インド仏教聖地で爆発、2人負傷 ブッダ悟りの地

インド仏教聖地で爆発、2人負傷 ブッダ悟りの地
2013/07/07 共同通信社

 インド東部ビハール州ブッダガヤにある世界遺産の仏教聖地、大菩提寺で7日、複数の爆発があり、PTI通信によると僧侶2人が負傷した。ブッダガヤはブッダ(釈迦)が悟りを開いた地として知られる。地元テレビは寺の菩提樹や建物に被害はないと伝えた。

 インド内務省高官はテロとの見方を示した。背景は不明だが、反仏教感情に根差した犯行の可能性がある。

 AP通信によると、爆発により、チベット族と、ミャンマーからの巡礼者の計2人が軽傷を負った。爆発は7日早朝に起き、寺院には人が少なかった。【ニューデリー共同】


・軽傷をおった巡礼者がいただけで大きな爆発ではなかったようだ。仏教とテロということは結びつきにくいが、反仏教という勢力があるのか続報を待ちたい。


インド仏教聖地で爆発2人けが
2013年7月7日 NHK

ユネスコの世界遺産として多くの日本人観光客も訪れるインド東部の仏教の聖地で、爆発物による爆発が相次いで2人がけがをし、捜査当局でテロ事件とみて調べています。

インド東部ビハール州のブッダガヤで、7日午前、大菩提寺(だいぼだいじ)の境内や周辺で合わせて9回爆発が起きました。現地の報道などによりますと、この爆発で境内にいたミャンマー人の僧侶など2人がけがをしました。

目撃者によりますと、爆発は数分おきに連続して起きたということで、捜査当局では何者かが複数の爆発物を仕掛けたテロ事件とみて調べています。

この寺院は釈迦がその下で悟りを開いたとされる菩提樹(ぼだいじゅ)の木のそばに建てられ、寺院全体が2002年に世界文化遺産に登録されました。

寺の建物に被害はありませんでしたが、現地ではイスラム過激派による犯行という見方も出ていて、警察で警戒を強めています。

寺院には毎年、日本人をはじめ多くの外国人観光客が訪れていますが、ニューデリーの日本大使館によりますと、これまでに日本人が爆発に巻き込まれたという情報はないということです。


スポンサーサイト

ローマ法王、物質主義を戒める 「聖職者は質素な車を」

ローマ法王、物質主義を戒める 「聖職者は質素な車を」
2013/7/7 中日新聞

 「司祭や修道女が、最新のモデルの車に乗っているのを見ると気分が悪くなる」―。清貧をモットーとするローマ法王フランシスコは6日、バチカンで開かれたカトリックの若い神学生らとの交流会で、聖職者が物質主義に流されることを戒めた。

 法王は「最新のスマートフォン(多機能携帯電話)やスピードの出るスクーター、注目を集める車」を所有することから真の喜びは生まれないと指摘。「車は仕事に必要だが、買うなら質素なものにしなさい。世界中で、どれだけの子どもが飢えで死んでいるかを考えなさい」と述べた。【ローマ共同】


・神学生という立場の人にはキレイごとは通用するかもしれない。あまり動静も伝えられなくなったローマ法王であり、このように子どもとか若者に対するメッセージは伝わってくる。

贅沢は敵なのだが、物質よりもココロがすでに信仰からは程遠くなっている聖職者たちに対して、厳しい言葉を投げかけることができるのだろうか。単に自分自身のライフスタイルを述べても効果はない。

人生いろいろ:スーパー廃業

† 近くのスーパーが突然閉店した。子どもの頃からあったので歴史は古い。商店が組合組織を作って運営していた。成長期には二つの店舗に分かれて営業していたこともあったが、中堅のスーパーがいくつかできてから風向きが変わってしまった。自転車で買い物にくる女性たちも多く、閉店後にどこへ買い出しに行っているのかが気になっていたが新たな出店が決まったことで一安心。

‡ 私の住居地ではないのだが、地方都市の田舎ではJAミニスーパーも相次いで閉店してしまう状況があるという。高齢者たちしかいない限界集落の人たちにとっては日用品や燃料は必要であり、厳しい状況に置かれている。都市部でも産院不足が指摘される今日、生活の維持すらできなくなっている日本の現状がある。

中国、ダライ・ラマの肖像写真を許可

中国、ダライ・ラマの肖像写真を許可
2013/6/28 中日新聞

 中国当局がチベット自治区ラサのガンデン寺に対し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の肖像写真を掲げることを許可すると通知したことが28日までに分かった。チベット独立を支援する国際団体「自由チベット」(本部ロンドン)などが明らかにした。有名な同寺院でダライ・ラマの写真掲示が許可されるのは17年ぶりという。

 チベットへの抑圧政策で僧侶らの焼身自殺が相次ぐ中、当局が融和路線を模索している可能性がある。

 青海省や四川省のチベット族居住区の寺院でも、ダライ・ラマ14世の写真掲示規制を緩める動きが出ているとの情報がある。【北京共同】



・外電ではチベット自治区の僧侶らの抗議の自殺がよく伝えられる。それが当たり前になってしまい気にも留めなくなったことを思う。加えて新疆ウイグル自治区でも少数民族に対する弾圧は引き続き行われているようだ。

中国のように無理やりに多くの少数民族を併合した場合には、このような中央指示の強権が発動されつつ、アメと鞭の融和策などを展開している。

気になったのは、下記の記事にあるようなテロとの闘いとした中国当局の見解である。9.11意向、テロリストと断定して、さまざまな規制を加えることは当然とされる風潮があり、スノーデン容疑者の暴露したような行き過ぎた米国諜報機関のあり方が問題となっている時期だ。

むろん少数民族独立運動とテロリストは素性が違うだろう。中国は国内での経済格差、環境問題、少子化問題など日本よりもはるかに厳しい現実があり経済成長も鈍化している。

すでに共産党幹部らは海外に子女や資産を移していると伝えられている。つまり幹部たちは中国の未来に展望を抱いているわけでなく、だからこそ国内や国外に対する強硬姿勢との裏腹な姿勢に疑問を抱く。


中国・ウイグル自治区で「刀狩り」…密告も要求
2013年7月2日 読売新聞

 中国新疆ウイグル自治区公安庁は2日、自治区内で襲撃・暴力事件が相次いでいることを受け、15センチを超える短剣や爆発物、テロ活動を扇動する書籍などの自主的な提出を求める通告を出した。

