Brilliant Classics J.S.バッハ:作品大全集17

CD.121
カンタータ『われら新しき領主をいただく』(農民カンタータ)BWV.212
 ペーター・シュライアー指揮、ベルリン室内管弦楽団、他

† バッハというと厳格な様式を持っていると感じるのだが、この曲は遊び心があるようで、バッハの持っている性格を伝えるものだ。

‡ 原題は「カンタータ・ブルレスク」(滑稽なカンタータ)。全曲にわたり多数の民謡旋律を含む。


JS Bach Cantata BWV 212 Nikolaus Harnoncourt

《バッハ探究メモ》
『わしらの新しいご領主に』(Mer hahn en neue Oberkeet)BWV212は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した世俗カンタータの一つ。通称は「農民カンタータ」(Bauernkantate)。現存するバッハの世俗カンタータの中では最後の作品で、1742年8月30日にライプツィヒ近郊のクラインチョハー村で行われた新領主カール・ハインリヒ・フォン・ディースカウの着任祝宴で演奏された。全24曲からなり、当地の方言丸出しの明快なテキスト、民謡や流行歌のリズムやメロディをふんだんに取り込んだ音楽と、親しみやすい作品として人気がある。

自筆の初演総譜で伝承されている。制作にいたる動機は、作曲者のバッハにではなく台本作者のピカンダーにある。長らくバッハと組んでカンタータを世に送り出してきたピカンダーは、ライプツィヒ周辺を巡回して徴税を行う下級官吏を本業としていた。クラインチョハー村の荘園に領主として着任したディースカウはピカンダーを雇うことになった。そこで上司を讃える一曲を手土産に心象を良くしようともくろんだ…と伝えられている。その詮索を裏付けるように、テキストには露骨なお追従とも取れる台詞が盛り込まれている。

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