洗脳体験をナラティヴに25

「真実に関するかぎり、だれもが底無しの無知である。これを痛切に悟って初めて、真の寛容が生じる。真実は、本来神秘である。知性は、真実を感じることはできても捕えることはできない」(アントニー・デ・メロ)3-168

† 大事な点は、誰もが底なしに無知ということだ。ノーベル賞受賞者だって、卓越した芸術家だって…、例外なく誰もがそうなのだ。だからこそ寛容の気持ちが生ずる。誰もが間違いを犯し、判断を間違えるのだ。そういう生き物が人間なのだから仕方ない。最高の知性があっても、今晩のおかずに肉を食べるのか魚を食べるのかも決められないことだってあるだろう。

‡ 真実を知ることが人間にできるのだろうか、それに耐えられるのだろうか。人間は、肉体的にも精神的にも極度の限界を持っている。100℃では生きられないし酸素がなければ直ぐに死んでしまう。同時に100のことを考えられないし客観的に見ることなど不可能だ。それでも神秘を感じることはできるし、限界を知ることができることが与えられた幸せなのだ。
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