 10日以内に提出しなければ重く処罰するとし、所持している者を公安機関に通報することも要求している。

 1日には、テロ犯罪を防ぐ情報を寄せた者に5万~10万元(80万~160万円)の懸賞金を出すとも通告。暴動を防ぐため、当局は、なりふり構わない対策を取り始めた模様だ。【上海=鈴木隆弘】



新疆ウイグル 警戒態勢、最高レベル 中国当局「テロとの戦い」強調
2013年7月2日 産経ニュース

 中国北西部の新疆ウイグル自治区で今年4月以降、ウイグル族グループと地元警察が衝突し、多数の死者が出る事件が相次いでいる。200人の犠牲者を出した2009年7月5日の同自治区ウルムチでの暴動から4年を迎えることもあり、習近平指導部は「外国勢力が介入したテロ事件」と断定、治安部隊を大量投入するなど統制を強化している。しかし、ウイグル族の間では「漢族主導の抑圧政策が事件の原因」との不満が広がっており、民族対立がさらに深まっている。

 新疆ウイグル自治区中部のピチャン県ルクチュンで6月26日、ウイグル族グループと地元警察が衝突し35人が死亡した。

 28日には同自治区南部のホータンでも襲撃事件が起き、ウイグル族が射殺されたとの情報がある。4月には、自治区最西部のマラルベシ県で21人が死亡する事件が発生、暴力事件が新疆ウイグル自治区全域に広がっている。

 習近平国家主席は6月28日夜、政治局会議を開き、新疆の安定維持を「テロとの戦い」として周辺各省から武装警察部隊をウイグル族が集中する地域に大量投入した。

 最高指導部で序列4位の兪正声・全国政治協商会議主席を現地入りさせるなど、これまでにない最高レベルの警戒態勢をとっている。

 中国共産党の機関紙、人民日報傘下の環球時報は7月1日付で「シリアとトルコのイスラム教過激派組織の関係者が中国に潜入した」と伝え、一連の暴力事件は外国のテロ組織が関与していると主張した。

 しかし、北京に駐在する欧米の外交官は「中国当局は事件の詳細も証拠も示していない。テロ組織が関与しているかどうかは分からない」と懐疑的な見方を示す。

 海外に亡命しているウイグル人組織、世界ウイグル会議は、現地の情報として「治安部隊がウイグル人を射殺したことなどが引き金だった」と指摘、一連の暴力事件の原因は漢族の治安当局の横暴だったと主張している。

 また、北京南駅付近の陳情村で暮らし、冤罪(えんざい)などを訴えているウイグル族の陳情者ら数十人が1日までに、「首都の安全を守るため」との理由で次々と警察当局に拘束された。陳情者らを支援している活動家は「経済事案での冤罪を訴えているのに、政府に批判的な態度を取っているためテロリストと決め付けられる人もいる」と陳情者の処遇に強い懸念を示した。【北京=矢板明夫】



日本中の通信はすべて傍受可能? NSAの実力とは〈週刊朝日〉
2013年7月5日 dot. ※週刊朝日 2013年7月12日号

 アメリカ政府が個人情報や他国の通信情報を収集していたと元CIA局員が告発し、世界を騒がせている。この元局員、エドワード・スノーデン氏(30)は、CIAに勤務後、民間企業契約社員として国家安全保障局(NSA)のシステム管理に携わっていた技術者で、日本を含むアジアの諜報活動にもかかわっていたとみられる。彼が持ち出したデータには、対日本の傍受記録が含まれている可能性が高いのだ。軍事ジャーナリスト黒井文太郎が取材した。

*  *  *
 NSAは日本のほぼあらゆる通信を傍受できるシステムを、すでに構築している。たとえば、在日米軍の青森県三沢基地には、NSAが統括する非常に大規模な電波傍受施設がある。ここはロシアや北朝鮮などの軍事通信の傍受が主任務ではあるが、それだけでなく、民間の衛星通信も傍受できる。NSAは、日本からの衛星通信を容易に捕捉する力があるのだ。

 また、現在の国際通信とインターネットは海底光ファイバー・ケーブルを経由するが、その主要幹線はほとんどアメリカを経由しており、NSAはそれらに直接アクセスできる。さらに、海底のケーブルに傍受機材を取り付ける専用の米海軍攻撃型原子力潜水艦もある。こうしてNSAは、日本からの国際通信をほとんど傍受できる。また、インターネットはアメリカを経由するのが草創期からの基本構造なので、日本からネット上を往来するトラフィックもほぼ監視できる。

 さらに、日本国内の携帯電話も、ある程度はキャッチできる。米軍は宇宙空間の静止軌道上に、巨大なアンテナを広げて地上から漏れてくる電波を傍受する監視衛星を運用しているが、そのなかには微弱な携帯電話通信の電波を傍受できるものがある。

 また、東京・赤坂の在日アメリカ大使館にも、NSAの通信傍受施設がある。もともとは東京に集中する長距離通信のマイクロ波をキャッチしていたようだが、現在ではおそらく首都を飛び交う携帯電話の電波を傍受している。

 このように、NSAは日本国内の各種通信をほぼ根こそぎ傍受し、そのデータをファイルできるハードウエアを保有している。あとはどこまで実行するかというだけの問題だが、1995年の日米自動車交渉に際して、CIAの依頼によって通産省官僚と自動車メーカー幹部の通話を傍受していたことが米紙で報じられたことがある。この前歴から考えれば、今後、TPP交渉に関して盗聴行為を行う可能性は否定できない。そこで注目されるのは、やはり今回、スノーデンがNSAから持ち出した機密情報の中身だろう。

 彼は少なくとも今年2月から5月にかけて、ハワイのNSAクニア地域シギント作戦センターで、システム管理者として勤務していた。この施設は、NSAが世界中で行っている通信傍受工作を地域別に指揮する主要拠点3カ所のひとつで、アジア全体での活動を統括している。つまりスノーデンは、NSAのアジア全域での活動に関する資料を持ち出している可能性が高いのだ。彼はすでにNSAによる対中国ハッキング工作を暴露したが、おそらく対日活動に関する情報も持っているものと思われる。

