Brilliant Classics J.S.バッハ:作品大全集5

CD.82
カンタータ第140番『目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声』BWV.140
 ピーター・ヤン・ルーシンク指揮、ネザーランド・バッハ・コレギウム、オランダ少年合唱団、他

† 第4曲コラールが聴き覚えがあった。確かオルガン曲だったろう。今年行われたトン・コープマンのABOのライブ演奏会を聴いている。第3曲でバイオリンのソロがあった。

‡ 内容は、キリストを花婿とするキリスト教の教義からだ。いつでも目覚めて、花婿を出迎えるようにという聖書の言葉をもとにしている。


Bach - Cantata BWV 140 - Peter Schreier - Sleepers wake

Conductor: Karl Richter
Tenor: Peter Schreier
Orchestra: Munich Bach Choir, Munich Bach Orchestra

《バッハ探究メモ》
【コラール】
簡単な単旋律によるルター派の賛美歌のことです。

【カンタータ】
本来は,単に「歌われるもの」という意味ですが,一般的には,管弦楽を伴う比較的大規模な声楽曲という意味で用いられます。独唱,重唱,合唱,管弦楽だけの部分,などのいくつかの小曲が組み合わされて,大きなひとつの作品となっています。
宗教的なものかどうかは関係ありません。

詳しくはあとで述べますが,キリスト教的なカンタータの中にコラールを含む場合が多い,というのがコラールとカンタータのおおざっぱな関係です。

【教会カンタータ】
カンタータのうち,キリスト教的なものを教会カンタータと呼びます。そうでないものは,世俗カンタータと呼びます。

多くの教会カンタータでは,合唱の部分の旋律と歌詞が賛美歌そのまま(狭い意味でのコラール)になっており,この部分もコラールと呼ばれます。(この意味が拡大解釈されて,曲の中の合唱部分や合唱的・宗教的な響きの部分がコラールと呼ばれるようになったのだと思います)

【コラールカンタータ】
カンタータのうち,あるひとつの賛美歌の歌詞,旋律をもとにして全曲が構成された教会カンタータをコラールカンタータといいます。コラールを含んでいても,賛美歌以外の自由な言葉や旋律を用いたものは,コラールカンタータとは呼ばれません。
バッハの場合,200曲あるカンタータのうち,10曲ほどがコラールカンタータに相当するようです。
また,バッハ以外にもコラールカンタータを作曲した人はいるようです。

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