教会内に“牧師公認”のタトゥー・パーラーが開店 米ミシガン州

教会内に“牧師公認”のタトゥー・パーラーが開店 米ミシガン州
2012年1月8日 AP

 教会で気分が落ち着かない人々のためなら「私ができることは何でもする」と話すミシガン州の牧師が、教会内に新たな店をオープンさせた……タトゥー・パーラーだ。

スティーブ・ベントレー牧師の教会はフリントタウンシップのショッピングセンター内にある。「主流派プロテスタントキリスト教は今ではほとんどの人々にとって意味が無く、無力なものとなってしまった」とベントレー牧師は話しており、その信念に基づいてタトゥー・パーラー「セレニティ・タトゥー」を教会内でオープンさせたという。

同店舗は月曜から土曜日まで毎日正午から午後8時まで営業しており、タトゥー・アーティスト二人が勤務している。また、予約も受け付けるとのこと。

今回の件について一部からは批判的な声も上がっているが、ベントレー牧師は自身もタトゥーを2つ入れており、タトゥーを入れることは“道徳的に中立”な行為だと考えているという。

地元紙の取材でベントレー牧師は「私たちはこれまでと違った方法で教会を運営しようとしており、今後はもっと皆さんとの関係を深めていくつもりです。道徳律を破ることなくタトゥーを入れることができますよ」と話している。

また、タトゥー・アーティストの一人はアルコール依存症を克服した人物で、「教会内で働くことで、今後は間違った道を選ぶことが無くなりそうです」とコメント。

ベントレー牧師によると、これまでに約1000件の問い合わせがあり、すでに500人が店を訪れたとのこと。「全員が教会に興味を持ってくれるとは思いませんが、なるべくタトゥー・パーラーのお客さんに声を掛けるようにしています」と牧師は話している。[米ミシガン州フリントタウンシップ 7日 AP]



・教会内にタトゥー・パーラーという記事。

タトゥーというと日本人から見るとどうなのだろうか。それに比べて、それを芸術的なものとかファッションと考える見方も確かにある。道徳的かどうかは時代や地域によっても違うかもしれない。

気になるのは教会が存在意義を見失っているという牧師の見方である。教会を社会や地域に開放する試みはいろいろとある。教会付属の幼稚園なども、その例である。

映画『天使にラブ・ソングを…』では、讃美歌を歌うことで新しい居場所を教会に作るという物語だった。そのためかゴスペル・グループは日本各地にも誕生している。またボランティア分野では実績がある。

もはや人生問題を解決するには、宗教よりも精神科医やカウンセラー、占い師の方が相談しやすいということだろう。それでいいのだろうかという問いを宗教家は持たなければならないだろう。
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