お線香「今どき」に変化 無煙・微香・コーヒーの香り

お線香「今どき」に変化 無煙・微香・コーヒーの香り
2013年9月23日 朝日新聞

 23日は秋の彼岸の中日。この時期には欠かせない線香で、最近は煙や香りを抑えたタイプの人気が広がっている。線香は香りづけをするものなのに、売れ行きは急上昇。核家族化が進み、家が狭くなったという住環境の変化が背景にあるようだ。

 今月下旬、JR大阪駅近くの百貨店。線香を探していた大阪市西淀川区の主婦(62)は「家が汚れる気がするので、煙が少なくて香りのきつくない線香を使っている」と話した。居間にある仏壇に、毎日10分ほど線香を供えるのが日課だ。

 線香メーカー53社でつくる日本薫物線香工業会(兵庫県淡路市)によると、煙の少ない商品は10年ほど前、香りを抑えた線香は数年前から出始めたという。【五十嵐聖士郎】


・線香は専ら100均商品ばかり。主に中国製だが、いろいろな香りのものがある。私は香りにこだわらないが、それによって精神を安定させたりリラックスする効果もあろう。

実はローソクは、最近LEDライトの100均商品を使い始めたばかりだ。この機会にアマゾン通販で調べてみたら、以下のようなLED線香も各社から販売されていた。

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〈一例〉 電子の火で安心・安全 スマイルキッズ 安心のお線香 ミニ ブラウン ASE-520

むろん火の始末の問題が最大であると思うが、記事にあるように壁や天井に色やニオイがしみ込むことは容易に想像できる。また灰の始末が結構大変であったりする。

日本の葬送文化が大きく様変わりしており、弔いの本当の意味を考えないと安きに流れて形だけの形骸化が進み、人間のつながりを考える時間がなくなってしまうのではないだろうか。秋分の日を意識した記事であった。
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法王、自ら中古車運転へ 伊神父が譲渡

法王、自ら中古車運転へ 伊神父が譲渡
2013.09.12 産経フォトニュース

AP通信によると、ローマ法王フランシスコはこのほど、イタリア北部ベローナの神父から1984年製の白のルノーの中古車を無償で譲り受けた。バチカン市国内の移動のため、自ら運転する意向とみられる。

法王に車を寄付したのはレンゾ・ゾッカ神父(69)。この車を使ってベローナ周辺で貧しい人たちの支援をしてきたが、法王が世界の貧困層への布教を呼びかけていることに共鳴し、寄付を決めた。

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今月7日に法王に面会し、車を献上。マニュアル車だが、法王は運転の仕方を知っていると話していたという。バチカン報道官は「法王は自分で運転するつもりだ」と述べた。(共同)



・清貧をアピールしたいバチカン。本当に法王に車を運転させるのだろうか。


追記

法王の直筆サイン入りバイク 競売へ
2014年2月6日 NHK

ローマ法王、フランシスコ法王による直筆サイン入りのアメリカ製大型バイクが、貧しい人たちを支援する慈善団体の活動資金を捻出するためオークションに出されることになり、関心が集まっています。

このバイクは、アメリカ中西部ウィスコンシン州に本社がある大型二輪車メーカー「ハーレーダビッドソン」が去年、バチカンで会社の設立を記念した愛好者の集会を開いた際、ローマ法王に贈ったものです。

ローマ法王はこのときバチカンに集まった数百人の黒い革ジャン姿の一行に、祝福を与えています。バイクはその後、バチカンに保管されていましたが、慈善団体に寄付され、6日、活動資金を捻出するために、パリでオークションに出されることになりました。

バイクはハーレーダビッドソンの創立を記念したモデルで、燃料タンクにはローマ法王直筆のサインが書き込まれています。

オークション主催者によりますと、すでに30件余りの入札の申し込みが来ているということで、落札額がどこまで上がるのか関心が集まっています。

慈善団体では、オークションで得たお金を貧しい人たちのための宿泊施設や食堂の改修費用に充てることにしています。

ローマ法王は、就任後もみずから自動車を運転するなど庶民派の法王として知られていますが、大型バイクの運転免許は持っていないとみられます。


「顕正会」信者の男2人、20代男性を強制入信 本部など家宅捜索

「顕正会」信者の男2人、20代男性を強制入信 本部など家宅捜索
2013/09/11 FNN

宗教法人「顕正会(けんしょうかい)」の信者の男2人が、20代の男性を無理やり入信させたとして、警視庁公安部は11日、顕正会本部などを家宅捜索した。

強要と暴力行為の疑いで家宅捜索を受けているのは、宗教法人「冨士大石寺顕正会(ふじたいせきじけんしょうかい)」のさいたま市の本部など。

20130911

捜査関係者によると、顕正会の信者の男2人は、2013年3月、東京・秋葉原で、20代の男性に、顕正会の信者であることを隠して近づき、後日、会った際に入信を勧め、断られると、「五体満足じゃいられなくなる」などと声を荒らげ、入信を強要した疑いが持たれている。

顕正会信者は「(勧誘の際、無理強いするようなことはあったか?)ないんじゃない?(そういった話を聞いたことはあるか?)ない」と話した。

警視庁には、2013年に入り、顕正会の強引な勧誘などで、およそ80件の相談が寄せられていて、公安部は信者の男2人から事情を聴いている。


・さまざまな勧誘トラブルが報告されていた宗教団体が家宅捜索を受けた。それも警視庁公安部主導であり、おそらくは終末思想を持つ団体をマークして第二のオウム真理教事件のような反社会的な部分がないのかの解明にあたるものと思われる。

FNNは捜査員にモザイクをかけており、さすがに立ち位置がはっきりとしている。他局では、むろん捜査員を背後から撮影し顔がでないような配慮をしている。やはり報道規制は厳しいようだ。

公安調査庁や警視庁公安部は、その存続と存在意義を示すためのターゲットを探す必要もあり、警視庁公安部は、この宗教法人に目をつけたものだろう。とにかく大きな問題を抱える団体だけに資金の流れや勧誘方法など詳細に分析するものと思われる。


宗教法人「顕正会」に家宅捜索、強引な勧誘の疑い
2013年9月11日 TBS

 宗教法人「顕正会」の会員が強引に入信を勧誘した疑いが強まったとして、警視庁公安部は東京・板橋区にある施設などの家宅捜索に乗り出しました。

 強要などの疑いで家宅捜索を受けているのは、東京・板橋区にある、「顕正会」の東京会館など5か所です。警視庁によりますと「顕正会」の会員の男2人(20代)は今年3月、秋葉原のカードショップで20代の男性に声をかけたうえ、板橋区内のファミリーレストランで「入信しないとバチがあたるぞ」などと6時間にわたって執拗に勧誘し、強引に入信申込書を書かせた疑いがもたれています。

 「強要とか脅迫とか強制とかあるはずがない。常識で考えれば分かる」(顕正会の会員)

 「顕正会」は、「日蓮大聖人に背く日本は必ず滅ぶ」と終末思想を唱える仏教系の宗教法人で、強引な勧誘活動でトラブルが相次いでいました。警視庁公安部は今後、捜索で押収した資料を分析するなどして勧誘活動の実態を調べる方針です。



宗教法人「顕正会」強制捜査 会員が入信“強要”で
2013年9月11日 テレビ朝日系(ANN)

 宗教法人「顕正会」の会員の男2人がアルバイトの男性を脅し、入信を強要したとして、警視庁公安部は11日、顕正会の強制捜査に乗り出しました。

 公安部は、顕正会の会員の男2人が今年3月、アルバイトの男性(22)に「五体満足でいられなくなる」などと脅し、入信申込書を無理やり書かせたなどとして、教団の施設など5カ所を捜索しています。顕正会は、独自の終末思想を掲げ、会員数約158万人と公表していますが、勧誘トラブルが絶えず、警視庁への相談件数は今年だけで80件以上あるということです。また、東日本大震災の後、機関紙など通じて、「会員は不思議な力で津波を免れた」などと宣伝していましたが、捜査関係者によりますと、震災後の不安をあおりながら、組織を拡大させた可能性もあるということです。



追加

顕正会会員ら2人書類送検=「入信断ればばち」強引勧誘容疑-警視庁
2014/02/26 時事通信社

 強引に入信を迫ったとして、警視庁公安部は26日、暴力行為法違反と強要の疑いで、宗教法人「顕正会」の会員の男(24)=横浜市=と元会員の男(25)=川崎市=を書類送検した。元会員の男は容疑を認め、会員の男は否認している。

 公安部は昨年9月、さいたま市の教団本部や2人が所属する神奈川会館など全国7カ所を同容疑で捜索していた。元会員の男は捜索後脱会した。

 送検容疑は昨年3月、東京都板橋区の飲食店で都内のアルバイト男性(23)を「入信しないとばちが当たる。人為的なばちもある。五体満足でいられなくなる」などと6時間にわたって脅迫。近くの教団東京会館で入信書を書かせた上、地下鉄駅で別れる際「誰かに相談したら教団関係者が自宅に押し掛ける」と、さらに脅した疑い。

 公安部によると、2人は「カードゲームを一緒にしよう」と男性に声を掛け、ゲームを口実に呼び出していた。公安部は教団のノルマがあり、2人が強引な勧誘をしたとみている。

 趣味を口実に近づき入信を迫るなど、顕正会の強引な勧誘は多発しており、警視庁には昨年計162件の被害相談が寄せられたという。


NHKスペシャル シリーズ 深海の巨大生物 伝説のイカ 宿命の闘い

NHKスペシャル
シリーズ 深海の巨大生物
伝説のイカ 宿命の闘い
2013年7月27日 NHK総合

未知なるフロンティア「深海」。そこに潜む巨大生物を通して、地球の海の生態系を描く2回シリーズ。
第1回は、世界最大のイカ、ダイオウイカ。今年1月に放送したNHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」では、黄金に輝く神秘的な姿やどん欲に獲物をかかえこむ姿を初めて紹介した。しかし、ダイオウイカはどのように暮しているのか?どうして巨大な体になったのか?なぜ小笠原の深海に姿を現したのか?新たな謎も浮かび上がってきた。

番組では、さまざまな角度から専門家とともに分析。イカの体色実験では、ダイオウイカの体色パターンから、浅い海に暮らしていた特徴があるのではないか、など意外な進化の道筋が明らかとなりつつある。また、ダイオウイカ出現が集中した前後の海洋環境をスーパーコンピューターで再現。ある現象が偶然重なって、小笠原の深海にダイオウイカを呼び寄せるオアシスが生まれていたのではないか?など、知られざる深海の生態系をひもといていく。

また特設スタジオには、深海の世界を体感する特別セットを組み、ゲストに仲間由紀恵、千原ジュニア、荒俣宏、ダイオウイカ研究の第一人者、窪寺恒己博士を迎えるほか、世界初の撮影を成し遂げた潜水艇「トライトン」(同型機)の実物も登場! 千原ジュニアが潜水艇に乗り込み、意外に狭い空間や、ほぼ全周が見渡せる構造を体感したり、感動の撮影の瞬間を再現し、楽しみながらロマンと謎にあふれる深海の世界に迫る。



放送を終えて
制作者にとって、まさに時間との闘いでした。前番組「世界初撮影!深海の超巨大イカ」(1月13日放送)から半年。奇跡的に撮影できたダイオウイカ映像から何がわかるのか、国内外の研究者たちと映像の分析を行いながら、新たな実験やスーパーコンピューターでのシミュレーションを何度も繰り返しました。映像自体が世界初でしたので、実験ひとつとっても世界初の試みで、思うようには進みません。いくつかの実験は失敗に終わりましたが、ダイオウイカはなぜ金色に輝いたのか、なぜダイオウイカは限られた海域や時期に集中して出現したのか…など、新事実が運よく見えてきたとき、研究者とともに大喜びしました。

さらに、収録スタジオに3トンもの潜水艇の実物を運び入れたり、18メートルのダイオウイカ模型を飾って、スタジオ全体を深海空間にしたり。ここでも時間との闘いでした。こうした闘いに打ち勝ち、放送までこぎ着けたのは、演出陣・美術陣・技術陣たちが一丸となれたチームワークの良さだと思っています。
取材先や制作者をはじめとする、たくさんの人の情熱と思いがこもった番組でしたので、お茶の間の皆様、特に子どもたちに楽しく届き、地球の神秘、海のロマンを感じて頂けたとしたら幸いです。

ディレクター 小山靖弘


・ディレクターの後記によれば、番組で放送されていない実験もあったということで、生体の謎を探る疑問はいくつか出されていたようだ。狩りの真相、金色に光る秘密、ザトウクジラの生態、そして撮影の好機をもたらした小笠原諸島の地形と海流など、科学的なメスを入れることで理解できる仮説をいくつも提示した番組となった。

時期的にも夏休みという子どもたちが自由研究をする格好の材料を提供した。子どもたちの理科離れが加速しているのは、自然と触れ合う機会が極端に減少しているからだろう。都会生活から離れる機会を持つことで自然を感じることが新たな刺激を産むのは間違いないところだ。

調べたことはないが日本の水族館数は多いらしい。それは海に囲まれた豊かな海洋国家であることからも必然なのかもしれない。

番組では潜水艇と同型のものをスタジオに入れたり実物大のレプリカを目の前にしながらという視覚的にも子どもたちに楽しめる内容であった。

個人的には芸能人らの同席は必要ないと思うがNHK的にはAKBを受け入れたりジャニーズを取り入れることで視聴率アップや受信料収入向上を目指す意図はハッキリとしてきた。

共同制作しているディスカバリー・チャンネル(米)がどのような番組を作ったのかが気になる。あちらは別の編集で科学的な番組づくりをしたのだろうか、それともNHKの映像を使ったのだろうか・・・?