 また、彼は在日米軍のNSA施設で勤務したこともあると語っている。三沢基地のことと考えられるが、そうであれば、そこでの衛星通信傍受の実態も熟知しているはずである。

 スノーデンは現在、ウィキリークスとの関係を深めているが、彼が機密資料の大量公開に踏み切ったとき、アメリカ諜報機関による日本監視の全貌が暴かれることになるだろう。



チベット族に警官隊が発砲、60人負傷…中国
2013年10月9日 読売新聞

 英国に本部を置くチベット支援団体「フリー・チベット」などが8日明らかにしたところによると、中国チベット自治区ナクチュ地区で6日、中国政府の強圧的なチベット統治に抗議する多数のチベット族住民に向けて、警官隊が発砲するなどし、少なくとも住民60人が負傷した。複数が重体という。

 同団体などによると、住民らは同日、地元政府庁舎前に集まり、中国国旗の掲揚強制に抗議して当局に拘束された住民の釈放を求めていた。当局は外部への情報流出を防ぐため同地区の通信を規制しているという。

 同地区などでは9月以降、当局がチベット族に対する「政治的再教育」として、民家の屋根に国旗を掲げさせるなど愛国キャンペーンを強化。同月下旬には国旗を川に投げ捨てて抗議した住民らと警官隊との衝突で住民約40人が拘束され、緊張が高まっていた。【香港=吉田健一】


"新たな仏像の世界"の魅力を凝縮した書籍『仏像フィギュアのすゝめ』発売

"新たな仏像の世界"の魅力を凝縮した書籍『仏像フィギュアのすゝめ』発売
2013年6月24日 マイナビニュース

仏像フィギュアを中心に"新たな仏像の世界"を一冊に凝縮した書籍『仏像フィギュアのすゝめ』が、6月29日にホビージャパンより発売される。

本書では、仏像アクションフィギュア「リボルテックタケヤ」(海洋堂)と、仏像の魅力をインテリアとして提供する「イSム」(MORITA)の作品を中心に新たな仏像の世界を紹介し、その造形はもちろん、仏像の世界についての基礎的知識を解説。

解説は、仏像関係の書籍を多数手がけ、実績のある田中ひろみ(奈良市観光大使)が担当。さらに、大の仏像好きで知られ「国宝阿修羅展」を記念してスタートした「阿修羅ファンクラブ」の会長でもある、みうらじゅんと田中の対談も収められ、広く深く仏像フィギュアの魅力に迫っていく。「仏像って何?」といった初心者向きの解説や田中ひろみのイラスト&コラムによる仏像豆知識、みうらじゅん×田中ひろみ「仏像フィギュア」対談なども収録している。

価格は1,800円。なお、6月26日には『ホビージャパン』公式サイト内に『仏像フィギュアのすゝめ』 情報ページもオープンする予定だという。



・仏像フィギィアという分野があるそうで、精密に再現した仏像をインテリア感覚で購入している人が多いということだ。特に女性の影響が大きい。

仏女(ぶつじょ)は、仏教好きの女性を指す造語。仏像好きの女性という説もあるが、造語であるため、どちらの説も成り立つ。宗教的な呼び名ではなく、社会現象的な言葉。《ウィキペディア》

仏像も、彼女らにはカワイイという対象なのだろうと思う。本格的に宗教に触れることがなくとも、寺社をパワースポットと散策しても何らかの思いを抱くことになるだろう。

個人的には、すべて外面に対する憧れであり、内面の変化を期待しないならば流行の一つとしていずれは捨て去られる運命にあるのだと考える。


仏像フィギュアのすゝめ

20130628.jpg

ムック
出版社: ホビージャパン (2013/6/29)  http://hobbyjapan.co.jp/butuzo/



『阿修羅ファンクラブ』公式サイト -興福寺  http://www.kohfukuji.com/fanclub/

人生いろいろ:マスコミ相互批判の重要性 NHK「新聞を読んで」から

† ラジオ好きの方なら覚えておられるかと思うが、以前はNHKラジオ第一放送の週末早朝に「新聞を読んで」という番組を放送していた。大学教員などの識者に主に東京で発行されている新聞5紙程度を読んで新聞論調の違いを比較しつつ時流批判する番組だった。1953年からの番組ということであったが、2011年度を持って終了した。関係者のブログでは、放送日の変更や時間短縮などを経てのことだったという。(新聞を読んで : 1953年4月 - 2011年3月/58年間)

‡ 日本は大手新聞社がテレビ局を運営するという世界でも異質なメディア状況にある。海外では、それらが相互に批判し相互に牽制することでバランスを取っているのだ。その中で唯一NHKは、独自な立場を維持してきた。その中でも、この番組では新聞論調をバランスよく語ることでメディア報道の形を示す時間でもあった。私が聴いていて感じたことは、話者が浮世離れしている感じがあったことだ。現在、NHKラジオ第一では、「ビジネス展望」(月~金、朝7:42頃から)が、NHKらしい批判精神に満ちた識者の話が聴けるのだが、ビジネスを軸に置いているから自ずと制約はある。活字離れがあったりテレビ離れもあるというが、他人の新聞の読み方を知ることは頭の訓練にはなった。民放に倣え!という姿勢にチェンジしたNHKが視聴率や視聴者層に余りにも配慮した番組作りを続けることは、自ずと質の低下を招くことや正しい判断材料を提供できなくなる可能性が増してしまうことになるだろう。

同性婚否定の連邦法は違憲=容認論に追い風―米最高裁

同性婚否定の連邦法は違憲=容認論に追い風―米最高裁
2013年6月27日 時事通信社

 米連邦最高裁は26日、「婚姻とは男女間の法的結合のみを指す」と定めた連邦法「婚姻擁護法」について、同性婚カップルに通常の夫婦と同等の権利を付与することを阻んでいるとして、違憲とする判決を下した。

 判決は、何人も法の適正な過程を経ずに生命、自由または財産を奪われることはないと定めた憲法修正第5条に触れ、「婚姻擁護法は修正5条で保護されている自由の平等を奪っており、違憲だ」と指摘した。裁判官9人中5人の多数意見。

 最高裁が同性婚に関し司法判断を示したのは初めて。同性婚容認の世論の高まりを反映した判決とみられており、同性カップルの権利擁護や同性婚の合法化を求める運動が勢いを増すのは確実だ。ただ、判決は、同性婚を認めるかどうかは各州が判断すべきだとの立場を取り、その是非に踏み込むことは避けた。

