現役東大生が考案 2ケタのかけ算の暗算を6時間で学べる方法

現役東大生が考案 2ケタのかけ算の暗算を6時間で学べる方法
2011.11.29 NEWSポストセブン ※女性セブン2011年12月8日号

【学習ドリルとしては異例の12万部突破】

現役東大医学部生が考案した小学生向けの算数ドリルが異例の注目を集めている。マスターすれば、2 ケタ×2ケタの暗算が超カンタンにできるようになるというこのドリル。「子供を天才に育てる」「認知症予防にも効果が期待」という声も。

果たして、どんなメソッドなの?
10×10から99×99まで、およそ8000通りもある2ケタ×2ケタの計算問題。あなたは暗算できますか?「はい」といえる人はまずいないはず。でもなんと、九九を覚えて間もない小学3年生でも、たった6時間勉強するだけで、それが簡単にできるようになってしまう暗算法がある。

現役の東大医学部6年生の岩波邦明さん(24)が考案した岩波メソッドだ。「昨年末に思いつき、試しに塾に通う小学3年生と4年生の9人に教えてみると、3時間のトレーニングで15問すべて正解した子供が2人。6時間で全員2ケタ×2ケタの暗算ができるようになったんです」(岩波さん)

岩波さんは数学オリンピックで2度決勝に進み、大学入試センター試験で900点満点中881点を記録した、とびっきりの頭脳の持ち主。この岩波メソッドを小学3年生以上向けにまとめた学習ドリル『6時間でできる!2ケタ×2ケタの暗算』(小学館)はNHKの情報番組『サキどり↑』(11 月6日放送)で紹介されると人気に火がつき、11月6日から3日間、アマゾンの書籍ランキングであのスティーブ・ジョブズ氏の伝記を抑えて1位を記録。あっという間に12万部を超えるベストセラーになった。

子供のころから算数好きだった岩波さんは、脳の働きに興味があり、東大医学部に進学した。人の病を研究するうち“社会の病”に興味を持ち、誰もが住みやすい社会にするにはどうすべきか考え、教育の大切さを改めて感じた。「計算が素早くできれば物理や化学などの理系教科も得意になります。IT立国となったインドのように、数学ができる人が増えると、その国の科学技術が発展する。日本が技術立国の地位を高めるための優秀な人材の育成にもつながります。そういう人が増えれば、みんなが暮らしやすい社会に近づけると考えたんです」(岩波さん)

大学5年生のころから計算に特化した教育メソッド開発に臨んだ岩波さん。メソッドへのアドバイスをもらおうと、有名な脳科学者で、脳トレの提唱者である東北大学・川島隆太教授の研究室を訪れたときのこと。メソッド実行中の岩波さんの脳の動きを検査してもらうと、論理的なことに働く左脳と、芸術的なことに働く右脳がともに活発に働いていたのだ。「絵を浮かべながら計算することで、脳全体を活性化しているようです。この働きにより、認知症予防への効果も期待できるようになりました」(岩波さん)噂が広がり現在は小学生だけでなく、高齢者からの問い合わせも殺到している。



2桁×2桁暗算術考案現役東大生 センター試験で881点取った
2011年11月30日 NEWSポストセブン ※週刊ポスト2011年12月9日号

現役東大生が開発した画期的な暗算法が各界から注目を集めている。この暗算法を習得すれば2ケタ×2ケタの計算が、ラクラクできるようになる。解説本は小学生向きにもかかわらず、異例の12万部超えの大ヒット。考案したのは現役の東大医学部生だ。

「38×56は?」この計算を暗算で、といわれたら、どれぐらいの時間でできるだろうか。いきなりいわれても、すぐにはできないという方が多いだろう。しかし頭の中に、あるプレートを思い浮かべて、わずか3秒でできてしまう暗算法が開発された。それが“岩波メソッド ゴースト暗算”。この計算方法を習得すれば、2ケタ×2ケタの暗算が瞬時にできるようになるという。

暗算法といえば、4年前に“インド式計算”が大流行したが、インド式計算は基本的に「19×19」までの361通りを暗記するというもの。ところがこのゴースト暗算では、九九と足し算を応用するだけで、膨大にある2ケタ同士のかけ算すべてをカバーできる。インド式暗算の25倍もの計算力が身につくのだ。

暗算法をまとめた学習ドリル『岩波メソッド ゴースト暗算 6時間でできる! 2ケタ×2ケタの暗算』(小学館刊)は、今年の6月に刊行。11月6日のNHKの情報番組『サキどり↑』で特集されると、わずか2週間で12万部を超える学習ドリルとして異例のヒットになった。

「放送日と翌日だけで、3500件の書店注文をいただきました。シニア層からのお問い合わせも非常に多いですね」(小学館クリエイティブ担当者)

この暗算法を開発した岩波邦明氏は、東大医学部6年生の24歳。大学入試センター試験では900点満点中881点を獲得。50万人の受験者のうち当時90人しか突破できなかった、受験の最難関の「東大理科3類」に現役で合格している。

また、中学と高校時代には、「日本数学オリンピック」にも出場し、予選を突破し、本戦に駒を進めている。高校時代には日本古来の算数学「和算コンクール」に応募し、作製したオリジナル問題が金賞を受賞。子どもの頃から算数が好きで、脳の働きに興味があったことが医学部に進む動機となったのだという。

昨年12月に起業し、教育コンテンツの開発、学習講座などを行なう『ルイ・イーグル株式会社』を設立。「人様の病というものを勉強させていただく中で、ふとある時、社会の病はなんだろうと考えました。そう考えたとき、社会を変えるには、人を変えること、人を変えるには、教育を変えることだ。そう思い、教育会社を立ち上げました。ゴースト暗算を最初に授業させていただいたのは、出版前からお世話になっていた日能研関東の小嶋勇会長のご厚意でお借りした教室での一日だけの講座ででした」(岩波氏)その教室で子どもたちの為になるものは何か? そう思い、考え出されたのが“ゴースト暗算”だった。



・単に計算法というよりも、こうした発想ができ特に子供たちの理系に対する興味が出ると嬉しい。

彼は数学バカでもなく、東大医学部に進学できるほど優秀なのだから、バランスよい見方を示してほしい。


6時間でできる!2ケタ×2ケタの暗算―岩波メソッドゴースト暗算
岩波 邦明 (著), 押田 あゆみ (著)

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出版社: 小学館クリエイティブ (2011/07)



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