それから全く触れていないのが、いったいどのくらいの予算が投入されているのか。決定的瞬間を撮影するためのコストも知りたいものだ。

ダイオウイカ撮影までをダイジェストで紹介したが、やはり、それまでの苦労や研究の歴史を踏まえた内容が挿入されてこそ、この撮影の意義が分かり感動を呼ぶ。単に結論だけならば科学は面白くないだろう。

NHKスペシャル 世界初撮影!深海の超巨大イカ

NHKスペシャル
世界初撮影!深海の超巨大イカ
2013年1月13日 NHK

伝説の怪物「ダイオウイカ」。古来より船を沈めると恐れられてきた最大18mに及ぶ世界最大のイカだ。しかし、深海で生きた姿を見た者は誰もいない。地球の海・最後のミステリーといわれる幻の超巨大イカの撮影に、NHKと国立科学博物館などの国際チームが挑戦。世界遺産の小笠原諸島を舞台に、科学者やエンジニアなど11カ国から50人のスタッフが結集した。

透明ドーム型で340度の視界をもつ最新鋭の潜水艇2隻に、NHKが開発した深海用超高感度カメラを搭載、水深一千mの深海に潜航する。目指すのは発光生物や新種の生物に満ちた深海の秘境・トワイライトゾーン。ダイオウイカを誘き出すため、科学者たちは大胆な作戦の数々を展開する。オトリ作戦、発光生物の光でおびき出す作戦、異性を引きつける化学物質・フェロモン作戦。なかでも、ダイオウイカ最大のライバル・マッコウクジラにハイテク小型カメラを装着し撮影する試みは圧巻。

10年の歳月をかけ地道に調査・準備を進めた末、ついに奇跡を呼び起こす。人類が初めて遭遇したその姿は、黄金にまばゆいばかりに輝いていた!潜航回数100回、潜航時間400時間に及ぶ空前の海洋科学アドベンチャー番組。

国際共同制作 ディスカバリー・チャンネル(米)

音楽:久石 譲
語り:三宅民夫 守本奈美
撮影:河野英治 杉田達彦
潜水艇撮影:和田正志 図書博文
ディクレクター:小山靖弘
プロデューサー:佐々木 元



放送を終えて
「世紀の大スクープ!」「人類初遭遇!」なんて、うたいあげてはみたものの、実は内心ドキドキでした。西欧では怪物伝説のモデルとして大人気のダイオウイカですが、日本ではイカはごくふつうに食卓にのぼる食べ物です。深海に住む幻のイカに視聴者の皆さまが関心を持ってくれるのかどうか・・・。でも、そんな心配は杞憂(きゆう)に終わりました。というより、的はずれでした。ダイオウイカはあくまで未知の象徴であって、それを必死に追いかけていく研究者たちの姿に魅せられた、という声を多く耳にしました。そして、子どもも大人もテレビを見ながら、みんなで一緒に深海を探検していくようなドキドキ感が楽しかったというのです。一家団らんで、仲間うちで、ネット上で、イカは一体どんな「酒の肴(さかな)」となったのか。番組が温かなひとときを演出してくれたなら幸いです。

また、身近な日本の話題を、日本の放送局が世界に先駆けて撮影できて本当に良かったです。研究者や地元の方と幻のイカの生息情報をこつこつと集め、撮影機材や調査機器を試行錯誤しながら開発してきた10年間が、ようやく実を結んだのですから。 「見たことがないものを見ようと挑戦する」。テレビの原点のような番組づくりに関われたことに感謝します。

ディレクター 小山靖弘


・NHKの強みは視聴率を度外視できることと豊富な資金だ。だから10年企画であっても継続して行うことができる。このスクープ映像はむろん世界初であり小惑星探査機「はやぶさ」以降のヒットとなった。今夏には、この映像をもとに映画館上映作品にもなった。

感動するのは自然に生きているダイオウイカを直接撮影することに成功したことだろう。金色に輝くダイオウイカは圧巻である。宇宙と同じように深海も人間には未知な領域であり想像を絶する光景が展開され人間の想像力を刺激するわけだ。

こういうことの映像の価値は大きい。誰もが宇宙や深海に行けるわけではないが、まるで行ってみているような印象を与える。特に最近の撮影機材の進歩は目を見張り、高画質・音質の映像が撮影され再生される環境が整ってきている。

ダイオウイカを研究してきた学者が、その実態を、その目で確認している光景は何とも形容ができないほどである。この番組を見て科学に興味をもつ子どもたちが増えることが嬉しいことだ。


NHKスペシャル「ダイオウイカ」映画化 8月17日から全国順次公開決定
2013年6月27日 映画.com ニュース

 世界で初めて深海にすむダイオウイカの撮影に成功し、今年1月にテレビ放送されて大きな話題を呼んだ科学ドキュメンタリー「NHK スペシャル 世界初撮影!深海の超巨大イカ」が映画化。「劇場版 NHK スペシャル 世界初撮影!深海の超巨大イカ」として、8月17日から東京・テアトル新宿ほかにて順次公開されることが決まった。

全長18メートルにおよぶものも存在するといわれる幻の超巨大イカの撮影に、NHKや国立科学博物館を中心とした国際チームが挑戦。科学者やエンジニアなど11カ国から50人のスタッフが世界遺産の小笠原諸島の海に集い、深海用超高感度カメラを搭載した最新鋭の潜水艇を1000メートルの深海に潜らせた。ダイオウイカを誘い出すための大胆な作戦も数々展開した結果、10年に及ぶ調査が実を結び、世界で初めて生きたダイオウイカの姿をカメラに収めることに成功した。

劇場版は、新たに制作されたオリジナル映像(8分程度を予定)を加え、テレビでは放送されなかったダイオウイカ撮影の舞台裏を明らかにする。


イスラム教の人たちに日本ツアー紹介

イスラム教の人たちに日本ツアー紹介
2013年9月7日 NHK

日本を訪れる旅行者の数が過去最高を記録しているマレーシアでより多くのイスラム教徒の人たちに日本を訪れてもらおうとイスラム教にのっとった食事を提供する旅行ツアーなどが紹介されました。

マレーシアの首都クアラルンプールで今週末開かれている大規模な旅行フェアでは、イスラム教徒向けに日本への旅行ツアーなどを紹介するコーナーが設けられました。

観光庁のスタッフらが日本各地にあるモスクや豚肉やアルコールを使わない食事を提供するレストランなどの情報が掲載されたパンフレットを手渡して、日本での旅行計画の立て方などについて助言をしていました。

また、北海道でリゾート施設を運営する会社がマレーシアの企業から指導を受けて食事の献立を決め、お祈りの場所を設けたことなどを説明してイスラム教徒向けのツアーを売り込んでいました。

訪れたイスラム教徒の女性は「食事やお祈りの場所は私たちにとって非常に重要です。日本にもモスクや、イスラム教徒向けのレストランがあると聞いて安心しました」と話していました。

マレーシアでは、円安に加えて7月から日本への観光ビザが免除されたため、7月の日本への旅行者は去年に比べて25%増と過去最高を記録していて旅行会社などは一層の増加を見込んでイスラム教徒の人たちへのアピールを強めています。


・円安により日本観光を希望する人たちはいる。イスラム教を信仰する人たちは、お祈りや食べ物などに制限があり、それをクリアすれば楽しい旅行になることは間違いないだろう。

聞くところによれば、例えば韓国などは観光立国をも標榜し、複数言語での案内板や対応できる人材育成をしている。日本では、そうした地道な努力が不足しているように感じる。

先ごろあった韓国人ツアー客の山岳遭難事故だが、韓国でも登山ブームであるが高度の高い山がなく日本アルプスへのツアーが増えているという。その中には日本の登山状況について知識・経験が不足しながら行われいるという状況があるそうだ。

日本が本気に観光立国をめざしているとは思えない。それは伝統を大事にしない風潮が続き、アメリカナイズされた、どこへ行っても同じような風景が林立していくことが予想されるからだ。一番つらいのは日本人の特徴とされる惻隠の心がなくなることで人間としての魅力が薄れることだ。

日本が日本の良さを維持し胸をはっていけるような国づくりをしていけるのか、それが問われることになるだろう。


客室にイスラム教メッカのシール
2013年09月19日 京都新聞

 ホテル日航関西空港(大阪府泉佐野市)は19日、イスラム教徒の宿泊客が礼拝できるよう、全客室にメッカの方角を示すシールを貼る作業を始めた。10日ほどで全576室に貼り終える予定。

 ホテルでは礼拝用の衣装やマットの貸し出しも始めている。担当者は「イスラム教徒のお客さまにも安心して宿泊してもらえる環境を整備したい」としている。

 この日はスイートルームでの作業を報道陣に公開。インドネシア出身の聖職者がイスラム教の教義通り太陽の動きなどからメッカの方角を算出し、天井部分にシールを貼った。

 関西空港では近年、イスラム教徒が多い東南アジアからの観光客が増加している。(共同通信)


NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 宮崎駿スペシャル「風立ちぬ」1000日の記録

NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
宮崎駿スペシャル 「風立ちぬ」1000日の記録
映画監督・宮崎駿
2013年8月26日放送 NHK総合

語り:橋本さとし 貫地谷しほり
編集:松本哲夫
撮影・ディレクター:荒川 格
制作統括:山本隆之



大事なものは、たいてい面倒くさい

宮崎のアニメーション作りは2年に及ぶ長丁場だ。300人に及ぶスタッフを動かしながら、1500に及ぶカットを1カット1カット仕上げ、完成へとにじり寄っていくその行程を、宮崎は“レンガ積み”に例える。

全作業の根幹となるのは、宮崎の書き下ろす“絵コンテ”。キャラクターの動きやセリフ、背景などを精緻に書き込んだ、いわばアニメーションの設計図だ。この絵コンテをもとにアニメーターがキャラクターなどの動きをつけ、美術が物語の舞台を描き、世界観を作り上げていく。さらに、キャラクターなどの色を決める色彩設計や撮影といった業界屈指のスタッフが宮崎アニメを支える。

そんな彼らを2年間、最前線で指揮し続ける宮崎が日夜漏らす言葉がある。それは、

「面倒くさい」。

アニメーション制作は、実写と異なり、すべてを“無”から生み出さなければならないため、風に揺れる草の1本1本まで描かなければならない。しかも少しでも手を抜こうものなら、それがスクリーンであらわになり、作品の品位をおとしめる。宮崎は、アニメーターが描いた絵を手直ししながら、四六時中、「面倒くさい」「面倒くさい」と漏らし続ける。だがその裏に、宮崎が70歳を越えてたどり着いた境地が上記の流儀だ。