 裁判は、パートナーと死別したニューヨーク在住の女性が提訴。クリントン政権下の1996年に成立した婚姻擁護法に関し、配偶者控除や相続税の優遇措置などを受けることを阻んでおり、「法による平等な保護」を定めた憲法に反していると主張していた。

 一方、最高裁はこの日、結婚は男女間に限るとしたカリフォルニア州法の有効性が争われた裁判で、州法を擁護する被告側に当事者として訴訟に参加する資格はないとして、訴えを却下した。裁判官9人中5人の多数意見。これにより、州法は無効とした原判決が維持され、カリフォルニア州での同性婚に道が開かれた。


・今回の米連邦最高裁の判断は、同性婚間に「婚姻擁護法」(Defense of Marriage Act)の適応を決めたもので、国として同性婚を直接認めたものではないが、一部の州で合法化されている同性婚に伴って生じる諸権利を通常の夫婦と同一のものとして認めたもの。

世界の動きを見ると、シビル・ユニオン(シビル・パートナーシップ)という考え方があり、法的に承認されたパートナーシップを指すもの。つまり異性間の結婚である同性婚とは区別して、パートナーという地位に伴った法律の諸権利だけを推し進めるということだろう。

世界では、同性婚を認めない国も多い一方で、同性婚を一般の婚姻と認めるところ、同性婚を認めないにしても、その関係によって発生している諸権利を擁護するという考え方の国ががある。

お気づきの方も多いだろうが、最近NHKE-テレ「ハートネットTV」では『シリーズ 多様な“性”と生きている』としてセクシャルマイノリティーの問題を連続して取り上げた。

多様な性については様々な意見があろうが、それが生み出す豊かな社会があることも事実だろう。


多様な性のあり方について考えるサイト「虹色」 (NHK、外部リンク)
 http://www.nhk.or.jp/heart-net/lgbt

米連邦最高裁:同性婚を容認 「男女間条項」違憲判決
2013年6月26日 毎日新聞

 米連邦最高裁は26日、結婚を男女間のものと規定する結婚保護法(連邦法)の条項を「違憲」とする判決を下した。同性婚を事実上容認した内容で、米連邦議会は法改正を迫られる。同性婚を認める州で国が認める結婚の利益を適用可能になる。また、最高裁は同性婚を禁じた米西部カリフォルニア州の住民投票を無効とし、同州は同性婚容認を維持できる見通し。オバマ大統領は「結婚の平等に向けた歴史的前進だ」とコメントした。

 連邦最高裁が同性婚について憲法判断したのは初。9人の判事の判断は5対4で連邦法を「違憲」とした。判決では「法律で人間性や尊厳を守ろうとする州の判断に勝る正当な目的が国にない」と指摘。連邦法は同性愛者から平等の権利を奪い「(自由・財産などを保障した)合衆国憲法修正第5条に違反する」と指摘した。

 これまで同性婚カップルは、国が男女の夫婦に適用する税制や社会保障の優遇措置の対象外。一方、全米50州と首都のうちニューヨークなど北東部中心の12州と首都は同性婚を認めている。判決により、これらの州・首都でも国の優遇措置が受けられることになる。

 同性婚が違法の南部テキサスなど35州に影響はない。オバマ政権は連邦議会に法改正を求めるとみられる。

 結婚保護法は民主党のクリントン政権時の1996年制定。これに対し、ニューヨーク州の同性婚女性が、同法が財産の保障を定めた合衆国憲法違反だと提訴。女性は配偶者からの遺産相続が認められず多額の課税を受けていた。【ワシントン及川正也】



米国:同性婚容認「歴史的だ」 支持者ら大歓声
2013年6月27日 毎日新聞

 「ありがとう、最高裁」「USA!」。米連邦最高裁が同性婚容認の「歴史的」(オバマ大統領)判決を下した26日、裁判所前に集まった約1000人の同性婚支持者らの間からは、大きな歓声が上がった。人々は真夏のような強い日差しで汗だくになりながら、涙を流したり、抱き合ったりして「全面勝訴」を喜びあった。

 しかし、同性婚に反対する保守派の反発は必至で、判決を受けた関連法改正を巡る議会調整は難航しそうだ。

 最高裁前では原告たちが相次いで会見し、「今日は偉大な日だ」と判決を喜んだ。同性愛者で、同性婚を支持する活動を続けてきたジョン・ベッカーさん(28)は「連邦政府として同性婚を認めるという初めての判決で影響は計り知れない。もう『違法』な関係ではない」と涙をぬぐった。

 2008年11月に同性婚禁止の州憲法修正条項が住民投票で可決され、州の結婚証明書発行が中断していた西部カリフォルニア州でも、今回の連邦最高裁判決で手続き再開が認められることになる。同性愛の権利擁護を訴えてきたウェストハリウッド市の住民らは「カリフォルニアの勝利」と祝賀ムードに包まれた。

 ロサンゼルス郡保安官事務所ウェストハリウッド支部の前支部長で、レズビアン(女性同性愛者)のケリー・フレイザーさん(51)はこの日を待ち望んだ。カリフォルニア州で合法化された場合には結婚届を出すつもり。パートナーと養子縁組をした男の子を育てるフレイザーさんは「家族が法的にも認められた」と喜んだ。

 08年に結婚届を準備しながら、提出のタイミングを逃したレズビアンのソニア・ルナさん(40)は、養子縁組をした3歳の息子に「ママが結婚する」と書いたTシャツを着せ勝利をアピールした。【ワシントン西田進一郎、ロサンゼルス堀山明子】



米 同性婚も税制上男女夫婦と同じに
2013年8月30日 NHK

男性どうしや女性どうしで結婚する同性婚について、アメリカの連邦最高裁判所がことし6月に男女の夫婦と同等の権利を認める判断を示したことを受けて、アメリカ財務省は、同性婚のカップルを税制上も男女の夫婦と同じ扱いにすると発表しました。

アメリカでは、ことし6月、連邦最高裁判所が「結婚は男女間のもの」と定めている法律の条項は憲法に違反しているとして、同性婚のカップルに税や社会保障で男女の夫婦と同等の権利を認める判断を示しました。

この判断を受けて、アメリカ財務省は29日、連邦政府の税制面で、今後同性婚のカップルを男女の夫婦と同等の扱いにして、税の控除などを受けることができるようにすると発表しました。

