1放送

薬剤師・チベット医師 小川康

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1970年生まれ。薬学部を卒業した小川さんは「わくわくする人生をおくりたい」とチベット医学を学ぶことを決意。亡命チベット政権のあるインド北部の町でチベット語を学び、医学校に入学。7年をかけて日本人でただ一人の正式なチベット医の資格を得ました。帰国後は、チベットで学んだ薬草の知識を生かし“薬育”に取り組んでいます。



8世紀にできた医学書「四部医典」をもとに発展してきたチベット医学。薬草を用いた治療法が特出。日本では薬事法のために治療に用いることはできないということだ。

女性向け情報番組だけにパーソナリティに薬草を使ってお茶を入れていたり・・・軽い展開。

それにしても彼の声が心地よく、癒し系の何とも暖かい響きがする。

矢島保治郎(日本の探検家、チベットの軍事顧問)という方の話も出てきて面白かった。医学校入試の大変さは想像以上に厳しい。仏典暗誦のように、医学書を暗誦しなければいけないということだ。チベット文化圏以外では初の学生となった。

ワクワクすることをしたかったということで、彼がチベットの薬草に興味を持ったのは書籍の一節に出会ったことからだという。そしてチベットへ渡っていった。8万語を暗記した男と自分を評していた。

薬草を子どものころから教えるために、明後日、教育学の大学院を受験し教育への導入を考えるということだ。

今回、彼のことを知ったのは別の医学書を調べていたときに、彼のHPを見つけて「すっぴん というラジオ番組に出演します。9月20日の10時ころから1時間、生放送です。」と記されていたのを偶然見つけたことだった。こうした偶然を私はワクワクと感じる。自伝エッセイを以下のように出版していた。


チベット医学・薬草研修センター   http://tibetherb.blogspot.jp/

連載●小川康の「ヒマラヤの宝探し」 (KAZE風の旅行社)


小川 康(おがわ やすし)

薬剤師。富山県出身。1970年生まれ。東北大学薬学部卒。
高校職員、山村留学指導員、薬草茶製造会社、薬店、農場など職を転々とする。
1999年1月よりインド・ダラムサラにてチベット語・医学の勉強に取り組む。
2001年5月、チベット圏以外の外国人として初めてメンツィカン(チベット医学暦法学研究所)の入学試験に合格する。2007年11月学業修了。
2009年3月、1年間のインターンを修了し正式なチベット医・アムチとして認められる。帰国後、「越中富山の配置薬・アムチ薬房」を薬草が豊かな長野県小諸市に開設。チベット医学とともに日本古来の伝統医療の紹介、普及に務めている。

僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと
小川 康

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単行本: 222ページ
出版社: 径書房 (2011/10/20)

●目次
プロローグ
第1章 夜明け前
 宝探し
 デリー軟禁事件
 チベット人の笑顔
 ダラムサラの街
 チベット語を学ぶ日々
 メンツィカン合格
 難波先生との出会い
 地域に根ざす世襲アムチ
  コラム1 チベット医学とメンツィカン
第2章 試験バンザイ!
 クラスメイト全員集合
 大学の一日
 定期試験で、いざ勝負
 憧れのヒマラヤ薬草実習
 親友ジグメの郷愁
 薬の職人シャンバおじさん
 初めての暗誦試験
 ダワ博士の亡命
  コラム2 メンツィカンの1日と1年(2002年時)
第3章 後輩との確執と休学
 異民族のなかでの苦悩
 輪廻転生を信じますか?
 恐怖の薬草鑑別試験
 月曜の午後は弁論大会
 究極の秘薬作り
 隠れ家
 休学事件
 やっぱり復学しました
  コラム3 大学1、2年生時の課題
第4章 充実の薬草実習
 薬草採取の裏技
 寮生活の心地よさ
 ヒマラヤの盗賊ごっこ
 聖水の奇跡
 チベット人の死生観
 ヒマラヤの秘密基地
 満月の夜の薬
 現代医療との交錯
  コラム4大学3、4年生時の課題
第5章 元同期生の卒業
 メンツィカンに響く音色
 ダラムサラの道草
 ジャングル・メンツィカン
 途方もなく続く祈り
 恋する医学生?
 元同期生との別れ
  コラム5 大学4、5年生時の課題
第6章 ギュースムへの挑戦
 幸せも苦しみも三つずつ
 ヒーローになりたい
 絶望と希望
 八万字の暗誦の果てに
 チベット医学の力
 疑いのなかで
  コラム6チベット医学の診断と薬
第7章 アムチになるとは
 研修医デビュー
 理不尽な社会
 診察室から見たチベット社会
 後輩たちの笑顔
 アムチの有給休暇
 学問の価値
 ダライラマ法王の急病
 素朴な町医者さん
 外国人でもいいですか
 アムチ誕生
 変わらない風景
あとがき
参考文献


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