「面倒くさいっていう自分の気持ちとの戦いなんだよ。何が面倒くさいって究極に面倒くさいよね。『面倒くさかったらやめれば?』『うるせえな』って、そういうことになる。世の中の大事なことってたいてい面倒くさいんだよ。面倒くさくないところで生きていると、面倒くさいのはうらやましいなと思うんです」。

堪(たふ)る限りの力を尽くして生きる

宮崎は机に向かっている際、激しく貧乏揺すりをしていることがままある。聞けば、無意識ではなく、敢えてみずからにムチ打って急き立てるためにやっているのだという。

70歳を越えてなお、朝から晩まで机にへばりつき、鉛筆を握り続ける。アニメーションはまさに体力勝負だ。「風の谷のナウシカ」以来、「これが最後」と宮崎はたびたび口にし続けてきたが、新作「風立ちぬ」の現場はかつてないほど過酷なものとなった。

制作途中には、原因不明の体調不良にも悩まされた。プロデューサーの鈴木敏夫はじめ、周囲からは休みを取るように勧められた。それでも宮崎が現場から離れることはなかった。「くたばっても絵コンテだけはできていたっていうふうにしないとみっともない」。映画監督としての執念そのものだった。

そんな宮崎が映画作りを通じて、テーマとしていた言葉がある。それは、

「堪(たふ)る限りの力を尽くして生きる」。

新作「風立ちぬ」は、日本が戦争へと突き進む中、主人公・堀越二郎がみずからの仕事と妻との生活に全力を尽くして生きようとする姿を描くものだ。その生きた姿を本当に描くためには、みずからもまたこの面倒くさい日常を前に、決して膝を折ることなく、全力を尽くして生きなければならない、と宮崎はみずからに課しているかのようだった。映画に刻まれた、力を尽くして生きる二郎の姿は、宮崎そのものでもあったのだ。



・宮崎駿とNHKディレクターの関係は引き続き良好のようで、かなり長期にわたって記録を撮り続けている。ハンディカメラの性能も向上しているから視聴に耐える映像が撮れる時代になってきている。

できる人たちの言葉は簡潔だが奥深くて印象に残る。宮崎監督も多くの支持を集めるのは作品の出来に違いないが、作品を見ない人にも訴えかける言葉を持っている。

その宮崎監督も記者会見で正式引退を表明した映像を見つつ、端々に印象に残る言葉を残していた。NHKでも記者会見一問一答すべてを活字にして報道するという異例の対応を見せたことが蜜月関係を示唆するものなのだろう。

このドキュメンタリーだが、当然に長期取材からの構成であり、取材者の意志が反映したものとなっている。ただ密着取材と言っても、週に数回ほど訪問しているようであり、もっと他にもドラマはあったと思う。

アニメ制作の現場は非常に単調な作業である。一コマ一コマの作画をいかに生きた描写にしていくのかがジブリのこだわりであり、今では機械でもできる作業を手作業でこなすところに何かしらの変化があるのだろう。

例えば、映画製作においてもコンピューターグラフィックを多用した作品が多くなり、中には全編CGというものすらある。そうでなくても俳優の演技以外の要素は極力セットやロケよりも安価で効果的なCGを使う傾向がある。

俳優はブルーシートを前に演技をするわけである。それで本当に役になりきることができるのかは疑問が残るところだ。黒澤明監督作品ではないが、有名な七人の侍では、端役の百姓を演じる役者らに実際に衣装を着てセットで生活をさせ役である家族生活をさせるこだわりである。

宮崎監督作品も、できるだけアニメの本質たるものを片方において、一方で最新のものとの融合をも考えているところが凄いところだ。斬新な声優起用も話題となる。音楽は一貫してシンフォニックな雄大な音楽を奏でている。

このドキュメンタリーは、本当にある意味楽なこととも言える。その一挙一動さが画になる対象をずっと撮影しているわけで、あとは構成と編集作業の水準が髙ければ完成度の高い作品に仕上がってしまうからだ。事実、前回の「崖の上のポニョ」を取材した番組はNHKからDVDとして発売されるほどの人気を持っているのだ。NHKにとっては稼ぎもとなのだ。

「大事なものは、たいてい面倒くさい」は至言であると思う。昔、ある雑誌に「愛は面倒くさい!」という連載があった。世の中のすべてのことはボタン一つで済むわけでない。いろいろなことを考えて準備して、上手くいって当然という雰囲気に押されながらも誠実にこなしていくことが大事なことなのだ。それは生きていく上でいつもできる訳ではないが、それが仕事ならばプロの仕事のあり方となろう。

取材者も、宮崎監督の生き方に圧倒されながらも自らも映像人として、どのように伝えるのかを試行錯誤しているに違いない。そこに宮崎流の覚悟があれば良い作品に仕上がることは間違いないだろう。

宮崎監督が正式引退を表明した以上は、この長期にわたる取材プロジェクトも幕を下ろすことになるだろう。記者会見で宮崎監督は、アニメ以外にやりたいことがあると発言した。それは窺い知れないものだろうが、そこまで取材をする必要はないだろう。もっと自分のために最後の時間を楽しんでほしいと思うのが真のファンの心境ではないだろうか。

記者会見で、ジブリの今後を聞かれた質問に対して、こう答えた。

 宮崎:ジブリの今後については、やっと上の重しが取れるんだから、こんなことをやらせろというのが若いスタッフから鈴木さんに話が挙がっていくのを期待していますけどね。

 それが無いとだめですよね。鈴木さんが何やっても。僕らは30の時にも40の時にも、やっていいんだったら、何でもやるぞという覚悟でいろんな企画を抱えていましたけど、それを持っているかどうかにかかっていると思います。

 鈴木さんは、それを門前払いを食らわす人ではありません。今後はいろんな人間の意欲や希望や能力にかかっていると思います。


仕事の継続に関しては、誰も宮崎監督に代わる人はいない。次世代のアニメ監督も有望な方が多く出てきているが、それぞれが強い個性を持って作品制作に臨んでいる。それが大事なことなのだ。ジブリがなくなっても、新たな才能がやる気をもって自分の信じた道を邁進する様を見たいのだという思いがひしひしと伝わってくる。それでこそ宮崎監督が人を育てることに成功したことになるのだろう。


宮崎駿監督:長編引退も「あと10年は仕事したい」 公式コメント発表
2013年09月06日 毎日新聞

 公開中の映画「風立ちぬ」をもって長編映画の製作から引退することを明らかにしていたスタジオジブリの宮崎駿監督が6日、東京都内で会見を開き、「公式引退の辞」というコメントを発表した。宮崎監督は「あと10年は仕事をしたいと考えています」としており、「自宅と仕事場を自分で運転して往復できる間は、仕事を続けたいのです」と長編の監督は引退しても、ジブリ美術館の展示などスタジオジブリに関する仕事を続ける意思を示した。

 ◇コメント全文は次の通り。(原文のまま)

公式引退の辞

宮崎駿

 ぼくは、あと10年は仕事をしたいと考えています。自宅と仕事場を自分で運転して往復できる間は、仕事をつづけたいのです。その目安を一応“あと10年”としました。

 もっと短くなるかもしれませんが、それは寿命が決めることなので、あくまでも目安の10年です。

 ぼくは長編アニメーションを作りたいと願い、作って来た人間ですが、作品と作品の間がずんずん開いていくのをどうすることもできませんでした。要するにノロマになっていくばかりでした。

 “風立ちぬ”は前作から5年かかっています。次は6年か、7年か……それではスタジオがもちませんし、ぼくの70代は、というより持ち時間は使い果たされてしまいます。

 長編アニメーションではなくとも、やってみたいことや試したいことがいろいろあります。やらなければと思っていること−−例えばジブリ美術館の展示−−も課題は山ほどあります。

 これ等は、ほとんどがやってもやらなくてもスタジオに迷惑のかかることではないのです。ただ家族には今までと同じような迷惑をかけることにはなりますが。

 それで、スタジオジブリのプログラムから、ぼくをはずしてもらうことにしました。

 ぼくは自由です。といって、日常の生活は少しも変わらず、毎日同じ道をかようでしょう。土曜日を休めるようになるのが夢ですが、そうなるかどうかは、まぁ、やってみないと判りません。

 ありがとうございました。

 以上

2013,9,4


人生いろいろ:屋根工事のトラブル

† 自宅も今までに何組もの訪問を受けており同様の手口は全国的に多いのだろう。勧誘文言もほぼ同じであった。こちらが知識をないことをいいことに不安を煽るようなことを言う。それから大きな工事へと導くのだろうね。

‡ 確かに瓦がずれていくのは当然のことかもしれないが、それが雨漏りに直接結びつくかは分かりにくい。「近所で工事をしている・・・」ということは嘘だと思っているが、脅迫まがいの行為もあるとのことで気をつけてほしい。


見守り新鮮情報 第172号    平成25年9月3日
◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

  千円のはずが20万円の工事に!?屋根工事の契約トラブル

「近所で工事をしているのであいさつに来た」と訪ねてきた男性から、「お宅
の屋根の鬼瓦が傾いているのが気になっていた。隣の家に落ちると大変だ。今
なら残っている漆くいを使って千円で直してあげる」と言われ、千円ですぐ直
してもらえるなら、と修理をお願いした。作業終了後「瓦が浮いている。この
ままだと雨漏りするので屋根全体を工事したほうがいい」と言われ、雨漏りし
たら大変だと慌ててしまい、約20万円の工事の契約をした。しかし、冷静にな
ってみると契約を急ぎすぎたような気がする。クーリング・オフしたい。(60
歳代 男性)

<ひとこと助言>
☆突然自宅を訪問し、「修理しないと大変なことになる」などと不安をあおり、
 その場で契約を結ばせる屋根工事に関する相談が後を絶ちません。
☆事例の他にも、「今なら通常料金の○割引き」などと契約をせかされたり、
 長時間居座られて勧誘される等のケースもあります。
☆「瓦が浮いている」などの説明が事実ではない場合もあります。決してその
 場では契約せず、相手の言うことが事実なのか、必要な工事かどうかなどを、
 家族や周囲の人に相談しましょう。
☆工事を頼む際には、複数業者から見積もりを取ることも大切です。
☆訪問販売の場合、工事が終わっていてもクーリング・オフできる場合があり
 ます。困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談くだ
 さい。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)

3万5千円で納骨と供養 イオン子会社が新サービス

3万5千円で納骨と供養 イオン子会社が新サービス
2013年8月30日 共同通信社

 イオン子会社のイオンリテール(千葉市)は30日、寺院や霊園と協力し、3万5千円の共通料金で共同墓地などの形態で納骨と永代供養ができるサービスを9月から提供すると明らかにした。2015年2月末までに7都府県の計10カ所で展開する。09年に葬祭事業に参入した同社は、低価格と明朗な料金体系を武器に利用者を増やしている。納骨などでも低価格の志向が強まっているとみて事業領域を広げる。


・かなり魅力的なサービスと料金設定である。イオングループは、このような事業を継続して行ってきていたと思うが圧力もあったと思う。

消費者としては不明朗な慣行が支配する宗教界に対する不信が根強い。むろん、そうした基準も一つのものであり判断は各自が自分の信念・信条に従って行えばよいことだ。

これから詳しいサービス内容が示されるだろう。


イオンの永代供養  http://www.aeonlife.jp/eternal/

イオンリテール株式会社 http://www.aeonretail.jp/index.html
〒261-8515
千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目5番地1
TEL :043-212-6500 (平日:10時~18時まで)

姜尚中氏 日本の聖学院大学長に=来年4月から

姜尚中氏 日本の聖学院大学長に=来年4月から
2013年7月30日 聯合ニュース

 日本の聖学院大学(埼玉県上尾市)の姜尚中(カン・サンジュン)教授(東京大学名誉教授)が、聖学院大の次期学長に選任されたことが30日までに分かった。

 同大のホームページによると、姜教授は22日に行われた理事会で次期学長に選任された。任期は来年4月から5年間。韓国国籍者が日本の総合大学の学長に選ばれるのは珍しい。姜教授は4月に同大で特定の学部に属さない全学教授に就任した。

