地球ドラマチック あなたがどこにいても ~アフガン派遣兵士の妻たちは歌う~

地球ドラマチック あなたがどこにいても ~アフガン派遣兵士の妻たちは歌う~
2012年8月4日 ETV

多くの兵士をアフガニスタンに派遣しているイギリス南西部のチヴェナー基地。イギリスで合唱指導のカリスマとして人気を集める合唱団指揮者ギャレス・マローンは、あとに残された兵士の妻たちを励まし、彼女たちの声を世間に伝えるため、合唱団を立ち上げることにしました。

寂しさを募らせながらも、練習に励む団員たち。彼女たちの歌声は評判を呼び、ついには半年間の任務を終えて帰還する夫たちの祝賀パレードで歌うことに。

そして、最大の晴れ舞台は、ロイヤル・アルバート・ホールで開かれる戦没者追悼式典。エリザベス女王をはじめ、ロイヤル・ファミリーの前で歌声を披露することになります。妻たちの一世一代の大舞台に向けて、ギャレスの猛特訓が始まりました。

原題:THE CHOIR Military Wives イギリス/2011年
制作:Twenty Twenty Productions
語り:渡辺徹



・44分

2011年11月21日ロイヤル・アルバート・ホールでの演奏会で、全英では話題となりヒットなった曲がある。この番組は、それに向けた合唱指揮者と合唱団員である兵士の妻や恋人らの練習を綴ったものだ。

番組では、「Wherever You Are」の作曲から練習までの経緯を追っいく。合唱指揮者ギャレスは、最後に自分自身でも合唱団員でもなく音楽の力が成功した理由だと語った。

さて、こうした番組を見ると涙腺が緩んでしまうのだが、その背景にも注目をしてみたい。アフガンに対する多国籍軍の駐留任務、それを支えているのが家族である。

この曲は、兵士と妻・恋人たちの手紙をもとに作られているラブ・ソングで、遠く離れたところにいても気持ちがいつも同じであることを歌い上げている。

戦闘の是非については述べられていないが、夫や恋人のことを思う彼女たちの気持ち、またパパを思う子どもたちの気持ちは痛いほど分かる。国威発揚と簡単には割り切れないものを感じる。

こうした美しい曲と、悲惨な戦闘、殺す側と殺される側、アフガニスタンの人たち、ゲリラにも家族がいることだろう。人間はなぜ殺しあうのか・・・そこまで考えることはないしにしても、大義のない戦闘に参加しないといけないことは平和ボケしている日本人には理解しづらいだろう。



The Military Wives Choir - Wherever You Are
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