アメリカで同性婚は長年、世論を二分する議論となっており、州のレベルでも同性婚を合法化しているところと禁止しているところに対応が分かれています。

これについてアメリカ財務省は、役所に届け出て結婚が認められている同性婚のカップルは、引っ越しなどで住む州が変わっても同等の税制が適用されるとしています。

アメリカでは連邦最高裁判所の判断をきっかけに、制度面で同性婚のカップルの権利を認める対応が始まっています。


人生いろいろ:由美かおる

† 女優・由美かおる だが、水戸黄門シリーズでの入浴シーンで男性らの注目をずっと集めてきた。彼女の誇りは体型がデビュー当時から変わっていないことだ。つまり健康美を維持している。そうした体質でもあるのだろう。

‡ 西野式呼吸法というものを実践し本も出している。この点にずっと関心を持っている。それがヨガでも真向法でも構わないのだが続けていることが凄くいいことだ。つい最近、一日警察署長をした時の映像を見たのだが、やはり肌は正直に年齢を表していた。

老人ホーム:死亡入居者の850万円 無断で供養費に

老人ホーム:死亡入居者の850万円 無断で供養費に
2013年6月24日 毎日新聞

 徳島県松茂町の特別養護老人ホーム「和光園」が、2011年10月~今年1月に亡くなった入居女性3人の預貯金について、相続人の有無を確認せずに引き出し、納骨した同町内の寺に永代供養費として計約850万円を支払っていたことが、県への取材で分かった。うち約200万円は寺から同園に「寄付」として還流していた。民法の規定に反する財産処分をしたとして、県は同園を運営する社会福祉法人・成蹊会に改善を勧告した。

 県長寿保険課によると、同園は3人と合意の上、入居時に預貯金の通帳を管理。亡くなった後、それぞれの葬儀代などを除いた預貯金全額を永代供養費として寺に渡しており、計約850万円に上るという。民法の規定では、死亡した入居者に相続人がいなければ原則として国に財産を納めなければならないが、同園は市町村を通じた相続人の有無を確認していなかった。同園側は寄付として受け取った200万円を、施設の修繕工事に充てたと説明したという。

 今年2月、県に通報があり発覚した。同園は3人以外にこれまでも「慣例」として故人の預貯金を引き出し、供養費として寺に納めていたという。【立野将弘】


・記事にもあるように民法では国庫に入ることになる。

この施設では慣例として十分な調査もせずに、葬儀費用や永代供養料として寺院に支払われた内からキックバックを得て施設の運営費に使われていたという。極めて悪意を感じる。

今まで、この施設で亡くなった方には高額の預貯金を保有された方もいたろうから確信的な意図があったのだろう。

今後とも、身寄りがない高齢者は増加するだろうし生前から財産の使い方については書面で残すことが普通であると思う。ただ施設側の都合のよい書面にサインさせられて残された財産を私的に使われたのでは本人の意志もないだろう。

世の中には遺産を他人のため世の中のためにとする篤志も大勢いることと思う。こうしたことを含めて、生前から死後の必要なことを考え第三者を含めて書面に残して実行してもらうことが良い選択であろう。

なお調べても、社会福祉法人と寺院との関係は不明である。ただ開設が1969年ということなので、この慣例が40年以上続いてきた可能性がある。



社会福祉法人 成蹊会 特別養護老人ホーム 和光園

〒771-0219 徳島県板野郡松茂町笹木野字山東49番地1
電話番号088-699-2745

定員:90人

開設年月日:1969年4月1日

NYタイムズスクエアでヨガ、1万6千人が参加

NYタイムズスクエアでヨガ、1万6千人が参加
2013年6月22日 TBS

 ニューヨークのど真ん中で、夏至を祝うイベントです。

20130622.jpg

 上半身は空へと伸びて、下半身は大地とつながる。アメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアで21日、ヨガのイベントが行われ、およそ1万6000人が参加しました。主催者は、観光客などで世界有数の賑わいを誇るタイムズスクエアに、ヨガを通して静けさを取り戻し、心の静寂にも耳を澄ます体験をしてほしいと話しています。

 今年で11回目を迎え、大盛況のこのイベントですが、第1回の時には、雑踏の中でわずか3人でヨガのポーズをとっていたということです。


・参加者が半端な人数ではない。インターネットで画像を調べると沢山出てくる。

むろんヨガマット持参する方も多いから主催者が用意しなくても大丈夫。ただ公道にヨガマットをひいても相当に硬いだろうからおススメはしたくないね。

夏至(Solstice)に合わせて、無料のクラスが開催されるという毎年の行事。日本人も心を拡げる時間を持ちたいね。


Solstice in Times Square: Athleta Mind Over Madness Yoga

Friday, June 21, 2013
Broadway between 43rd and 48th Streets


NYタイムズスクエアをヨガ集団が占拠
2012年06月21日 AFP
 
 米ニューヨーク(New York)のタイムズスクエア(Times Square)で20日、夏至に合わせて毎年開催される無料ヨガ教室が開かれ、普段は通行人でごった返す繁華な交差点を数千人が埋め尽くした。

 配られたヨガマットは約1500枚。初心者からベテランまで幅広い層の参加者らは、午前7時半からスピーカーから流れる指示に従って汗を流した。最終回は午後8時半の予定。


BS世界のドキュメンタリー『クワイア ボーイズ』〈全4回〉詳細

BS世界のドキュメンタリー“シリーズ クワイア ボーイズ”』<全4回>
NHK BS1

ロンドン交響楽団などで合唱団の指揮者として活躍してきたギャレス・マローンが、スポーツの名門校として有名なイギリスの男子校・ランカスター校に、合唱団を作る使命を帯びて乗り込んだ。合唱なんかに全く興味を持たない少年たちにマローン先生は、「合唱を通して生涯忘れられない経験をさせたい」と熱く語り、あの手この手でアプローチ。全校生徒の前で自ら歌ってみせたり、脈のありそうな生徒に個人レッスンをしたり、ラップグループを組む少年たちに声をかけたり…。

初めは、しぶしぶだった少年たちも少しずつ興味を持ち始め、「合唱団を作ろう!」というマローン先生の呼びかけに、なんと170人もの生徒が集まる。目標は、権威あるロイヤル・アルバート・ホールで歌うこと!イギリス最大の若者の音楽イベントへの出場を目指して、マローン先生と少年たちの挑戦が始まる!しかし、越えなければならない障壁が山ほど…。果たして、ランカスター校の少年合唱団は、ひのき舞台に上がれるのか?