 在日韓国人2世の姜教授は1998年、日本国籍を取得していない韓国国籍者としては初めて東京大助教授となった。15年間、同大社会情報研究所教授や同大大学院情報学環・学際情報学府教授、現代韓国研究センター長を歴任した。活発な著述活動やテレビ出演、新聞への寄稿などを通じて専攻分野の日本近代と植民地支配の歴史を中心に在日同胞のアイデンティティー、韓日関係など多方面にわたって独特の見解を示した。

 姜教授は聯合ニュースの取材に対し、「学長を務める5年間、学校が韓国と日本の懸け橋の役割を果たすことができるよう全力を尽くしたい」と述べた。【東京聯合ニュース】


・学長任期は2014年4月1日より5年間の予定。なお、この4月より聖学院大学教授に就任したばかりだ。前職は3月まで東京大学大学院教授。

つまり彼の知名度を大学は求め、彼は自由な研究・執筆活動を求める利害が一致したのだろう。東京大学教授を惜しげもなく退官し、私立大学教授として自由な時間を謳歌する学者は少なからずいる。

東京大学信仰を持つものにとっては喉から手が出る肩書だが、海外からの評価も低い東大よりもより執筆活動や芸能活動ができる私大の方が功待遇に違いない。また学長は名誉職としては最大のものだから、これもとりあえずは手に入れたい。

さて聖学院大学だが名前から分かるようにミッション系であり、以下の通りの沿革である。つまりキリスト教神学校が発端となり融合しながら一般教養を深める意味で大学という組織を作ったということだ。

彼の信仰がどのようなものかは知らない。彼の専門である政治思想を講ずるだけのレベルの大学ではないので、そこは大人の判断なのだろう。大学側も早々と記者発表しており広告塔としても大いに期待されていることが明白だ。


聖学院大学  http://www.seigakuin.jp/index.htm

沿革 《ウィキペディア》

1903年 聖学院神学校を設立(後、青山学院神学部と合同)
1905年 女子聖学院神学部を設立
1908年 女子聖学院普通部を設立
1913年 女子聖学院家政学部を設立
1920年 財団法人聖学院を組織
1926年 女子聖学院普通部を本科、神学部を神学科、家政学部を高等家政科と改称
1936年 女子聖学院、財団法人女子聖学院を組織
1938年 女子聖学院本科を高等女学科に改称
1951年 2つの財団法人を統合、学校法人聖学院に改組
1967年 女子聖学院短期大学を設立
1988年 聖学院大学を設立(政治経済学部政治経済学科)。聖学院大学総合研究所を設立

現在、3学部7学科3大学院研究科を擁し、総合研究所、出版会などが付置されている。


追記

姜尚中氏が聖学院大学長辞任へ 任期途中、意見の相違か
2015年3月21日 朝日新聞

 聖学院大学(埼玉県上尾市)の学長を昨年4月から務める姜尚中氏(64)が今月31日付で辞任することが分かった。姜氏は20日、同大のHPで「諸般の事情で大学を辞めることになりました」と明らかにした。

 5年間の任期途中での辞任は、今月16日の臨時理事会で承認された。大学関係者によると、学校法人聖学院の阿久戸光晴理事長との間で、大学運営を巡る意見の相違があったという。

 姜氏は東大名誉教授で、テレビ番組への出演やベストセラー「在日」などで知られる政治学者。HPで「若い学生諸君と、共に語り合い、知ることの喜びや、生きることの悲しみ、そして希望を分かち合いたいと切望していただけに、残念」とも記した。(河原夏季)


ローマ法王選挙会議:投票数多いハプニング…再投票で決着

ローマ法王選挙会議:投票数多いハプニング…再投票で決着
2013年11月19日 毎日新聞

 フランシスコ・ローマ法王が選出された今年3月の法王選挙会議(コンクラーベ)で、5回に及んだ投票のうち1回で投票総数が投票者よりも多いハプニングが起き、「投票無効」となっていた内幕が明らかになった。仕切り直しの再投票で新法王が選出された。

 フランシスコ法王の出身国アルゼンチンの主要紙ナシオンのバチカン専門記者、エリザベッタ・ピケ氏の最新刊「フランシスコ 人生と革命」の内容として16日付イタリア紙スタンパが伝えた。バチカンで3月12~13日に開かれたコンクラーベは秘密会議で、選出過程の詳細は明らかになっていなかった。

 コンクラーベには選挙資格のある80歳未満の枢機卿115人が参加。3月12日夕の第1回投票でフランシスコ法王の得票は25票で、イタリアのスコラ・ミラノ大司教が30票でリードしていた。法王は翌13日の第3回投票で50票を得て首位に立ち、第4回投票で選出に必要な3分の2(77票)に肉薄したという。

 だが、大詰めの第5回投票でハプニングが起きた。枢機卿の一人が誤って2票を投じたため、投票総数が投票者の115人よりも1人多い116票となってしまった。投票用紙はただちに焼却され、やり直し投票で法王は最終的に3分の2を上回る90票を獲得し、選出されたとされる。【ローマ福島良典】


・神から選ばれる法王も、民主制度の投票というところが人間臭くていい。記事にあるように最初から多数の支持で選出されたわけではない。

ローマ法王 シリアでの残虐行為を非難

ローマ法王 シリアでの残虐行為を非難
2013年8月26日 NHK

内戦が続くシリアで、化学兵器の使用によって多数の死者が出たことが疑われるなか、ローマ法王のフランシスコ法王は25日、「残虐な行為が増大している」と述べ、国際社会に解決への努力を促しました。

フランシスコ法王は25日、バチカンのサンピエトロ広場で行われた日曜日恒例の祈りの集いで、数万人の信者を前にシリアの内戦について言及し、「シリアで続いている状況に大きな痛みと懸念を持っている」と述べ、戦闘の犠牲になった人たちのために祈りをささげるよう呼びかけました。

そのうえで、「最近の恐ろしい映像からも分かるとおり、虐殺や残虐な行為が増大している。武器の使用をやめ、対話による解決を呼びかける必要がある」と述べ、化学兵器の使用によって多数の死者が出たことが疑われるなか、残虐行為を非難しました。

さらに、フランシスコ法王は、「シリアの内戦を解決するためにあらゆる努力を行う必要がある」と述べ、国際社会に解決への努力を促しました。


・シリアでは政権側と反体制勢力が対峙し、今回化学兵器使用が認められる事態となっている。これに対して、欧米のように反体制派支援という形で介入する動きがある一方で政権を支援する国家群もある。

宗教家の役割は心の平和を語るとともに戦争・テロない社会をつくる社会の平和を求めることがある。問題は、米国のような覇権国家やバチカンのような宗教国家にかってのようなパワーがなくなってしまったことだ。その源泉が、強大な軍事力や資金力というもので決して共感を得ているわけでないからだ。

バチカンと言えばかってはキリスト教を用いて、各地の政治・経済までに強大な力を発揮していたが昨今のスキャンダルによる威信の低下は止まらなくなっている。

米国大統領が非難声明を出しても、ローマ法王が融和を呼びかけても虚しく響くだけなのがさびしいことだ。人間は権力をめぐって、このように争いを止めることはないだろう。それに対して人間の限界を示し隣人との平和を説くキリストら宗教家の言葉の重みをいっそう感じる。


シリア政権の使用「ほぼ疑いない」=化学兵器疑惑、証拠隠滅も―米高官
2013年8月26日 時事通信社

 米政府高官は25日、シリア首都ダマスカス郊外での化学兵器使用疑惑をめぐり、アサド政権が使用したことに「疑いの余地はほぼない」との認識を示した。AFP通信など複数のメディアが報じた。

 高官は、政権側の化学兵器使用の根拠に関して「被害者の数や症状、米国と他国の情報機関(の分析)に基づいたものだ」と述べた。ただ、確定までには時間を要する見通し。

 高官は、アサド政権が国連チームに現地調査を認めたことに関しても「シリア政府が化学兵器使用と無関係なことを証明したいのであれば、数日前に(疑惑)地域への攻撃を停止し、国連のアクセスを認めていただろう」と強調。化学兵器使用の証拠隠滅をした疑いがあり、信用できないと指摘した。【ワシントン時事】

 

「処女検査提案」で物議=市教育長が否定し収束―インドネシア

「処女検査提案」で物議=市教育長が否定し収束―インドネシア
2013年8月25日 時事通信社

 インドネシアで最近、スマトラ島プラブムリ市の教育長が「高校入試に処女検査を導入すべきだと提案した」と各メディアが報じ、物議を醸した。ただ、教育長はその後、メディアに「そうした計画はない」と否定し、騒ぎは収まった。

 地元メディアは、教育長が「来年度から処女検査を導入したい」と語ったなどと報道。これを受けてインドネシアのヌー教育相も「子供を守りたいなら別のやり方がある」と懸念を表明する騒ぎとなった。その後、教育長は地元有力紙に「メディアは誤解している」との声明を送り、こうした提案を否定した。【ジャカルタ時事】


・イスラム教と関連があるのかは触れられていないが、恐らくは宗教との絡みもあるのではないだろうか。処女検査とは道徳だからね。

処女・童貞に価値を置くことは今の日本では考えられない。反対にチェリーボーイなどと揶揄される。高校入試ということはインドネシアでもローティーンの性に不安があるのだろう。

キリスト教の処女降誕についても誤解が多く、聖処女マリアから生まれたイエスだから贖罪ができるという教義となってしまった。その出産についても聖処女性は回復されたという摩訶不思議なものになっている。

実は処女降誕というモチーフは、ジョーゼフ・キャンベル教授の研究により古代からある神話にも見られてキリスト教はギリシャ文明の影響を強く受けたために導入された物語であるということだ。

青森のミステリースポット「キリストの墓」 海外からも注目

青森のミステリースポット「キリストの墓」 海外からも注目
2013年8月23日 産経新聞

 青森県にキリストが来ていた? 青森県新郷村(旧戸来=へらい=村)にある「キリストの墓」がミステリースポットとして注目を集めている。墓の周囲で開かれてきた慰霊祭「キリスト祭」は今年、50回目を迎え、年間の観光客は村の人口を超える約3400人に。最近では海外からの観光客も目立つようになった。青森県内にはほかにもキリストに関係するスポットがあるといい、青森県のガイドブックにも掲載されるようになっている。

 こんもりと盛られた2つの土の周囲に、それぞれ白い柵が巡らされている。緑の中に現れた、このスポットが「キリストの墓」だ。昭和10年、キリストの墓探しをしていた研究者が戸来村を訪れ、「偉い人の墓」として村人が大事に守ってきた2つの土饅頭を「キリストの墓である」と言ったのが始まりとされる。向かって右が「キリストの墓」、左が聖書にも載っていないキリストの弟、「イスキリの墓」とされている。

 この村には、ゴルゴダの丘で磔刑になったのは弟のイスキリで、キリストは密かに日本に渡り、戸来村で106歳の天寿を全うしたという説まであるのだ。

「戸来はヘブライからきている」「子供を初めて野外に出すときには額に墨で十字を書く」「ダビデの星を代々家紋とする家がある」といったキリスト教と関連付けた説もあり、村はすっかり「ミステリースポット」として知られるようになった。

 これまでは国内の観光客が多かったが、最近は海外にもそのウワサが伝わったらしく、新郷村商工観光グループの櫻井愛子さんによると、「『キリストの墓について書かれた本を見た』という海外の観光客も多く訪れる」という。昭和39年からは、神官による祝詞の奏上やこの地方に伝わる盆踊り・ナニャドヤラの奉納といった「キリスト祭」を開催し、多くの観光客を集めてきた。

 青森県が作った「美知の国あおもり」というパンフレットにも、ミステリーゾーンとして登場。キリストが日本上陸して最初の宿泊地と伝えられている八戸市の貝鞍稲荷神社など、県内にはほかにもキリストゆかりの地があるという。

 櫻井さんは、「誰も真実は分からないので、ロマンとして楽しんでほしい。また、新郷村は青森県酪農の発祥の地なので、乳製品や新鮮な野菜も一緒に楽しんでもらえたら」と語る。「キリストの里伝承館」(電話0178・78・3741)が隣接しており、キリスト伝説にゆかりのある人物や風習などを詳しく知ることができる。


・キリスト伝説では有名な地である。ヘブライ語と日本語の親和性など、ヘブライ民族の末裔が日本に逃れてきたという話はあるようだ。

キリストの弟など、信憑性ははなはだ薄いにしても、観光のために利用することは別段問題ないだろう。キリストの妻など、彼をめぐる伝説も多くあり教義をひっくり返すほどのインパクトがある。

