ナスカの地上絵、新たに2つ発見

ナスカの地上絵、新たに2つ発見
2011年1月18日 TBSニュース

 南米ペルーのナスカの地上絵を研究している山形大学のチームが、人間の頭部と動物とみられる2つの地上絵を新たに発見したと発表しました。

 人間の頭とみられる絵は、縦4.2メートル、横3.1メートルほどで、目や口、耳のようなものが確認できます。

 近くには神殿が残っており、研究チームが今後、地上絵との関連を調べるということです。



・ナスカの地上絵の研究、まだ、しているんだ。解説がなければ、どこからでも人間の顔に見える。ゲシュタルト図形!?

以下の記事から、すでに1000点も確認されているのか。そりゃ、すごい。文化人類学の研究範囲のようだ。

日本人研究者も世界で活躍している人は多いが、どちらかというと日本では評価されない。

それにしても、何のために書かれたのだろうか!? 不思議不思議…


ナスカの地上絵に人間の頭部?…山形大発見
2011年1月18日 読売新聞

 山形大は18日、同大人文学部の坂井正人教授(文化人類学)の研究グループが、世界遺産に登録されている巨大な地上絵で知られるペルー・ナスカ台地で、新たに人間の頭部(長さ約4・2メートル、幅約3・1メートル)と動物(長さ約6・9メートル、幅約2・7メートル)とみられる地上絵計2個を発見したと発表した。

 坂井教授らの研究グループは2006年、衛星写真から新たな地上絵を約100個発見している。今回は、昨年8月から地上を歩いて調査していた。

 見つかった地上絵の一つは、目や耳、口が確認でき、「人間の頭部」と推定。そこから約30メートル北東にある別の地上絵は、足や首のような形があり、何らかの「動物」を描いたとみられるという。いずれも珍しい黒色の地上絵で、台地に広がる黒い石を除去して制作されたとみられる。頭部の絵は、ナスカ期(紀元前200年~後600年頃)の前期か、それ以前の制作とみられる。

 また、人が移動する際に手がかりにしたと考えられる、放射線状の直線が交差する場所(ラインセンター)も新たに76点発見。これまでの研究では62点しか発表されておらず、これだけの大量発見は例がないという。



ナスカ:新たな地上絵2点を発見…山形大研究チーム
2011年1月18日 毎日新聞

 山形大は18日、人文学部の坂井正人教授らの研究チームが「ナスカの地上絵」(1994年に世界遺産登録)で知られるペルー・ナスカ台地で、人間の頭と動物とみられる地上絵2点を新たに発見したと発表した。

 山形大によると、発見場所はナスカ台地南西部にある「カワチ神殿」付近。2点とも台地にある黒い石を取り除いて描かれ、人の頭とみられる絵は縦約4.2メートル、横約3.1メートル。目や口、耳らしきものが確認できる。付近の土器などからナスカ期(紀元前200年~紀元後600年ごろ)前期かそれ以前に描かれたと推定される。動物とみられる絵は縦約2.7メートル、横約6.9メートル。胴体や足らしきものが確認できるが、動物の種類や描かれた時期は不明という。

 ナスカの地上絵は1000点以上が確認されている。坂井教授らのチームは06年に衛星画像の分析で100点以上の地上絵を発見したが、新たな2点について渡辺洋一人文学部長は「神殿と地上絵の関係などの解明につながる可能性のある重要な発見」と説明した。



山形大学人文学部 ナスカの地上絵プロジェクト

 坂井 正人 人文学部 教授

●専門分野は文化人類学・アンデス考古学。
 先史アンデス諸社会の情報の制御システムとその生成プロセスの研究

「ナスカの地上絵」を知っていますか。
1500年以上も前に南米ペルーのナスカ台地に描かれた1000点以上の巨大な直線や幾何学図形、動植物画のこと。
世界遺産にも登録されている、このナスカの地上絵を調査している人文学部のプロジェクトチームが、一昨年、今まで報告されていなかった100点以上もの地上絵を発見し、大きな話題となりました。
その中心人物、文化人類学の坂井先生は学生時代から南米の古い社会に興味を持ち、主にナスカの地上絵、アンデス文明の研究が専門。
山形大学で出会った環境地理学、認知心理学、情報科学の先生方と学際的な調査研究を行う中での大発見でした。
このプロジェクトの最終目的は、地上絵の分布図作成と保護計画の策定。
ナスカの地上絵保護のカギを握るのは、はるか地球の裏側の山形大学。
華やかな新発見のニュースとは裏腹に、研究調査は地道に進行しています。


追記

儀礼行為?ナスカで新たな地上絵…山形大発見
2013年4月12日 読売新聞

 山形大は12日、南米ペルーのナスカ台地中心部で、人を描いた地上絵2点を新たに発見したと発表した。

 発見した同大人文学部付属ナスカ研究所では、「人の絵柄が2点並んでいるのは珍しい。何らかの儀礼行為を表していることも考えられる」としている。

 中心メンバーで副所長の坂井正人教授(文化人類学)によると、大きさは、左側の絵が縦13メートル、横7メートルで、右側は縦14メートル、横12メートル。紀元前400~同200年頃、台地に広がる黒い石を取り除いて白い地面を露出させ、絵柄を浮き出させる技法で描いたとみられる。

 右側の人の頭部には放射状に線が数本延びており、これまでの研究から、重要な人物を示している可能性もあるという。ただ、頭部と胴体が分断されていることから、坂井教授は「左の人が斬首している場面かもしれないが、重要な人物の首を切るのは奇妙。さらに調査が必要だ」と話している。


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