戒名料500万円請求 住職に僧侶たち「いくらなんでも高すぎる」

戒名料500万円請求 住職に僧侶たち「いくらなんでも高すぎる」
2012年2月12日 NEWSポストセブン※週刊ポスト2012年2月17日号

 みうらじゅん氏は、1958年京都生まれ。イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャン、ラジオDJなど幅広いジャンルで活躍。1997年「マイブー ム」で流行語大賞受賞。仏教への造詣が深く、『見仏記』『マイ仏教』などの著書もある同氏が、戒名について考察する。

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「葬式というと、戒名料などのお金のことでトラブルが多いということは、我々も問題だと思っているんです」

 そういうのは、「葬式仏教からの脱却」というテーマを掲げ、宗派を超えて結集している「お寺さんの会」の一員である大聖山遍照院普門寺別院(東京・武蔵野市)の濱田淳史住職だ。

「とんでもない高額の戒名料というのもよく聞きます」といいながら、指を5本そっと出した。なんと500万円という戒名料を請求した住職がいたとかで、僧侶の間でも「いくらなんでも高すぎる」と話題になったようだ。

「私もそれ聞いたときは『スゴイな』と思いました。でも、それがまかり通ってしまうんですからおかしな話ですね」

「戒名料」の問題については、1991年、作家であり後に増上寺法主も務めた寺内大吉氏が、問題提起をしたことがあるが、未だに戒名の値段を巡るトラブルは後を絶たないという。濱田住職は、ほとんどの人が死後に戒名を授けられるという現状をまず変えたいと思っている。

「本来の仏教は生きている人のためのものです。一生懸命生きることによって完全燃焼する。無になる。悟りの境地になる。でも欲望があって無になれない。そんな欲望と決別するために、けじめをつける名前が戒名なんです」

 つまり生前に戒名を授かっておくことを勧めているのだ。



・500万円の戒名料ということは極端であるが、宗教とは死後のことではなく生きている現在のことと考えるならばピントがずれているように感じることである。

なお、宗教法人経営が苦しくなっていることは事実であるが、比較的優遇されていることは間違いなく経営努力の問題ともいえる。

人口減少時代に入り、信者数の減少から新たな宗教の役割を見直す時期にあるだろう。
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