恐らくイエス・キリスト自身は、こうしたことで揉めることを恐れて一切の言説を自らは残さなかったのだろうし見識である。あなた自身がキリストのように生きることが、キリストの教えの核心なのだから。


青森県三戸郡新郷村公式ホームページ http://www.vill.shingo.aomori.jp/

 キリストの墓 (外部リンク)

「もしもし法王です」、伊学生に直電で8分談笑

「もしもし法王です」、伊学生に直電で8分談笑
2013年8月23日 AFPBB News

フランシスコ(Francis)法王に手紙を書いたイタリアに住む10代の青年が、法王本人から電話をもらい、しばしの会話を交わすという出来事があった。

 地元紙イル・ガゼッティーノ(Il Gazzettino)が22日に伝えたところによれば、この青年はイタリア北東部のパドバ(Padua)に住む学生、ステファノ・カビッツァ(Stefano Cabizza)君(19)で、まさか法王から返事の電話をもらうとは思いもよらなかったという。

「もしもし、法王です」と名乗った法王とカビッツァ君は、8分ほど談笑。最後にカビッツァ君は法王から祝福を受けた。

 法王は、側近や交換手を通して電話するというしきたりを破り、頻繁に直接電話をかけている。最近では、交通事故で体がまひし、さらに最近兄弟を失ったイタリア人男性に電話をかけている。【8月23日 AFP=時事】


・こうしたことは考えにくいのだが現実だ。例えば、雅子さまから電話が直接かかってくることがあるだろうかと考えると分かる。フランクなのか狙いがあるのか、それとも友達がいないのか・・・法王は孤独だ!とは言えるだろう。

確かに、あれだけの地位であれば個人の生活はないと思っていいのだが、現法王は庶民的であろうという姿勢は貫きたいのだろう。もし高貴な立場の人から電話があったら、電話された本人は困惑するだろうしファンレターは書くことが目的だからね。

統一教会女性信者が男女の信者に火つける 2人重体

統一教会女性信者が男女の信者に火つける 2人重体
2013年8月22日 TBS

 韓国・ソウル近郊にある統一教会の関連施設で、日本人の女性信者が自分と信者2人にシンナーをかけ、火をつけました。火をつけた女性と男性の2人が重体です。23日は教祖の故・文鮮明(むん・そんみょん)氏の一周忌にあたります。

20130822

 韓国の警察によりますと、22日午後4時半、ソウル近郊の統一教会本部の関連施設の玄関付近で、日本人の女性信者が同じ日本人の男性と女性の信者2人にシンナーをかけ、火をつけました。3人はいずれも50代で、最初に火をつけた女性と男性は重体だということですが、火をつけられた女性は「話はできる状態」だということです。

 統一教会をめぐっては、去年、教祖の文鮮明氏が死亡し、現在、追悼行事の期間中で、23日は旧暦で一周忌にあたるということです。


・教祖死亡で後継問題がありながらも、このところ一切報道がなかった教団である。その一周忌に起きた事件であるが詳細は分からない。日本人信者が関係していることで報道されたが、教団取材に強いTBSが報道している。共同通信社配信記事は少し分かりにくい。

神聖な教団関連施設内でのことであり、愛情の問題なのか信仰上の問題なのか・・・詳細も知りたいところだが、これ以上の報道もないだろう。


韓国統一教会施設で日本人女性が焼身自殺
2013年8月22日 日刊スポーツ

 韓国北部、京畿道加平郡の警察によると、加平にある世界基督教統一神霊協会(統一教会)の施設で22日午後、同教団の信者とみられる中年の日本人女性が焼身自殺を図り、周囲にいた日本人の男女2人とともに大やけどを負い病院に搬送された。3人のうち2人はやけどがひどく、重体という。

 警察によると、自殺を図った女性は自分の体にシンナーをかけて火を付けた。さらに、残る2人に向けてシンナーをかけたとの情報もあるという。

 加平は同教団の拠点で、昨年9月3日に死去した創始者、文鮮明氏の追悼行事が23日に約2万人を集めて開かれる予定だった。同教団関係者によると、3人の居住地などは分からないという。(共同)



女性信者がシンナーかけ放火 2人重体1人重傷(続報)
2013年8月23日 TBS

 韓国・ソウル近郊の統一教会の関連施設で22日、日本人の女性信者が自分や他の日本人信者にシンナーをかけて放火する事件がありました。

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 韓国の警察や統一教会によりますと、50代の女性信者が自らシンナーをかぶり、近くにいた50代の男性信者にもかけて火を着けたということです。この2人が重体となっているほか、そばにいた別の50代の日本人の女性信者が重傷です。

 統一協会は教祖の文鮮明氏が去年死亡し、23日は旧暦で一周忌にあたるということで、2万人が参加する大規模な追悼行事が行われることになっています。


日本人には理解がむずかしい? ベトナムの多彩な宗教観

日本人には理解がむずかしい? ベトナムの多彩な宗教観
2013年8月18日 Excite Bit コネタ

アジア圏の多くの国々は、昔から仏教を重んじてきた。特に東南アジアは「上座部仏教」と呼ばれる仏教に分類され、厳しい戒律がある。無神論者といわれる日本人でも、根底にあるのはやっぱり仏教だ。

しかし日本は「大乗仏教」の国で、他国とは違う大らかな教えである。そこまで強く宗教概念を持っている人は多くないだろう。周りを見ても、毎月寺院に参拝に行く人や、徳の高い僧侶の後ろで読経する人は、ほとんどいないのではなかろうか。

ベトナムも、日本と同じ大乗仏教が伝わった国だ。東南アジアではとても珍しいことである。宗教分布を見てみると、人口の8割が仏教、残りの2割がキリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教だ。名実ともに仏教大国で、現在でも足繁く寺院に参拝に行く熱心な仏教徒が存在するが、厳しい教えや戒律はない。

そんなベトナムで、最近話題なのが南西部で栄えている「カオダイ教」と呼ばれる新興宗教だ。仏教にもキリスト教にも、その他宗教にも属さない、世界的にも珍しい宗教一派である。本山はホーチミンより南西に進んだ、タイニンという観光地にある。

注目すべきはそのシンボルマークだ。「カオダイの目」と呼ばれる三角形の中に瞳がある。これは漫画「20世紀少年」の「ともだち」のマークを彷彿とさせる。また、秘密結社「フリーメイソン」のシンボルマークにもソックリである。フリーメイソンとの因果関係は不明だが、多くの人はこれを見て「異質・気味が悪い」と思うだろう。

さらに特異なのは、儒教、道教、仏教、キリスト教、イスラム教などあらゆる方面の宗教要素を取り入れているところだ。神格化した人物も多岐にわたる。釈迦、イエス・キリスト、ムハンマド、ソクラテス、トルストイ、ユーゴーなど、あらゆる人物が神として崇拝されている。釈迦やイエス、ムハンマドはまだわかるが、ソクラテスは一介の哲学者、トルストイ、ユーゴーにいたってはただの小説家で、どのような基準で選んだのか不明である。

そんな異質すぎるカオダイ教だが、本山の土地柄からか物好きな外国人観光客が後を絶たない。
皆、その謎めいた雰囲気に惹かれて訪れるようだ。

いっぽう現地のベトナム人は、この現状をどう思うのだろうか。複数のベトナム人に質問してみたところ、回答は揃って「無関心」だった。なぜなら、親族にカオダイ教信者がいることが多く、悪口をおおっぴらに言えない状況だからだそうだ。

ベトナム人は家族を重んじていて、その絆はとても深い。日本ならば「もう他人だよね」というくらいの遠い親戚でも、彼らにとっては家族なのだ。どこの国でも、家族の悪口はなるべく言いたくないものである。このような事情から「無関心」という回答に至ったのだろう。

なお、タイニンのカオダイ教本山観光は、日本からでもツアーを申し込むことができて、トラベルガイドブックにも載っている。興味のある人は訪れて、シンボルマークである「カオダイの目」をその目で確かめてみるのはどうだろうか。(古川 悠紀)


・海外の宗教事情を知ると勉強になることが多い。厳格な宗教国と思いきや、やはり例外があるのは当然でありイメージは疑ってみた方がいい。

ベトナムの新興宗教だが、それにありがちな各種の混淆を是とするもの。日本で勢力を伸ばしている団体も、あらゆる宗教の良いところを集めたり宗教界以外でも偉人たちをも活用している。

謎めいたものを入れることは神秘的なイメージを躍起させて関心を持たれやすいのだろう。無節操な団体には胡散臭さを感じるが、それに価値を感じる人たちもいることは確かなことだろう。

蛇遣いが失職、物乞いに=生物保護法で消える伝統―「25万人が貧困直面」・インド

蛇遣いが失職、物乞いに=生物保護法で消える伝統―「25万人が貧困直面」・インド
2013年8月18日 時事通信社

 雑踏の中、もの悲しい笛の音を響かせ、コブラを操る蛇遣い。インドを代表するその伝統芸能の灯が、今にも消えようとしている。ヘビの捕獲や飼育を禁じた野生生物保護法の施行で、約25万人の蛇遣いは生業を失った。6年前に立ち上がった支援団体も活動を停止。同団体のラクティム・ダス代表は「蛇遣いの多くは生活に困り、物乞いになった」と語る。

 11日、ヘビをあがめる祭り「ナーグ・パンチャミー」が各地で行われた。多くの参拝者がヒンズー教寺院を訪れ、シバ神の使いとされるコブラの彫像に祈りをささげる。「かつてはこの祭りにつきものだった蛇遣いの姿も、ここ数年は見かけなくなった」と僧侶は語る。

 野生生物保護法は1972年に施行された。しばらくは蛇遣いも黙認されていたが、2008年ごろから取り締まりが厳しくなり、警察に逮捕される者が相次いだ。支援団体が蛇遣いの雇用先確保を政府に呼び掛けたが、相手にされなかった。【ニューデリー時事】


・ヘビは多くの神話で生命力の象徴であり記事にあるようにインドではヘビを祀る祭りもあるということだ。またキリスト教は人間を堕落に誘った忌むべき動物なのだが、キャンベル教授によればヘビが人間を誘惑するというモチーフは神話の題材としては多いという。

この記事を読むと大きく三つの問題が感じられる。

まず野生動物保護ということで、ヘビ遣いも動物虐待として捉えられるならば、例えば日本でも動植物園で行われているショーも該当するのかもしれない。むかし近くのヘビセンターで行われていたコブラ対マングースという催しは動物愛護法違反は確実だろう。

インドだけではないが最貧民らの生業を奪うことになることは確実だろう。物乞いは立派な職業かもしれないが、それがカースト制を維持し独立心を奪うことは歴史から学ぶべきことだろう。

約25万とあるが、それは人口の多いインドだからだろうが、伝統芸能が軒並み消滅している日本を考えてもさみしいことだ。先ごろ亡くなられた小沢昭一も急速になくなっていく芸能を記録し何とか残そうとしていたことが思い出される。

AFPの過去記事では、ヘビに対する畏怖の念がなくなりヘビ遣いの地位が下がっているという指摘も本当だろう。



インド 蛇使い snake charmer India

以前の盛栄はどこに? ヘビ使いの現状 - インド
2006年12月18日 AFPBB News

非政府組織「フレンズ・オブ・スネークス(Friends of Snakes)」の主催で17日、ヘビ使いたちによるコンサートが開催された。ヒンドゥー教では元来、ヘビを神聖な生き物として崇めており、よって、楽器を奏でることによりヘビを自由自在に操るヘビ使いも崇高な人々と考えられてきた。20世紀になると、観光客を惹きつける産業として、インド政府により推奨され、ヘビ使いは最盛期を誇った。しかし近年、テレビのドキュメンタリー番組などによりヘビに対する畏怖の念が変化し、ヘビ使いの地位が低下したことや、動物保護の概念が広まってきたことなどにより、ヘビ使いの数は減少してきた。さらに、インド政府はヘビ使いに対する規制を敷き、都市部でのパフォーマンスを禁じたため、衰退の一途をたどっている。フレンズ・オブ・スネークスは、このようなヘビ使いの人々がその伝統的なパフォーマンスを有効に使うことができるよう、様々な支援を行なっている。今回のコンサートもその一環として行なわれた。

