カンブリア宮殿 世界中のライフスタイルを変えよ!アマゾン帝国の全貌

カンブリア宮殿
世界中のライフスタイルを変えよ!アマゾン帝国の全貌
2012年6月7日 テレビ東京

ゲスト:アマゾン CEO ジェフ・ベゾス氏

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本やDVDからはじまり、食品、家電製品、日用雑貨、衣料まで・・・・。アマゾンは今や「アマゾンで買えないものはない」と評されるまでに成長し、世界一のネット小売り企業として君臨する。創業から18年、ネットの将来性に目を向け、商売は全くのド素人だったベゾスが始めた画期的なビジネスが世界を変える!

利用者の好み、買い物履歴などを徹底分析し、思わず買いたくなる仕掛けが満載のアマゾンのサイト。そこにはアマゾンの経営を語る上で欠かせない「徹底した顧客主義」が体現されているという。アマゾンの唱える顧客主義の真実とは?

また短期リターンを求められるアメリカ経済界にあって、ベゾスのビジネスモデルは、全く以て異質の経営スタイル。創業以来、赤字続き。なんと黒字化は創業から9年経った2003年…いったいどんな経営を推し進めているのか、驚きのベゾス経営とは?

カンブリア宮殿ではメディアの取材になかなか応じないことで知られるアマゾンCE0のジェフ・ベゾスの単独インタビューに成功。アメリカ・シアトルでの現地取材も織り交ぜて、世界9カ国で事業を展開し日本円にして全世界売上高4兆円にも上るアマゾンの全貌を解き明かす!

創業わずか18年、ド素人が始めた書店ビジネスが世界を変えた!
1994年、アメリカ・シアトルで産声をあげたアマゾン。当初手がけたのは本のネット販売。それが今では食品から家電、日用雑貨、衣料などなど・・・売っていないものがないくらい何でも売りまくり、世界一のネット小売り企業にのし上がった。その売上高はなんと4兆円。
なぜアマゾンは短期間で人々の心を掴んだのか?そこには思わず買いたくなる仕掛けが満載のサイトの存在があった。

赤字なのに株式上場!異端経営者の素顔とは
短期リターンを求められるアメリカの市場にあって、アマゾンのトップ、ジェフ・ベゾスのビジネスモデルは、全く以て異質のスタイル。創業以来赤字続きだったにも関わらず、1997年に異例のナスダック上場を果たす。しかも黒字化は上場の6年後…。一体株主たちとどう向き合い、どんな経営を押し進めているのか、驚きのベゾス経営が明らかになる!

アマゾン流・究極の顧客主義とは
タブレットPCブームを巻き起こしたアップルのアイパッド。しかし本場アメリカではアマゾンが出した商品によりタブレット市場で大変革が起きていた。 アマゾンの経営を語る上で欠かせない「徹底した顧客主義」。アマゾンのタブレット端末には惜しみなくそれが体現されているという。アマゾンの唱える顧客主義の仰天戦略が明らかになる!

【ゲストプロフィール】
1964年アメリカ・ニューメキシコ州出身。86年にプリンストン大学卒業。ウォルストリートの金融機関などを経て、94年にアマゾンの前身となるカダブラを設立。95年7月よりインターネットで書籍販売を開始。97年にナスダック上場。当時、赤字企業の上場は話題となる。07年電子書籍端末のキンドルをアメリカで発売。

【アマゾン】
本社:アメリカ・シアトル
創業:1994年
事業展開国:9カ国
全世界売上高: 480億8000万ドル (2011年通期決算)
従業員:約5万6千人



・ネット通販大手Amazonの創業者に取材した。番宣にあるように、メディアの取材には応じない難しい人という触れ込みだったが、日本の拠点・市川配送センターで取材に応じていた。

私自身は、物流にも通販業界にも疎いのだが、ネット通販を利用して書籍・CDの購入し加えて日用品にも拡がっている。ネットでの買い物中毒になってしまったかと一時期思ったこともあったが、必要なものしか買うこともなく、近所の量販店で衝動買いするよりもいいかもしれないと思ってしまう。

このAmazonだが、つい最近、岐阜県多治見市に新たに物流拠点を作るという発表をし、地元の雇用に影響を与えそうだ。すでに国内に10か所の大規模配送センターを擁している。これで、首都圏、関西圏、東海圏に即日に近い形で配送が可能になる結果だ。

この番組も、半ばAmazonの宣伝にもなってしまっている感もあるが、インターネットのサイト構築の上手さが目立つし、配送時間の短縮、莫大な品揃え、安価な提供など魅力が尽きない。

こうした企業を創設した人たちはどのような考えを持っているのか大いに興味を持った。

ジェフ・ベゾス氏の話は、顧客中心であり、ネットと物流を効果的に結び付けて提供する仕組みを長いスパンで考えて構築していることだ。そのためには大型配送センターの整備、便利なサイト構築という課題をこなしてきたことだろう。

大型配送センターでは、商品をただ並べていくだけということで、分類は一切しないという。商品管理はバーコードで位置情報だけ分かれば、人海戦術でピックアップしていくということだ。この分類しないということは、超勉強法で知られる野口由紀雄氏の考え方に代表されるものと共通し有用である。

サイトでは、過剰とも思えるほどの情報を表示してくれる。ただ、それは過去に注文者が購入したもの履歴やクリックした商品情報を基にしているので、それが個人の嗜好調査にもなり嫌だという人もいるだろう。また、番組で過去に購入した商品も表示されることがあって不思議に思っていたが、それは同じ商品を何度も買わないようにという配慮だという。

そして、携帯端末キンドルというものが、今年中に日本販売する!?という宣伝も入れていた。これは、アップルのipadに相当するものであるが値段が半額以下という。電子書籍や音楽配信など、新たなビジネスにも着々と向かっているということだ。

彼の強調していたことは、短期的な利益でなく長期的な利益をめざしていくこと、顧客の満足を最大値にすることが大切という信念だろう。司会者の村上龍氏が語っていたように、カスタマーズレビューのように、消費者が直接に商品の評価をでき公開するレビュー機能は革命的な点がある。

従来は、宣伝やテレビ・新聞・雑誌媒体の評価、専門誌の判断によっての格付けにより消費者は商品を購入してきた。そこでは、むろん操作が行われて、購買意欲を喚起する文言で埋まっていた。買ってみて後悔するということを繰り返してきた。

実際に購入した人が、使ってみての感想をダイレクトに記入し評価する。その評価には差異があるだろうしダメ評価を与えるものもある。それを第三者が、その商品を購入する際の情報の一つとして活用できることが有用なのだ。公開口コミのようなものだ。

顧客の満足とは、消費の主導権を握っていることの自覚であろう。選んだものに適切な価格がつけられており、購入したものが想像した以上の価値を持っていることだろう。加えて、安くて早く入手でき苦情にも対応してくれる信頼だろう。

シアトルの本社ビル群であるが、アップルのような洗練さはなく、愛犬を職場に持ち込んでもOK、配線剥き出しでも完成のビルとかエレベーターの内壁がホワイトボードになっており、そこでコミュニケーションもできるといったことを映し出していた。機能性重視であり、その分を顧客満足に注ぎたいということらしい。

この番組を見ていて、痒いところに手の届くサービスという感想を持ち、Amazonが支持されている理由の一端が理解できたように感じる。むろん問題点もあるのだろうが、それが上ったら消費者に飽きられてしまって成長はできないだろう。
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