人前で歌うことを恥ずかしがる合唱嫌いの生徒たちを、音楽の殿堂ロイヤルアルバートホールの大舞台に導こうと奮闘する、イライラと感動のドキュメンタリー!

イギリスは伝統的に合唱が盛んな文化だったのですが、近年は10代の少年たちの合唱離れが進み、地域の教会では聖歌隊のメンバーをそろえるのも大変なのだそうです。そんな中で制作されたこの番組は、最初に企画があり、それを元に実際に出演者の挑戦を一部始終記録する、いわゆるリアリティーショーです。

ロンドン交響楽団の青少年・地域合唱団の指揮者を務めるギャレス・マローンさんが、少年たちの抵抗に遭いながらも彼らの才能を見いだしていく姿と、声を合わせて歌う楽しさに目覚めていく少年たちの素直さがとてもすがすがしい作品になっています。

NHKBS 初回放送:2008年11月17日~20日
原題:The Choir ~Boys Don't Sing~
制作:twenty twenty production (イギリス 2007年)






《番組内容》

第1回 カッコ悪くて歌えるか!

ランカスター校に赴任した最初の日、ギャレスは全校生徒の前で自ら歌を披露。その古典的な合唱曲に少年たちは驚きあきれ、しかも恥ずかしさにギャレスを直視できない。

学業やスポーツに取り組むことがこれまでのランカスター校の校風であり、合唱をやりたい者は皆無。ところが、ギャレスは校内に人気のラップグループがあることを知り、その1人、イムラン(14歳)を個人レッスンに誘う。すると、イムラン以外にも個人レッスンを受ける少年が増え、ギャレスは手応えを感じる。転校生のマイケル(11歳)はいじめられていて、歌が好きなのに学校ではからかわれることを恐れて絶対に歌えなかった。「ギャレス先生が来てよかった!」と喜ぶ。

さらにギャレスは、毎日の生徒集会で合唱をしようと提案。教師たちは難色を示したが彼の熱意に負け、受け入れる。しかしそんな中、ギャレスとイムランの間に溝が。授業中の態度を叱責されたことで、イムランは「歌はやりたくない」と個人レッスンをやめてしまったのだ。

それでも合唱団を作るために、休憩時間などを最大限に利用して勧誘活動を続けるギャレス。最初の練習にいったい何人の生徒が現れるのか。当日、不安を抱えながら待っていると・・・

第2回 素直になれば

ギャレスがランカスター校にやってきて3週間。声変わりをしていない下級生とすでに声変わりした上級生の2グループにわけての練習が始まった。教会の聖歌隊で歌っている少年も2人いることがわかり、ギャレスは喜ぶ。

さらに、教師たちの合唱団も作って学校全体で合唱への関心を高めようと思いついたギャレスは、教師や学校関係者150人に呼びかけた。ところが練習に集まった50人のうち男性教師はたったの7人。そこでギャレスは生徒たちに人気がある男性教師、フォアマン先生に合唱団に参加して欲しいと直談判するがあっけなく断られてしまう。あきらめられないギャレスが、生徒たちにフォアマン先生を勧誘する歌を作らせてさらに迫ると、これにはフォアマン先生もついに折れて合唱団に入ることを承諾。

ギャレスは、夏休み前に行われる学校行事「サマーショー」で生徒たちに歌を披露させ、自信をつけさせようとする。そのソロパートのオーディションには何と生徒の3分の2がエントリーし、その中からギャレスは、経験は少なくても、熱意があり、歌うことを楽しんでいる2人の少年を選んだ。
サマーショーの当日、昼間に行われるもう一つのイベントのスポーツデーでは、フォアマン先生を始めたくさんの男性教師も加わった教師たちの合唱団が「ワールド・イン・ユニオン」を披露。生徒たちも初めて聴く先生たちの合唱に感動する。

そして、いよいよランカスター校合唱団の初舞台・・・

第3回 涙の説得工作

ランカスター校にやってきてから2ヶ月が経過。「合唱を通じて少年たちに生涯記憶に残る経験をさせたい」と考えるギャレスは、イギリス最大の若者のための音楽イベント「Music for Youth」への出場を新たな目標にする。

イベントが行われるのは権威あるロンドンの「ロイヤル・アルバート・ホール」。その舞台で歌うために、まずは現在60人のメンバーを100人にするようにと言われたギャレスは、少年たちと一緒に地域の小学校を訪問。彼らの歌声を披露して、ランカスター校に入学したら合唱団に入って欲しいと訴える。

ランカスター校の合唱団がロイヤル・アルバート・ホールで歌うにふさわしいかどうかを見極める審査。審査員は「フレーズやリズムの取り方をしっかりと練習すること。何週間か後にもう一度審査します。」と彼らを励ました。
夏休みが終わり、イギリスでは新年度がスタート。小学校で勧誘した新メンバーも加わったが、夏休みをはさんだせいか熱意を失い、練習を休む生徒が目立つ。3週間後、練習に来たのは80人のメンバーのうちわずか38人。危機感を募らせたギャレスは、練習に来なかった生徒1人1人に電話をかけて説得する。

ロイヤル・アルバート・ホールで歌うための最後の審査にギャレスが選んだのは、クラシックの名曲、ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」。クラシックと初めて接する少年も多く、「退屈」「古くさい」とノリが悪い。歌詞のイタリア語の発音もままならず、合唱団の先行きは危ぶまれた。しかし、ギャレスはあきらめずに少年たちを励まし、特訓を敢行。何とか2回目の審査を迎える。

審査員の前で、「オンブラ・マイ・フ」を披露した少年たちは、見事、ロイヤル・アルバート・ホールで歌うことを許されるか・・・

最終回 まさかまさかの大舞台

ロイヤル・アルバート・ホールでの本番まで4週間。ギャレスは生徒たちを連れて、世界的にも有名な合唱団の一つ、「ケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊」を訪れ、合同練習をさせてもらう。キングス・カレッジ聖歌隊は、1441年にヘンリー6世が創設。メンバーには年少者もいる。ランカスター校の生徒たちは、チャペルで聖歌隊と一緒に「オンブラ・マイ・フ」の指導を受ける。聖歌隊のレベルの高さに最初は圧倒されていた生徒たちも、練習後は「自信がついた」と満足気だ。