20130819

写真は楽器を吹くヘビ使いたち。【ニューデリー/インド 18日 AFP】


同性愛者に人権なし? ロシアの実態

同性愛者に人権なし? ロシアの実態 
2013年8月16日 産経新聞

 ロシアで同性愛者への抑圧が顕在化しつつある。ロシアの捜査委員会は今月、著名な同性愛活動家への捜査を開始。嫌疑は、ネット上で同性愛に批判的な議員らを“侮辱”したというものだ。ロシアでは7月、未成年への同性愛の宣伝を禁ずる新法が発効されているが、同性愛者の人権が守られない事態が早くも懸念されつつある。(黒川信雄)

 「霊柩車の中で働かせれば、同性愛の宣伝なんかできなくなるわ」

 ロシア与党「統一ロシア」のエレーナ・ミズーリナ下院議員は、露紙イズベスチヤにそう語り、ロシアの著名同性愛活動家のニコライ・アレクセーエフ氏に“厳罰”を求めた。

 問題とされたのは、アレクセーエフ氏が6月15日、ツイッター上に投稿したコメントだという。同日、アレクセーエフ氏はミズーリナ議員に対し「彼女のために汚いカネを集めるにはどうしたらよいか」とフォロワーに“提案”するなど、ミズーリナ議員への中傷とも受け取れる投稿をしていた。

 英字紙モスクワ・タイムズなどによると、ロシアではマスメディアなどを通じ議員を中傷、侮辱することが法律で禁止されている。同氏のコメントが、どこまで同法の対象となるかは不透明だが、捜査当局はアレクセーエフ氏のほか、複数の人物に対し捜査を開始したという。有罪になれば、100万ルーブル(約300万円)の罰金か、200時間の矯正のための労働を課せられる。アレクセーエフ氏は現在国外におり、12日以降に出頭する予定だ。

 ただアレクセーエフ氏は「彼ら(ミズーリナ議員ら)は同性愛関連法案で何百万もの人々を攻撃しているではないか。私はただ、自信の考えを公に述べただけだ」と真っ向から反発している。一方のミズーリナ議員は、「私自身は怒ってはいないが、今後同様の事態に仲間の議員が巻き込まれないために訴訟を提起した」などと、不可解な言動を行っている。

 ミズーリナ議員は同性愛の宣伝を禁ずる法律の成立に向け主導的な役割を果たした人物といわれる。一方のアレクセーエフ氏は同性愛者らの人権擁護を訴える国際組織のロシア代表などを務めており、同法に対しても強く反発していた。

 ロシアでは、同性愛の宣伝を禁ずる法律のほか、信仰心を侮辱する法律などが発効するなど、適用を間違えれば人権を抑圧しかねない法律が相次ぎ導入されている。議員への批判を理由にアレクセーエフ氏が有罪になれば、ロシアでの言論の自由や人権をめぐる問題が、改めて国際的な注目を集めそうだ。

 一方、ミズーリナ議員の活動に対しては、同性愛者への人権を侵害しているとの懸念が早くも海外で持ち上がっている。報道によると、米国では彼女の入国を禁ずるなどの制裁法の対象に加えるべきとの意見が浮上しているという。


・同性婚が幅広く許容されていく世界の風潮の一方で、ロシアでは同性愛の宣言を禁ずる法律ができたという。記事では、同性愛を推進する立場と反対する立場の問題だけなく、言論の自由や人権抑圧ということまで含むために危機感を覚える人たちも多いだろう。

記事では、同性愛反対の理由を述べていないが宗教との関わりなのかロシア特有の政治システムの問題なのかは探求される必要があるだろう。

一般的に考えると、特異なことや奇異なことと思えることでも常識というものから断罪することはできるはずもない。常識は日々変わっていくし、そもそも自分と違ったいたからオカシイと判断すべき理由はないだろう。

こうした話題が日本のマスコミでほとんど報道されないことが大きな問題だろう。


追加

チャイコフスキーは同性愛者でも国民の誇り=プーチン大統領
2013年09月5日 ロイター

 ロシアのプーチン大統領は4日に放送されたテレビ番組のインタビューで、同性愛者だった作曲家チャイコフスキーを国民が誇りに思っていることは、ロシアが同性愛者を差別しないことの証明だと発言した。

今回の発言は、同性愛規制法に対する批判を和らげる狙いがあるとみられる。この法律は未成年者の前で同性愛を宣伝する行為を禁じるもの。

プーチン大統領は番組内で、「チャイコフスキーは同性愛者だったが、彼は偉大な音楽家であり、われわれは彼の音楽を愛している」と指摘。その上で「ささいなことに大騒ぎする理由はない。この国で恐ろしいことなど起きていない」と述べた。

同性愛規制法をめぐっては、ロシア国外からの抗議の声が上がり、同性愛者の権利保護団体は、来年のソチ五輪をボイコットするよう呼びかけている。[モスクワ 4日 ロイター]


聖ワシリイ大聖堂 上から

聖ワシリイ大聖堂 上から
2013年8月12日 ロシアの声

20130812.jpg

《ウィキペディア》
聖ワシリイ大聖堂(露:Собор Василия Блаженного)はロシアの首都、モスクワの赤の広場に立つロシア正教会の大聖堂。正式名称は「堀の生神女庇護大聖堂」(Собор Покрова что на Рву)。

「聖ワシリー大聖堂」「聖ヴァシーリー大聖堂」「聖ワシーリー寺院」とも日本では表記される。

1551年から1560年にかけて、イヴァン4世(雷帝)が、カザン・ハーンを捕虜とし勝利したことを記念して建立した。ロシアの聖堂でもっとも美しい建物のひとつと言われる。1990年にユネスコの世界遺産に登録された。

オウム脱会支援の僧侶「上祐は罪を麻原になすりつけて教祖に」

オウム脱会支援の僧侶「上祐は罪を麻原になすりつけて教祖に」
2013年8月12日 産経新聞

 かつて教祖の麻原彰晃(しょうこう)(58)が君臨し、地下鉄サリン事件(平成7年)など一連の凶悪事件を引き起こしたオウム真理教。後継団体「アレフ」が「麻原回帰」を進め、事件を知らない若者を獲得して勢力を拡大しつつある中、オウム真理教の信者約40人を脱会させるなど教団と長く対峙(たいじ)してきた日本脱カルト協会理事で日蓮宗僧侶の楠山泰道(65)がインタビューに応じ、脱会活動の実態を語った。「オウム後」もカルト視される宗教団体が続々と現れる中、楠山を頼る信者の家族は後を絶たない。命がけで脱会支援に携わる僧侶が語るカルト宗教の問題点とは-。(小野木康雄)

 ■マインドコントロール解除は「死闘」

 --どんな活動をしているのか

 「臨床心理士や精神科医、弁護士を目指す人などのスタッフと連携しながら、いわゆるカルト問題に対処しています。相談は年間約3千件あります」

 --元オウム信者にマインドコントロールを解くカウンセリングも行ってきたとのことだが

 「一筋縄ではいきません。死闘です。何カ月もかかります。自分の人生を投げて、命がけでないと、できません。語れないことも山ほどあります」

 --身の危険を感じたことは

 「何回か殺されそうになったことがありますし、脅迫電話は、今でもしょっちゅうあります」

 --オウム以後にみられるカルト教団の特徴は

 「より巧妙で、犯罪性の立証が難しくなりました。社会から攻撃される一歩手前までにしておこう、という感じで、オウムに学んでしまった。オウムが悪い意味での参考資料になった面はあります」

 --後継団体のアレフが勢力を伸ばしているが、背景として考えられることは

 「オウム真理教の教義は『ユートピア』。ただ、オウムが危ない宗教だと分かっても、人生の重荷を背負った若者たちにとっては、社会で逃げ場所がなくなった。それで、再び教義が生きてきたということです。特殊能力を身につけて自信を得たいと思う人や、オウム事件を知らない若者が増えているのも問題です」

 --麻原彰晃の死刑執行についてはどう考える

 「メシア(救世主)にしてはだめです。アレフでは間違いなく神格化される。心から反省したメッセージを出した上での執行なら納得するが、現状では執行によって一件落着ということはありえない」

 --特別手配犯で昨年逮捕された3人を除けば、オウム裁判は終結した

 「マインドコントロールによって、社会を救おうとした有能な信者たちが無差別殺人をやったことについては、何ら解明されていません。死刑判決を受けた実行犯の心理状態を解明すべきです」

 ■中学・高校での予防教育するべき

 --以前のオウムと後継団体のアレフとひかりの輪で信者に共通点は

 「まじめなこと。みんな真剣に自分自身や人生を見つめようとして、社会で存在理由や価値観を見いだせなかった子たちです」

 --アレフとひかりの輪の問題点は

 「アレフは正体を隠し、ヨガという間口から入信させて、マインドコントロールをしています。正体隠しの勧誘は、宗教を断れる自由がないという意味で、信教の自由を逸脱している。一方、上祐(史浩)は麻原に代わる存在になりたくて、ひかりの輪を作ったのだと思います。罪を麻原に押しつけ、アレフを批判して教祖として生き残るのは、ずるい考え方です」

 --伝統仏教によるオウム問題への対応はどうか

 「この18年間、ずっと及び腰ですね。宗教の名のもとに無差別殺人をした教団に、真っ向から挑戦できるのは、宗教しかない。それをしてこなかったのは、伝統仏教教団の怠慢です。一方で、法整備も必要。たとえばマインドコントロールのシステムや方法を研究して、法で規制すべきです」

 --社会の側にある課題は何か

 「若者たちが魅力を感じているのは、ヨガや聖地巡礼などの修行体験によって得るとされる能力なのです。社会がカルト宗教やマインドコントロールのシステムをしっかり認識しておくべきですし、中学・高校での予防教育もするべきでしょう。社会があまりに無頓着すぎます」=呼称・敬称略


・産経新聞という色眼鏡を外しても、脱マインドコントロールを実践している方の偽らざる言葉だろう。

このブログでの、再三再四記録してきたことだが、マインドコントロールはオウムのような分かりやすいものばかりではない。特に社会的な不安を背景として、また自分に核心を持てない若者を中心に精神世界に対する関心はずっと残っているはずだ。

本来であれば既成宗教が、この宗教現象に対して批判や活動支援をすべきなのだが、どの団体にとっても、私たちはオウムとは関係ないという消極的な態度に留まってしまう。

楠山氏の語るように、脱会や脱マインドコントロールは簡単ではない。その過程では、信者らを拉致し安全な場所に避難させるというギリギリの人権侵害行為すら起きかねないのだ。

信仰の自由とは、むろん騙されることも反社会主義を貫くことも容認されるわけであり、その過程での他人に対する人権侵害すらも許されるという極端な思想を形成することになる。

それは広く言えば、信仰のみの問題ではなく政治思想や経済思想までに及ぶ。問題は、与えられる思想を無批判に注入されロボットのように動かされることが、本当に本人の望んでいる姿なのだろうかということだ。

その意味で、オウム事件とは社会性の乏しいエリート理系学生の起こした犯罪行為ではなく、我々すべてが抱えている人間の闇の部分を照射し、己の生き方を深く反省して生きることを求めてくることだろう。

このような活動に全精力を傾ける人たちは敬意に値するのだが、脱マインドコントロールはされた人が新たに自分の中核となる生き方を身につけなければならないという途方もない問題を孕んでいることに違いない。

送りつけ商法:ゆうパック悪用 審査なしの代引きが温床に

送りつけ商法:ゆうパック悪用 審査なしの代引きが温床に
2013年8月3日 毎日新聞

 ◇悪質業者排除へ転換

 注文していない高齢者に健康食品を送りつけて代金を請求する「送りつけ商法」の被害が急増するなか、日本郵便(本社・東京都)が7月下旬から、警察より悪質業者名の提供を受けた場合、窓口での荷物の引き受けを断り始めたことが分かった。送りつけ商法の代金の受け渡しには同社の「ゆうパック」の代金引き換え(代引き)サービスのうち、事前審査の不要な窓口引き受けが悪用されることが多く、消費生活センターからは「一定の被害防止が期待できる」との声が上がっている。

