パターンは4つ? 自己啓発本との良い出会い方は?

パターンは4つ? 自己啓発本との良い出会い方は?
2011年6月25日 R25

夏休みの予定をそろそろ決め始める時期。旅行あり、イベントあり…盛りだくさんですが、なかには「たまにはじっくり本を読みたい」と、今から何を読もうかワクワクしている人も少なくないのでは?

なかでも、なんとなく気になってしまうのは「自己啓発本」。でも、たくさんありすぎて、どれを買おうかと迷ってしまいがち。

ところが、経済評論家の山崎元氏によれば、
「かなりの数の自己啓発本を読みましたが、根本的なメッセージと論理構成は似ているものが多いと思います」

とのこと。「自己啓発本の本質的メッセージは4パターンで尽きている」とのだとか。多くの自己啓発本は、これらパターンのいずれか、あるいは幾つかを組み合わせた内容に、著者独自の主張と文体を織り交ぜたものであるというのだ。

具体的には、どんなパターンなのか? その詳細をまとめてみた。

パターン1.「願いは叶う!十分強く願いさえすれば」

夢や願いは、本気で願えば実現するものだ、という内容のもの。著者は逆境にあってさえも夢を抱き、この夢を諦めずに人生を歩んだところ、夢が実現したので、読者にも同様の心掛けをお勧めする、というのが、この種の本の概要であり、構造。

パターン2.「無意識を有効に使おう」

アイデアは多くの場合、まったく世のなかにない新しいものはなく、既に世のなかにあるものの組み合わせであることが多い。ゆえに、頑張って新しいアイデアを考えようとすることよりも、あらかじめ必要なデータや情報をあつめ、それらの関連性をあたかも無意識に見つけられる力を磨こうという内容。

広告、マーケティング系の自己啓発本にこの種の手順が解説されているものが多いが、脳を上手に使おうという種類の本も、この本のように無意識の意識的な利用を目指すものであることが多い。

その3.「自分の時間に注目しよう」

時間は多くのビジネスパーソンにとって、最大の資源であり、同時に制約条件でもある。人間は時間の使い方を変えることでしか自分を変えることが出来ない。しかし、人はこのことに気付いているが、自分の時間をコントロールすることに対して意識的でないし、往々にして、自分の時間管理の実態を十分自覚していない。まず、自分の時間の使い方を把握することから始めよと説く内容。

その4.「自分の『強み』に集中しよう」

人間は取引や組織を通じて、お互いの「強み」を交換することでメリットを得ることができる。
ゆえに、自分の「強み」にこそ価値があり、仕事にあっても、強みを磨くことで良い評価とポジションを得ることが出来ると説く内容。

忙しいビジネスパーソンにとって、自己啓発本の基本的なパターンを知っておくことは、無駄ではないと、山崎氏。確かに、読むべき本は無数にあり、自己啓発本に費やす時間は極力短くしたいもの。どうせなら有意義な読書時間にしたいですものね。(R25編集部)



・かなりの数の自己啓発本を持っているが、あまり分類したことはない。ただ、無意識領域に働きかけ思いを強く持とうという、1+2のような本が多い。一方で、3のような時間管理の本は、きっちりとした人には向く。4のような本は主流ではない。

また、自己啓発本の進化系として、さまざまな学習法の本があり、語学・PC・資格試験といったことで自己啓発を図るというおびただしい本がある。

まず、著者が社会的に成功していることと、マスコミ露出度が大きいとベストセラーとなる。しかし、それを誰でも意識的実行することは至難であり、究極は金儲けであればウンザリするのだが・・・。

個人的に感じることだが、最先端の情報機器を駆使し海外メディアにも通じ、自分の楽しみもエンジョイするなんてことを実践していると称する人たちには距離感を置きたい気分となる。マルチな人が存在することを承知で、自分はそれ程の人間ではないし、そうなりたくもないと達観してしまう。

私は実業の世界に身を置いた経験がないので、余計にそう思うのかもしれない。自己啓発本は飽きた。そんなものを読まなくても問題意識さえあれば十分だ。
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