ギャラスは、ロイヤル・アルバート・ホールでの合唱にイムランたちのラップグループも参加させたいと考え、もう1曲、「スタンド・バイ・ミー」を選ぶ。さらに若者に人気のヒット曲の「Beautiful Girls」のラップのフレーズを「スタンド・バイ・ミー」に組み込んでアレンジ。こうして授業中にギャレスに叱責されて以来、歌の個人レッスンを拒んでいたイムランと和解し、ラップグループのメンバーもいっしょに合唱団に加わることになった。

その「スタンド・バイ・ミー」のソロパートのオーディションには、25人の少年がエントリー。メンバーの中で最も歌がうまいと一目置かれているトニヤンと、これまでは目立たなかったワーチイが選ばれる。

本番の一週間前、緊急事態が起こる。ソロをつとめるワーチイがのどを痛め、声がほとんど出なくなる。動揺するギャレス。しかし、ワーチイを追い詰めないよう、「落ち着いて。とにかくのどを休めて。」と励ます。

そして本番当日。少年たちの家族も駆けつける中、合計150人もの大合唱団がそれぞれの思いを胸に、夢の舞台ロイヤル・アルバート・ホールで堂々と歌い上げる。



クラシック音楽のチカラ
ギャレス先生の特別授業 
ギャレス・マローン 著

7917.jpg

単行本: 524ページ
出版社: 青土社 (2013/2/25)


内容

イギリスBBCのThe Choirシリーズなどで絶大な人気を博す(日本ではNHK『BS世界のドキュメンタリー』や『地球ドラマチック』で放送)合唱指導者ギャレス・マローンが、どんな音楽嫌いでも説得の果てに自分の懐に取り入れてしまう、テレビでの柔和な語り口そのままに、彼が最も愛する音楽であるクラシックを楽しむための基礎知識や実践を徹底伝授! クラシック音楽への格好の入門書であると同時に、マローンの個人的な経歴や思い出も随所で語られ、ファンにとっても必読の書。カリスマ音楽教師によるクラシック名講義。

【目次】
イントロダクション

Part 1: LISTENING

第1章 クラシック音楽が好きですね――そのはずです!

ディスカヴァリー/自分で思っているよりも実は知っている/パニックにならないで/専門用語/馴染みすぎると軽んじてしまうことも/映画音楽/知っているけれど題名が分からない楽曲/クラシックの大ヒット曲/知っているかもしれないその他の曲――あるいは知らなくても別によい曲

第2章 なぜ、なぜ、どうして?

固定観念の扱い方/クラシック音楽はリッチな人たち向けなの?/「調【キー】」って何?/作曲家って何?/メジャー? マイナー?/オーケストラの楽器編成は誰が決めたの?/クラシック【クラシカル】音楽と古典派【クラシカル】「時代」の音楽……混乱しちゃう/クラシックってことは、ポピュラー音楽じゃないっていうこと?/なぜクラシックの奏者たちは音符を楽譜に書き留めておかないといけないの? 他の音楽家たちはしないのに/モーツァルトを聴くと頭がもっとよくなるの?/クラシック音楽はどれも宗教的なものなの?/どうすれば音楽を「理解」できるの? 感覚だけの問題ではないの?/どうしてヴァイオリン奏者がオーケストラの「リーダー」なの?/どうしてオーケストラはコンサートの始まりで、オーボエに音を合わせるの?/わざと不快な音を使う作曲家もいるのはなぜ? 音楽は華々しく、美しくあるべきじゃないの?/クラシック音楽に退屈してしまっても大丈夫?(よくするんだけど)/クラシック音楽の作曲家は皆、もう亡くなった白人男性ばかりなの? ――いい論点です/最も偉大な作曲家は誰?/音楽的な天才は生まれつきではなくて、作られるもの?/声は生まれつきではなくて、作られるの?/昔の演奏家たちは今よりも優秀だったの?/どうしてクラシックの音楽家たちは即興演奏しないの?/どうしてオーケストラは(たいてい)黒い服を着ているの?

第3章 どのように聴くか

どのように聴くか/なぜ聴くのか/文脈【コンテキスト】――聴くことと理解すること/録音がダメにした聴き方/どこで聴くか――インターネットとオーディオ・テクノロジー /聴き方が変わると

第4章 音楽とのホットなデート

君を知っていくにつれて、君の全てを知っていく……/音楽と過ごす、ホットなデート/コンサートでの印象的なひと時/曲と曲とをつなぐもの/年を重ねて分かること/これが好き、さあどうしよう?/いくつかのアプローチ/プログラムを読もう/僕にとって不可欠な情報源/体系づけて聴こう/何でもあり――自分のやり方でいこう/リスニング課題/だんだん好きになっていく

第5章 カノンを打ち破る

カノンの周辺、そして外側/シューベルトとその仲間たち/知っておくべき作曲家たち

Part 2: DISCOVERING

第6章 メロディーの秘密

あなたのお気に入りの音楽/メロディーはどんな働きをするか?/メロディーを変化させる――主題の変奏

第7章 ハーモニーの魔力

ハーモニーって何?/ハーモニーについて何を知っておくべき?/和音という階段/緊張と解放/掛留音/ハーモニーの作用――転調/不協和音/無調主義/大きな揺り戻し【バックラッシュ】が始まる――ミニマリズム/ハーモニーと変化

第8章 様式【スタイル】とオーケストラ

スタイルを身に着ける/オーケストラのセクション/歌唱法いろいろ/様々な音楽の時代を理解する――作曲家たちのオーヴァーラップ/識別する方法/真正な演奏

第9章 音楽の構造

時間をかける/10秒ルール/大きな構造においてどう作曲するか/音楽の構造

Part 3: PERFORMING AND SURVIVING

第10章 歌ではなく歌手について

歌うこと/合唱団の内幕/オペラの歌唱法/舞台字幕――ステージ上に映されるネオンの台詞/心を込めて生で歌う――そこにいなくては

第11章 指揮棒を手に――指揮者について

楽譜の進化/手の動きは音楽とどう関わっているのか/調子を合わせる/アマチュア合唱団――「音符を歌えばいいんだ」/作曲家は何を意図したの? 解釈ってどういうこと?/誰がオーケストラのコンサートを設計【プログラム】しているの? /どうして人気のある指揮者と人気のない指揮者がいるの?/指揮のレヴェル/新しい作品と任務――違ったことを試みる