 この悪質商法は、業者が電話をし、「健康食品を申し込んだ」と言い張って商品を送りつけ、代金支払いを求める。断ると「バカたれ、死んでしまえ」などと怒鳴って支払いを求めてくることもあり、消費者は恐怖感から押し切られて支払うケースが目立つという。国民生活センターによると、全国の消費生活センターへの相談は2012年度に1万5527件で前年度(2751件)の5倍以上と急増。今年度は8月1日までの4カ月で1万6690件に上り、既に昨年度の件数を上回った。被害者の9割以上は60歳以上という。

 代金受け渡しに多用されるのが「ゆうパック」だ。宅配業者の代引きサービスは、配達員が郵送物を宛先に渡す際に、差出人の指定した金額を代わりに受け取る。大手宅配業者は代引き利用業者を事前に審査して契約し、問題があれば契約を解除する。だが、ゆうパックだけは事前の審査なしで当日窓口で受け付ける独自サービスも提供。日本郵便によると、これが悪用されているという。ある消費生活センターによると、最近数カ月の相談で、悪質業者が使う宅配の代引きは「100%近くがゆうパックだった」という。

 同社には消費生活センターなどから苦情を含む情報が寄せられるが、「犯罪性の有無の判断が難しく、悩んでいた」とする。このため7月から都道府県警と連携。警察から悪質業者名の情報提供を受けた場合は、同社が該当業者について調査のうえ、数日以内に全国の郵便窓口に通知。該当業者が窓口に荷物を持ち込んだ場合は引き受けないことにした。

 また、宛先からの受け取り拒否件数が多い▽一度に大量の商品を持ち込む--など不自然なケースがあれば警察に情報提供する。

 ただ、業者が社名を変えると受け取り拒否ができない。消費生活センターからは「事前審査なしの代引き引き受けは悪質業者の抜け道になるためやめるべきだ」との意見もあるが、ネットオークションの広がりで需要はむしろ高まっている。日本郵便は「サービスは続けたいが犯罪に加担したくない。覚えのないゆうパックはきっぱりと断ってほしい」と注意を呼び掛けている。【大迫麻記子】


・代引きだが記事によれば大手宅配業者と日本郵便は、代引き業者の契約に違いがあるという。記事にあるように、社名を変えれば済むことなので効果的な対策は難しい。

つまり日本郵便の考え方次第で大きく被害が防ぐことができる可能性が高い。


見守り新鮮情報 第169号   平成25年7月19日
◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

  健康食品は注文していないのに損害賠償請求書!?

突然知らない業者から「ご注文頂いた健康食品を送ります」と電話があったの
で、「健康食品を利用する習慣はない。頼んでいないので送らないでください」
と言って電話を切った。後日差出人のない封書が届き、「健康食品の注文の確
認をしたが、頼んでいないなどと発送前日にキャンセルされ損害金が発生した。
期間内に3千円支払わなければ法的手段に訴える」と書いてあった。注文してい
ないのに損害賠償請求される覚えはない。どうしたらよいか。(70歳代 女性)

<ひとこと助言>
☆「注文を受けた健康食品を送る」などと電話があり、申し込んでいないと断
 ったら、後日損害賠償請求書が郵送されてきたという相談が寄せられていま
 す。
☆事前の連絡もなく、突然損害賠償請求書が送付されてきたケースや、覚えの
 ない健康食品が送られてきたため受け取り拒否をしたところ、後日損害賠償
 請求書が送付されてきたケースなどもあります。
☆書類に「法的手段を取る」などと不安をあおるような脅し文句が書いてあっ
 ても、利用した覚えのない請求は支払わないで無視しましょう。決して相手
 に連絡してはいけません。
☆不安なときは、支払いをする前にお住まいの自治体の消費生活センター等に
 ご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)



追記 摘発例

健康食品販売会社:3社の業務一部停止 強引に送り付け
2013年8月27日 毎日新聞

 高齢者に電話をかけ、注文を受けていないのに「注文されていた商品ができあがりました」などとうそを言い、健康食品を強引に売りつけていたのは特定商取引法違反(不実告知など)にあたるとして、消費者庁は27日、いずれも健康食品販売会社の「健美食品」(東京都新宿区)と「ケア食品」(同)に3カ月、「日本ヘルスケア」(同)に6カ月、電話勧誘販売業務の一部について停止命令を出した。3社は営業拠点が同じ場所にあるなど事実上、一体で営業していた。

 同庁によると、3社は主に高齢者に電話をかけ、注文を受けていないサプリメント(1瓶90錠入り)を1万9800~2万4800円で、宅配業者の代金引換サービスで送るなどして販売した。

 昨年7月ごろから3社で約8700個を販売し、計2億円程度を売り上げた。全国の消費生活センターには約1000件の3社に関する相談があり、97%が60歳以上だった。同庁によると3社は事実関係を認めているという。【大迫麻記子、待鳥航志=インターンシップ生】


寺のゲームで児童全裸…住職「喜んでいるかと」

寺のゲームで児童全裸…住職「喜んでいるかと」
2013年7月30日 読売新聞

 大分県津久見市の寺が開いた小学生対象の合宿で、脱いだ服の長さを競うゲームが行われ、男女約20人が全裸になっていたことが30日、寺への取材で分かった。

 寺側は抗議を受けて保護者に謝罪。住職は「約20年前から行っており、子供は喜んでいると思っていたが、配慮が足りなかった」と話している。

 住職によると、合宿は22、23日に行われ、住職が園長を務める幼稚園の卒園児を中心に1~5年生の約60人が参加した。問題となったのは班対抗のゲーム。身に着けているものを脱いだり外したりしてつなげ、長さを競うルールで行われ、1~4年の約20人が下着も脱ぎ全裸になったという。

 幼稚園の教諭らもボランティアで運営に関わり、全裸になった児童には新聞紙で体を隠させた。来年から、このゲームは取りやめ、合宿自体についても継続するか検討するという。


・この報道だけでは詳細は分からないが、こうしたゲームは初めて聞いた。班ごとに分かれて競争させていたということだが目的は何なのだろうか。

なお記事とは全く関連ないと思われるが以下の記述がネット上にあった。これも寺主催の小学生向け一泊研修会のプログラムの一つ。今回はさらにエスカレートしたゲームに変貌したのか・・・!?

脱ぎ脱ぎリレー 自分の着ている服を脱ぎ、一列につないで長さを競うゲームです
 男の子はパンツ一つまで脱いで頑張ります。恥ずかしさとの戦いです。」


夏休みには各地で乱痴気騒ぎとなるのだが、これも一夏の経験になるのだろうか。この住職の弁明に、子どもたちが喜んでいたという認識に問題がありそうだ。つまり子どもの責任にしようとする態度が批難されよう。


小学生に「パンツ脱げば100点」 寺のゲームで全裸に
2013年7月30日 朝日新聞

 大分県津久見市の寺が開いた小学生向けの合宿で、パンツを脱げば高得点を与えるルールのゲームをしていた。男女合わせて約20人が全裸になったという。保護者の抗議を受けて寺は27日に説明会を開き、謝罪した。取材に「子どもは喜んでいると思っていた。認識が甘かったと反省している」と話している。

 合宿は22~23日の1泊2日。寺を母体とする学校法人が運営する幼稚園の卒園生が対象で、1~5年生59人が参加した。

 寺の説明によると、本堂で班対抗のゲームをし、その一つに、服やベルト、ハンカチなどをつなぎ合わせて、その長さで得点を競うものがあった。パンツを脱げば男児に100点、女児に200点を与えるルールで、パンツを脱いだ全員に紙製の金メダルを贈った。寺が確認しただけでも21人が全裸になったという。



合宿:児童がパンツ脱げば高得点…寺のゲームで脱線 大分
2013年07月30日 毎日新聞

 大分県津久見市の寺が、夏休み中の小学生を対象にした1泊2日の合宿で、パンツを脱げば高得点を与えるルールのゲームをしていた。男女約20人が全裸になったといい、保護者から抗議を受け、寺は説明会で謝罪した。寺の男性住職(48)は30日、取材に「約20年続けている。認識が甘かった」と話した。

 合宿は22〜23日にあり、寺が経営母体の幼稚園の卒園生ら1〜5年生59人が参加した。

 寺によると、本堂で6班に分かれ、身に着けている服やベルト、ハンカチなどをつないだ長さで得点を競うゲームをした。パンツを脱げば、男児に100点、女児には200点を加算し、紙製の金メダルを贈った。合宿の指導をした幼稚園の教諭らが全裸になった子供の体を新聞紙で包むなどした。全裸になったのは、ほとんどが1、2年生だった。

 住職は「恥ずかしがって脱がない子供もいたし、強制はしていない。低学年の子供も盛り上がり、喜んでいると思っていた」と話している。【古田健治】


金閣寺・銀閣寺、国税と対立 写真掲載で寄付金は収益?

金閣寺・銀閣寺、国税と対立 写真掲載で寄付金は収益?
2013年7月29日 朝日新聞

 世界遺産の金閣寺と銀閣寺が、あるお金をめぐって国税当局と対立している。寺の写真を出版物に載せる際、発行元は「志納金(しのうきん)」を寺側に渡しているが、当局は「収益事業にあたる」として課税対象と主張。一方、寺側は「信仰対象をみだりにさらされないための自衛策」とし、課税されれば提訴も辞さない構えだ。

 関係者によると、京都市にある金閣寺と銀閣寺は外観や宝物(ほうもつ)の写真の撮影を認めたり、出版物への掲載を許可したりした際、寄付金にあたる志納金を受け取っている。写真を貸し出した時も同様で、年間で計約2千万円に上るという。

 公益性が認められる宗教法人は、不動産販売や金銭貸し付けといった34の収益事業を展開すれば課税対象となるが、宗教活動で得た収入は税金がかからない。

 志納金も本来は非課税だが、大阪国税局は昨年6月の税務調査で「撮影を許可した建築物や貸し出した写真には著作権がある」と指摘。こうした権利に基づく金銭の受領は34収益事業のうちの一つ「無体財産(知的財産)権の提供業」にあたるとみて、過去5年分について課税対象になると判断したという。


・雑誌の編集に携わっている方が、上記にあるような寺社写真について不満を漏らしていた。つまり写真は勝手に掲載するわけでなく、それなりの使用料を要求されるということだ。

それを寺社側は課税対象の事業ではないと主張する。これは金閣寺・銀閣寺だけの話ではない。宗教活動と名前がつけば何でもOKでないことは明らかで、今後とも議論を呼ぶことになる。

なお一般参拝者にも撮影を禁止している寺社が多い。三脚が通行人や車に迷惑だと禁止しているところもある。基本的には境内は禁止されているようなので立て看板などに注意してほしい。

世界記憶遺産 山本作兵衛からのメッセージ~炭杭絵師がつなぐ未来~

世界記憶遺産 山本作兵衛からのメッセージ~炭杭絵師がつなぐ未来~
2013年7月15日 RKB毎日放送制作

アンネの日記やグリム童話が登録されている「世界記憶遺産」。日本初登録は山本作兵衛の炭鉱記録画だった。名もなき元炭坑夫の絵がなぜ世界に認められたのかを解き明かす。

かつて国内の石炭のほぼ半分を産出した福岡・筑豊炭田。ここで生まれ育ち、自らも炭坑夫として働いた山本作兵衛は、坑内の労働の様子や、家族が暮らす共同社会を絵に描いた。暑く暗い地の底で石炭を掘る男と女の姿、混浴の共同風呂や子どもたちの遊び。1枚1枚に解説文も書き込まれている。子や孫のために絵を描いたという作兵衛は、未来に何を伝えようとしたのか?そして、なぜ世界に認められたのかを解き明かしていく。

山本作兵衛とは…
1892(明治25)年、日本一の産炭地だった福岡県筑豊地方に生まれる。14歳から約50年間炭坑夫として働き、60歳を過ぎてから、その記憶を絵に描いた。1984(昭和59)年に亡くなるまでに描いた作品は、1000枚以上にのぼる。 ユネスコ(国連教育科学文化機関)は2011年、彼の絵と日記など697点を、日本からは初の「世界記憶遺産」に登録した。

