幸福の科学大川総裁を妻が提訴 「宗教行為で名誉棄損」

幸福の科学大川総裁を妻が提訴 「宗教行為で名誉棄損」
2011年2月24日 時事通信

 宗教法人「幸福の科学」(東京)の大川隆法総裁による信者向けの発言で名誉を傷付けられたとして、妻きょう子氏が24日、大川総裁と教団に計1億円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。きょう子氏は既に、離婚を申し立てている。きょう子氏の代理人弁護士によると、教団は昨年秋以降、大川総裁が「霊言」と呼ばれる宗教行為を通じてきょう子氏を誹謗中傷した内容が含まれるDVDの映像を信者らに見せた、などとしている。



・国政選挙や地方選挙を問わずに大勢の候補者を擁立し政界に進出する意欲を鮮明にしている宗教団体の内紛劇である。

要は、教祖をめぐる女性問題に還元されると思う。夫人と離婚するということは、別に意中の愛人ができたということだ。それを巡り、霊言がどうのこうのという神学問題で裁判所も判断しにくい分野である。

この宗教団体は、現代的な様相を示す宗教として、あらゆる宗教関係者や有名人が教祖の霊言とやらに登場して勝手気ままに語る。そこでは、生きている人の言葉もあり物議を醸しているが、宗教行為なので追及も難しいところだ。

ただ、この事件で、巨大宗教団体の内情が暴露されたことが宗教ウオッチャーとしては興味深いところである。あのように選挙戦に公認候補者を乱立するには相当の資金力を必要とし、どのように信者からお金を巻き上げているのかが気になるところである。

教祖は、主に書籍を販売することにより多額の利益を得ている。また、質素とは言えない生活と大勢の取り巻きにより優雅な生活を送っているといってよい。彼の周りには複数の女性たちが仕えている。

この宗教は、東大卒を謳う教祖により設立された、お勉強型宗教ということが言えるだろう。お勉強して、奉仕して地位を上げていく。政治的信条は、右翼も真っ青だ。

週刊誌による報道が多く出ているので、興味ある方は立ち読みしてほしい。少し前までは団体の顔であった総裁夫人をコテンパンに批判する神経がなかなか常人には理解しがたい。


「幸福の科学」巡る印税・お布施… 総裁夫人が週刊誌に語った中身
2011年1月28日  J-CASTニュース

宗教法人「幸福の科学」を巡り、週刊誌各誌が大川隆法総裁の離婚問題などを報じている。大川総裁の妻きょう子氏の「告白」を紹介する形で、教団へのお布施額や総裁の年収にも触れている。

首都圏の書店などに2011年1月27日に並んだ週刊文春と週刊新潮の最新号(いずれも2月3日号)は、「大川隆法総裁夫人 ついに明かした『教祖の私生活』」(文春)などの見出しで、いずれもきょう子夫人の話を軸に、離婚に向けて進んでいる現状やその経緯などを報告している。

きょう子夫人「お布施だけで年に約300億円」

両誌などによると、きょう子夫人は、教団の副総裁などを務めたこともある。大川総裁が09年に「創立」した幸福実現党の党首だった時期もある。週刊新潮によると、きょう子夫人は、09年夏の衆院選の際に没収された供託金「約11億円」について、「正直に言って、11億円というのは教団にとって大した金額ではない」と指摘。「何しろ、お布施だけで年に約300億円も集まりますから」と答えている。

また、週刊文春記事では、きょう子氏は、大川総裁について04年ごろ以降、「1着約60万円のジャケットを渋谷の東急本店で買ったり」、腕時計についても「約600万円から、中には約2000万円を超えるものを購入するようになりました」と語っている。「私の知る限り」と断った上で、「彼の年収は本の印税を含めて8億円くらいありました」とも述べている。

大川総裁の本は、これまでに600冊以上出ている。書店のベストセラーランキング上位で見かけることも多い。紀伊國屋書店の単行本週間ベストセラー(11年1月17日~23日)をみると、10年12月発刊の大川総裁の「救世の法」が1位となっている。「基本書」とされる「太陽の法」は、幸福の科学グループ広報局によると「全世界で累計1000万部を超えている」(翻訳本や文庫含む)。

幸福の科学側は「誤った情報が広く宣伝されることを危惧」

両誌記事には、幸福の科学グループ広報局のコメントが載っている。週刊文春での反論は58行にわたる。うち、「大川総裁の年収や腕時計」に関する部分のコメントは12行で、「収入については公開しておりませんが、大川総裁は、教団や幸福の科学学園に対し、すべての印税収入をはじめ、多額の布施をしておられます。

総裁が説法などの公務中に身に着けておられるものは、個人の所有ではなく、すべて宝物として教団が所有し管理しており、今後、何千年も伝え残していく予定のものです」となっている。

週刊新潮では、「一連の経緯について」10行の同広報局コメントが載っている。「きょう子氏の一連の主張は全て事実ではありません」などとしている。

両誌の記事について幸福の科学グループ広報局に確認すると、前提として「週刊文春、及び週刊新潮で報道されている一連の内容は、きょう子氏の誤解にすぎず、私どもとしましては、誤った情報が広く宣伝されることを危惧しております」という認識を示した。その上で、両記事での金銭関連の記載について、週刊文春記載のコメントとほぼ同様の回答があった。文春が触れた「年収」だけでなく、新潮記事の「御布施」も含め「公開しておりません」とのことだった。


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