あさイチ「うつ病を治せ! ~薬だけに頼らない治療法~」

あさイチ「うつ病を治せ! ~薬だけに頼らない治療法~」
2011年12月5日 NHK 

100万人を突破したうつ病患者。このうつ病について、これまでの常識だった、薬による治療を根本から見直し、画期的な効果を上げている取り組みとして今、注目されているものがあります。集団認知行動療法です。
ポイントは、その日の気分を1~9の9段階で表現する「気分グラフ」。気分の善し悪しを数値化して、自分を客観的に見つめます。さらに、なぜそうした気分になったと思うか分析し、同じうつ病に悩む人たちで話し合うことで、精神の落ち込みの悪循環から脱け出すことを目指します。
番組では、沖縄で進む集団認知行動療法に密着取材し、「薬だけに頼らないうつ病治療」の可能性を考えました。

ゲスト:仲本晴男(沖縄県立総合精神保健福祉センター所長/精神科医)



・さて、何かと話題の多いNHK朝の情報番組・あさイチ。性の話題(性教育、セックスレス)など、なかなか朝の番組では取り上げにくいことまで踏み込んで報道している。そのために賛否両論ある。

今回は、最近多いウツ病についての報道である。NHKのウツ病についての報道については継続してチェックしているが、番組製作者により出来不出来が多い。さて、この番組は、集団認知行動療法を取り上げたもので、NHKでは従来から先進国の状況も報道している。

この番組を見ている人には、ウツ病の回復を願い、薬物だけでは効果がない場合の人には参考になったと感じる。この認知行動療法も、実際には薬物やカウンセリングだけでは良くならないといった経験から模索されたもので、主に心理学の知見を基にしている。

ただ、気分という指標を用いて判断するわけであり、気分が捉えられないからこそ難しい面がある。人間の気分ほど当てにならぬものない。認知行動療法では、行動と気分という対比で、行動と気分の関係性を自覚させるところにキモがある。

個人的な意見は、総合的に情報を集めて自分自身にあった方法をとることだ。さらに言えば、自分自身のことをどのように知り生きていくのかといった問題まで踏み込まないとホンモノではないと思う。生き方にどのような無理があったのか、自分の感受性とは、本当はどんな生き方をしたかったのか・・・。こうした問いに応えないと、生き方の変化は起きない。


沖縄県立総合精神保健福祉センターの「うつ病デイケア」について

通所資格の条件は、原則、慢性のうつ病と診断、長期にわたって生活障害を持つ方、年齢が30歳以上55歳未満、沖縄県内に生活基盤があり、3か月間、通所が可能であること

集団認知行動療法研究会  http://cbgt.org/list


〈以下参考引用〉

NHK「あさイチ」で、うつ病治療は一日30分で劇的改善!その方法は?「朝イチ」の集団認知行動療法とは?
2011年12月5日  Webと人のアマモ場

最近うつ病が急増しているようです。今日(2012年12月5日月曜日)のNHK「あさイチ」で、集団認知行動療法というものがかなりの成果を上げているという情報が取り上げられていました。では番組で取り上げられてた、集団認知行動療法とは?

日本人で一生涯で15名に一人がり患するという「うつ病」ですが、別の世界的なデータは一生涯に4人に一人がり患するそうです。しかし番組「朝イチ」で取り上げられた集団認知行動療法は、マイナスな考え方を積極的な考え方、プラス思考に変えていく方法として今や主要な治療方法となっています。

「あさイチ」の番組の中で、6年間うつ病に悩まされていた男性が、以下のような集団認知行動療法をたったの3カ月で、劇的にうつ病の症状が改善されまいた。

 ①家で30分間「気分グラフ」を記し一日を振り返る。
 1.一日のどの時間帯に、2.どんな出来事があり、3.どんな気分になったのかをノートする。
 ②週に一度、グループの間で発表する。(デイケア)


グループ内で、気分マイナス思考をプラス思考で考える方法を討論する。

グループ討論では、気分が落ち込んだ原因のマイナス思考をどのようにプラス思考で考えてみることを互いの意見から学んでいくことができるというわけです。たとえば、「今日は家事が掃除しかできなかった。」ということで気分が沈んでいることを発表したら、同じ患者が「掃除ができただけでも、自分をほめることができるよ!」などとプラスな考え方ができることをアドバイスしながら、討論し合うことができるというわけです。

このように、他の人のマイナス思考をどのようにプラス思考に変化できるかをアドバイスしてあげることで、自らの消極的な物事の捉え方を、積極的な考え方にできるようになっていくのです。

番組「あさイチ」の中の一人の男性は、このような集団認知行動療法で6年間うつ病に悩まされていたのが、3カ月でかなり好転したとのことです。中には、3カ月だけで改善があまり見られないかたも、「継続」することで改善がみられるようになったと報告されています。

東京をはじめ、各地の診療内科のクリニックでも行われている。この「朝イチ」で取り上げられた、治療を受けたい方で、近くの医療機関を知る方法として、集団認知行動療法研究会というHPがあります。

うつ病患者を支える家族ができること

では、家族はどのように「うつ病」患者と向き合えるでしょうか?支える家族も共倒れにならずに、患者の回復に貢献できるようです。
職場の環境が原因でうつ病になった夫の回復を速めることができた妻は次の3つの事を行ったそうです。

 1.すべてを受け止めず「聞き流す」ことが大切とだということです。本人は話せたということで、気持ちが楽になり、妻自信も消極的な話によって、共倒れにならないようにできる。
 2.時には「何でもない」とさと、夫の気持ちを切り替えることを励ます。
 3.外に目を向けさせる。運動させたり、ともに外出したりして、気分を変える活動に誘う。今では夫は、家庭菜園で気を紛らわせることができるようになったそうです。


共倒れになりがちのうつ病患者の家族も正しい向き合い方が必要ですね。


関連記事
スポンサーサイト

コメント


トラックバック

↑