ナレーター:斉藤由貴 朗読:中西和久 音楽:小室等

ディレクター:熊谷博子(ドキュメンタリー映画監督)


・視聴しての感想は、まず見せ方が上手い!ということ。そして非常に丁寧に、石炭の使用法から採掘までを分かりやすく説明している。

現代の日本人にとってはピンのこないものとなった石炭だが、石油が広く使われるまではエネルギーの中心であったことは間違いない。

山本作兵衛が世界記憶遺産たるゆえんは、炭鉱の生活全般をきちんと記録しようとしたということだ。それは写真を撮るように簡単なものではなく、山本作兵衛の脳裏に刻まれたものであり彼の感性なのだ。

炭鉱というと労働運動や争議など、また悲惨な事故に焦点があてられることが多い。ただ大勢の貧しい労働者らが暮らした生活は、極貧な生活ばかりではなかった。そこには人間的な優しい側面すらあった。

それを文章で伝えた上野英信らの作業とは別に、記録画としての記憶は直接的に炭鉱での生活を伝えるものとして貴重なのだということだ。

現在、日本で操業している北海道の炭鉱を取材したり、その炭鉱から技術指導を受けている海外の炭鉱まで取材し、炭鉱労働が今も続いていることを伝えた。


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絵師・山本作兵衛に迫る 15日にドキュメンタリー放送
2013/7/13 中日新聞

 福岡県出身の絵師、山本作兵衛をテーマにしたドキュメンタリー番組「世界記憶遺産 山本作兵衛からのメッセージ~炭坑絵師がつなぐ未来」が十五日午後三時五十五分から、CBC-TBS系で放送される。

 炭鉱で働く人々の姿を独特のタッチで表現した作兵衛。自身も現場で働きながら描いた絵は二〇一一年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録された。

 かつて炭鉱で働いていた女性や作兵衛の親族らにインタビュー。作兵衛が絵に込めた思いや、絵が世界的に高く評価される理由を浮かび上がらせていく。ベトナムの炭鉱で働く男性が、絵を見て自分たちの姿と重ね合わせる場面も見どころだ。RKB毎日放送(福岡)が制作。


都心で気軽に世界遺産・高野山を体験できる「高野山カフェ」 8月30日から

都心で気軽に世界遺産・高野山を体験できる「高野山カフェ」 8月30日から
2013年7月11日 マイナビウーマン

南海電鉄と、高野山真言宗総本山金剛峯寺は、都心で気軽に世界遺産・高野山を体験できる期間限定のイベント「高野山カフェ」in丸の内ハウス2013を、昨年に引き続き、東京・丸の内にある新丸ビル7階「丸の内ハウス」にて、8月30日(金)から9月8日(日)までの期間限定で開催する。

このイベントは、首都圏において和歌山県にある「高野山」と、現地へのアクセスを担う「南海電鉄」の認知度向上を図るイベントで、今年で7年目を迎える。

期間中は、高野山僧侶の直接指導による写経や、昨年行列ができる程の人気となった僧侶とのフリートークタイムをレベルアップした「僧侶と語らナイト・プラス」など、気軽に参加できる無料コンテンツに加え、高野山を深く学ぶためのアカデミック講座「高野山夜学校(よるがっこう)」や、本格的な真言宗の瞑想法「阿字観瞑想(あじかんめいそう)」などを予定している。

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また期間中は、肉、魚を一切使わず野菜や豆、海藻類中心の精進料理・精進スイーツメニューを「丸の内ハウス」内のレストラン全9店舗で提供する。(一部数量限定)


・また僧侶ブームが起きそうな雰囲気になっている。


<内容詳細>
「高野山カフェ」 in 丸の内ハウス 2013 - 南海電気鉄道 PDF

高野山カフェ  http://www.nankaikoya.jp/cafe/

NHKスペシャル 追跡!世界キティ旋風のナゾ

NHKスペシャル
追跡!世界キティ旋風のナゾ
2012年5月12日放送 本編73分

製造業に替わる『新・ニッポンブランド』として期待される日本のコンテンツビジネス。しかし、ゲームやファッションなど「文化」は注目されても「商売」には結びつかず、コンテンツ産業の海外輸出額は、国内市場の5%にとどまっている。

そんな中で、世界を相手に躍進を続けているのが、キャラクター・ブランド「ハローキティ」。社会主義国家やイスラム国家、軍事政権下の国まで含め、創業からわずか一代で進出した国と地域は「109」。ライセンスによるビジネスで、営業利益150億円を稼ぎ出している。その成功の秘けつは、戦後日本の消費行動が生んだキャラクターならではの「自由さ」を売りにしたことだった。

さまざまな世界の「壁」に苦しみながら、挑戦を続ける日本コンテンツ産業。「ハローキティ」をはじめ、さまざまな企業の苦闘の様子を追い、『新・ニッポンブランド』が世界で生き残っていくために必要なモノは何かを探っていく。

語り:ジョン・カビラ、森田美由紀
ディレクター:渡辺隆文、宮岡健司
プロデューサー:袴田悦子、菅原英雄


放送を終えて
世界109の国と地域に拡がるハローキティ。一年間に稼ぎ出す利益は150億円。カワイイだけじゃない“キティちゃん”の秘密を探った今回の番組。私たちは、キティに負けじと世界15都市を駆け回り、徹底したヒアリングを敢行しました。

中東や欧州、北米での調査を通して判明した購入動機の第一位は「ピンクだから」。散々調べた結論が「ピンク」。愕然としましたが、実はここに、周到なビジネス戦略が隠れていました。かつて、ピンク色はベビー用品のみに使われ、キャラクターにはタブーとされていました。そんななか、日本でキティの担当デザイナーが、7年連続でピンクを猛プッシュして、日本でピンクを浸透させていました。さらに、いまや世界各地にいるピンク好きのキティコレクターたち。彼女たちの存在は、シックなデザインが多かった海外でも、ピンクが受け入れられた何よりの証拠です。

そして、海外向けのデザイン戦略を練るイタリアのデザインルーム。ここでもピンクが主力なデザインとして活用されていました。大ヒットの深層に迫るには、とにかく人の話を聞くこと。その重要性を改めて実感した番組でした。(ディレクター 渡辺隆文)


・キティちゃんのデザインが、デイズニーキャラクターにも負けずにあちらこちらで見られるようになっている。この番組を見ようと思ったことは、単純にそうした現象を追ったものだと思っていた。

しかし、その内容はコンテンツ産業のあり方として世界の一石を投じたサンリオの戦略があったという驚くべき内容だった。単に猫のイラストが「かわいい」ので世界に認められて広まったわけではなく、そこには今までとは違った戦略があった。

番組前半は、こうしたキティちゃんの使用権をめぐるライセンスビジネスについて報告された。私も好きでディズニーキャラクターの小物を買うようにしているが、これらもディズニーが許可した肖像を用いて第三国で製造されているものだ。

サンリオのそれは、ディズニーらと決定的に違い、肖像の改編が大きく可能となる契約を結んでいることだ。サンリオの世界にある現地事務所が、その国柄や好みに合わせたキティちゃんのイメージを採用しデザインを変更している。

その自由さが、どのような商品にも合うことになる。猫を愛玩する人たちは世界中に多いからだろう。その多様性が新たな商品イメージを広げていく。

この切っ掛けとなったのは一人の若い取締役の発想であり、今まではキティちゃんのイラストの入った商品の輸出(物販)を行っていたことから大幅変更である。それにより現地事務所のデザイナーらの意見も取り入れ、日本からの関与の少ないやり方にしたことが売り上げを大きく伸ばしている。

番組では、お隣韓国の躍進と比べての日本のコンテンツ産業の弱さを指摘した。番組では指摘されていないが、例えば日本のアニメ制作現場は低賃金での3K職場であり、制作者たちが夢を抱いて仕事ができている訳ではない。

さて番組後半では、キティちゃんのキャラクターそのものの変更に関わる話であり、このキャラクターだが実は一人のデザイナーの発想から従来のキティちゃんイメージ戦略を変更して、大きく飛躍したことが紹介された。

それは番組のディクレクターが後記で書いているように、ピンクを基調としたイメージを採用したことであった。日本を皮切りにして世界の女性はピンクを好んだのだ。それがヒットの要因となった。そして何にでも合うことが洋服から小物まで幅広い用途に採用されるキャラクターとしての資質を備えていた。

以上、キティちゃんの世界的な浸透の秘密の一端が解き明かされた気持ちがする。

疑問に思ったことは、こうした指摘は番組が取材で初めて明らかにしたことなのか、それとも成功秘話としてマニアの間では周知されている話なのかが分からなかったことだ。

そして73分というNHKスペシャルにしては中途半端な構成時間。途中にサンリオの採用した方法を問うクイズ形式問題を複数出したり、サンリオデザイナーの開発秘話を再現映像にしたりしたことの意味は何なのだろうか。

これがなければ通常の49分に収めることも可能かもしれない。ガングロ女子高生をわざわざ再現させる必要もなく劇団俳優さんも可哀想かも!? 

NHK的には、サンリオの宣伝に終始できない公共放送のとしてのスタンスがある分だけ余分な情報(吉野家、ユニクロ等海外展開)を入れたことで密度が落ちたかもしれない。民放など、例えばテレビ東京「カンブリア宮殿」のような一企業・一経営者の方がスッキリとする。

ディズニーキャラクターが厳しいルールのもとで商品化されていることに比べると、遥かに商品化される可能性が大きくなり期待が持てる。ただサンリオという一企業の成功話に終わってしまいそうな予感がする。

今年もヒット予感されるスタジオ・ジブリ作品だが、老舗・日本テレビと後発・NHKでのドキュメンタリー戦争は続きそうだ。アニメがヒットするだけでなく、関連商品に加えて人気のイマイチであるドキュメンタリストにとっても一旗揚げるチャンス。

できれば、そのドキュメンタリーの厳しい現実をドキュメントする番組も制作してほしいものである。


<参考>
NHKネットクラブ あさいちサポーター
ほっとかわら版第17号 若手ディレクター奮闘記(渡辺隆文)

タイのぜいたく僧侶、僧籍剥奪 性的虐待の疑いで捜査

タイのぜいたく僧侶、僧籍剥奪 性的虐待の疑いで捜査
2013年7月14日 共同通信社

 自家用ジェット機に乗る様子が動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開され、ぜいたく過ぎると波紋を広げたタイ人僧侶ネンカム氏について、同氏が寺院を構える東北部シーサケット県の宗教当局は13日、ネンカム氏の僧籍を剥奪することを決めた。地元メディアが14日、報じた。一方、法務省の特別捜査局は、ネンカム氏が15歳以下の児童への性的虐待の疑いがあるとして本格的な捜査を始めた。【バンコク共同】


・記事しか情報がないが、どれも驚きの内容だ。僧侶であるが副業があるのか・・・。関連があれば追記したい。

新たに時事通信社の報道があり、共同通信社以上に派手な生活をしていることが伺える。

なおテレビ報道では、彼は人気のある僧侶でお布施も多額であり財テクなどとは無縁のようだ。


「ぜいたく僧侶」逮捕状請求へ=淫行などの疑い―タイ
2013年7月15日 時事通信社

 タイ法務省特別犯罪捜査局(DSI)は15日、僧侶でありながら高級ブランドのバッグを持ちサングラス姿で自家用ジェット機で移動する様子が動画投稿サイトに掲載され、「ぜいたく」との批判を受けていた男について、未成年者と性的関係を結んだ淫行などの容疑で17日に裁判所に逮捕状を請求する方針を決めた。バンコク・ポスト紙(電子版)などが伝えた。

 男はウィラポン容疑者(33)で、当時14歳だった女性と性的関係を持ったのをはじめ、違法薬物の使用やマネーロンダリング(資金洗浄)などに関与した疑いが持たれている。

 タイでは15歳以下の少女と性交した場合、同意の有無にかかわらず最高で禁錮20年の刑に処せられる。

 ウィラポン容疑者は現在米国に滞在中とされる。問題の動画が掲載されて以降、女性関係のほか、22台もの高級車ベンツを総額9500万バーツ(約3億円)で購入していたなど聖職者らしからぬ行状が相次いで伝えられ、13日に僧籍を剥奪された。【バンコク時事】

 
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