第12章 コンサート攻略法

まずは準備/そんなに難しいことなら、どうして行くの?/当日は正しい方法で/おすすめ情報をどこで入手するか/価格/プロムス――しんどいけれど、満足できる/望ましい席とは/音響/好き嫌いせず、新しいものを味わう/どんな格好をすればいいの?/どんな感想を言えばいいの?/リラックスして楽しもう……いびきをかくならお静かに

コーダ

付録・音楽の「出発点」


ペット葬儀の透明化を 名古屋で動物霊園連合が発足/愛知

ペット葬儀の透明化を 名古屋で動物霊園連合が発足 /愛知
2011年03月09日 中日新聞

 トラブルが後を絶たないペットの葬儀の在り方を考える「日本動物霊園連合」の設立総会が8日、名古屋市南区呼続の長楽寺であった。全国20の業者が加盟。基本的に法的規制がない業界の透明化を図り、安心して利用できる業界整備を目指す。

 霊園連合によると、「きちんとペットを弔いたい」という飼い主のニーズが高まり、ペット葬儀などを扱う業者は年々増えて全国に700ほどある。一方で、霊園が住宅地に開設されて問題になるケースや「高額な料金を請求された」「骨を返してもらえない」などのトラブルも増加。昨年は、動物葬祭業者が埼玉県の山林で死骸を遺棄していたのが見つかり、問題となった。

 総会では、初代理事長に選ばれた長楽寺の久喜清外住職(64)が「国も新年度の動物愛護管理法改正に合わせ、動物取扱業者の登録制導入も検討し始めている。組織としてあらためて供養の大切さを伝えていきたい」とあいさつした。

 ペットの死骸は法律上、廃棄物扱い。霊園連合は今後、動物の火葬、埋葬を制度化する法律の作成を目指すとともに、学校で飼われていた動物に安らぎの場を提供する取り組みを行うことなどを決めた。


・愛玩動物は人間には身近な存在である。そのためにペットロス症状で人間にも大きく影響を与えている。だからペットの葬儀なども真剣に考える必要はあるだろう。

私個人としてはペットは飼っていないので、こうした問題に直面することはない。ただ以前、飼っていた時は、やはり愛着を感じていたことは事実だ。

独り暮らしになった人にとっても、気を遣わずに接することができるものの存在は大きい。



日本動物霊園連合  http://jaca-r.jp/

NHK 地球ドラマチック “永遠の命”は実現できるか!?

NHK 地球ドラマチック “永遠の命”は実現できるか!?
2011年 9月10日 NHK-Eテレ

 健康で長生きしたいというのは、多くの人々の願い。この壮大なテーマに、様々な角度から挑む研究者たちがいます。

 再生医療の最前線では、体の組織を培養し、交換可能な組織や臓器の生産を目指しています。それほど遠くない将来、特殊な樹脂で作った素材や、細胞を取り去った臓器を利用し、その上に患者自身の細胞を培養することで、拒絶反応のない臓器が実現するかもしれません。遺伝子研究の分野では、生き物の寿命を左右する遺伝子の存在が明らかになってきました。研究者たちは、その遺伝子の役割とメカニズムを解き明かそうと取り組んでいます。

 さらに、肉体に死が訪れても、コンピューターネットワークの仮想現実の中で「分身=アバター」として生き続けることで、「永遠の命」を実現させようというユニークな研究も行われています。

 「永遠の命」という人類の果てなき夢に挑む、科学者たちの研究の最前線に迫ります。

原題:CAN WE LIVE FOREVER?
制作:アメリカ(2011年)


・科学ドキュメントなので宗教とは関連しないが、倫理的には将来の大きな課題となるのが生命倫理の分野。この番組では、再生医療や仮想現実での生命などというSF的なことも語る一方で、それが現実味を帯びていくことを感じさせる。

番組では、愛車をメンテナンスしながらギネス記録を達成している男性の取材から始まる。これと同じように人間の身体も、痛んだところだけ取り換えることができれば長生きできるに違いない。細胞の培養は可能な時代だが、それを臓器という複雑な機構までにする様々な取り組みが行われている。

こうしたことは単純な臓器から始まり複雑な臓器へと応用されていくことは流れとして間違いない。また、身体のメンテナンスを支持する特別な遺伝子を持つ人は長寿であることがハワイでの調査で明確になり、それは各地でも実証されているという。

また生身の身体でない仮想現実の世界として、アバターとして自分の分身をコンピューター上に再現し残しておくプロジェクトを伝えた。自分の知識や経験、身体的なパラメーターなどを増やしていくことで自分と同じように考え行動する分身を作成していくという。

番組ナビゲーターは、技術で永遠に生きられる時代となった場合に、地球という資源では人口増加に対応できない。天体観測によって地球型の惑星は近くにない以上は、住めそうな惑星に合わせて人間を改造しないといけないという予想を語っていた。

一番身近に感じたのは、リスの冬眠にヒントを得て、低体温状態にして救急患者の新陳代謝を下げて身体を保持しつつ治療を優先させて元に戻すという試みだ。リスの冬眠時には、呼吸や体温や代謝が大きく下がることで少ないエネルギーで生きることができることが知られている。

実は、こうしたことは人間でも観察されている。ヨガの行者が深い瞑想状態に入ると、同様の状態に陥ることが検査から分かっている。それにより、普通ならば餓死するような過酷な環境にあっても生きながらえる機構が生物に備わっているようだ。

残念ながら冬眠のメカニズムは分からないことが多いというが、それは寒冷期を生き延びるという地球のメカニズムに合わせた生物進化の名残なのかもしれない。

以上、人間にとって長く生きたいという願望を充足させる技術が大きく発展している現状をみてきた。そこで残るのは、そこまでして長生きしたいのかという疑問だろう。

アバターの研究をしている科学者は、テレビドラマ新・スタートレックから着想を得たようだ。私も同じエピソードを見ているが、いろいろなデジタルデータにより分身が生まれるのかは疑問がある。私は私であり、有限であるがゆえに感じることもあるに違いない。

時間の概念を超えたところに生きる本質があるのであり、単に長く生きることが有益な人生であるとは思えない。生まれて死ぬというサイクルが自然な流れなのであり、その間を充実させていくのかという問題に過ぎないのだろう。
↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。