プロフェッショナル 仕事の流儀「輝く瞬間を重ねたい 長田暁子」

プロフェッショナル 仕事の流儀「輝く瞬間を重ねたい 長田暁子」
2012年 3月12日 NHK

第177回
輝く瞬間を、重ねる
小児看護専門看護師・長田暁子

病気を抱える子どもとその家族をケアする小児看護専門看護師。その草分けのひとりが長田暁子だ。神奈川の病院を舞台に親子の「輝く時間」を大切にする看護の現場に密着する。

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看護師のなかでも特に高度な医療知識と技能を持つスペシャリスト・「専門看護師」。10の専門分野の中で、治療の困難な難病などさまざまな病気を抱える子どもとその家族をケアするのが「小児看護専門看護師」だ。その草分けの一人、長田暁子(42歳)が大切にするのが「子どもと親が輝く瞬間を増やす」こと。長田が関わるケースの多くが、難病の患者。だが、子どももその親も、どれほど苦しい状況にあっても、心の底からうれしそうな、きらきらした表情を見せる瞬間がある。長田は、子どもたちと向き合う中で、通常では見落としてしまうような細かな変化も見逃さず、輝く瞬間を生み出すために、あらゆる手を尽くす。「輝く瞬間が少しでも長くなるよう支えるのが、私の仕事」。強い思いを胸に刻み、難病の子どもと家族の“幸せの形”を模索し続ける、命の現場に密着する。



・48分構成

NHKでも看板番組の一つであり、時間とお金、人材をかけて制作しているから外れることはない。今回も二人の担当ディレクターで上手な構成をしていた。

こうした闘病を主題とする現場のドキュメンタリーでは、大きな進展があった方が心地よいのだが取材中に出会うことができるかは分からない。今回も、形成手術を受けるか否かに悩む両親、そして希少な病気で病室から出られない小学生と母親の在宅治療への移行期での日常を、長田さんを絡めて描いていく。

今回は悲劇があったわけでもなく坦々と日常を描くことで、専門看護師の役割を上手に描いていたように感じる。彼女の身の上については、高校時代に硬式野球部のマネージャーをしていたことと日本赤十字看護大学で学んで後、病院勤務を経て、大学院で学び小児がんケアについて研究していたということだけだった。独身なのか母親なのかも分からない。横浜市立大学附属市民総合医療センターに所属。横断的に指導できる立場にあり、どのようなポジションかは不明。

この番組全体のコンセプトは、業界で指導的な役割をしている人間を通して、仕事と社会との関わりを描くことで勇気を与えたいということだろう。この前枠で放送されていた、「プロジェクトX」が経済成長期にチームで成し遂げた日本人のあり方とは異なった視点である。

なお、よく分からなかったのは、この専門看護師制度がどのようなものであるのかということだ。長田さんは小児看護専門看護師で日本看護協会が認定し全国で73人という資格称号である。その数からしても、かなり厳しい基準であることは分かるが、もっと詳しく説明してもよかったのではないか。大学院専門課程で学び実務経験5年+αで、関係調整力が求められる難しいもののようだ。

ディレクター:小国士朗 本間一成


都道府県別専門看護師登録者数 2012年2月1日現在 日本看護協会 PDF

専門看護師(Certified Nurse Specialist:CNS)について 日本赤十字看護大学


<以下参考引用>
「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」制作舞台裏を取材してきました
2007年11月26日 GIGAZINE

追記
所属:センター病院:看護部看護師長 長田暁子

調べたところ、病棟に属することなく看護部付の看護師長ということ。

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